すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
この本を手に取ったきっかけは、実体験に基づく疑問だった。以前勤めていた会社には、国内TOP5に入る偏差値を誇る大学卒男性と、有名コンサル出身の所謂エリート女性の2人がいた。仕事のあらゆる場面で彼らの頭の良さを感じた。僕が数日かけて作った企画や資料の欠点や懸念事項をその場で指摘し、僕がエクセルを使わないとできない複雑な計算をスラスラとやってのける。まさにエリートだ。
だが、有名大学卒のエリート男性は、社内の女性に誰彼構わず個別チャットでセクハラに近いアプローチを行なっていた。コンサル出身女性は、当日の深夜2時のMTGを設定し、出ないなら減給すると部下を脅して裁判沙汰になりかけた。とんでもないパワ -
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購入済み
続編嬉しいです
1巻が穏やかな田舎暮らしの始まりを描いていたのに対し、2巻ではふみちゃんと類さんの関係がさらに深まっていく様子をたっぷり楽しめました。
相変わらずゆったりとした空気感が心地よく、せかされることなく流れていく日常に癒やされます。田舎の風景や人とのつながりも温かく、読んでいるだけで心が落ち着きました。
類さんは今巻でも優しくて包容力たっぷり。ふみちゃんを大切に想う気持ちが伝わってきて、何気ないやり取りにもたくさんキュンとさせられました。二人の距離が縮まり、お互いをより深く理解していく姿がとても尊いです。
また、この作品は日常の中に自然と恋愛やセックスが溶け込んでいるところが魅力だと思います。特別な -
購入済み
日常の中に自然と溶け込む性行為
都会での暮らしに疲れた主人公ふみちゃんが田舎で新しい生活を始めるお話です。
作中には大きな事件が起こるわけではありませんが、ゆったりと時間が流れていて、読んでいるこちらまで肩の力が抜けるような心地よさがあります。自然豊かな風景や穏やかな人間関係に癒やされ、忙しい毎日に疲れたときに読みたくなる作品でした。
お相手の類さんがとにかく素敵です。物腰が柔らかく穏やかな性格で、ふみちゃんを優しく包み込むような姿に何度もキュンとしました。
また、二人の距離が少しずつ縮まっていく様子や、日常の延長線上に自然と親密な関係が描かれているところも魅力的です。派手さはありませんが、その分じんわりと心に染みる作品でし -
Posted by ブクログ
ネタバレおすすめされて購入。
旅行のお供を探していたところ、こちらを購入したが、旅行先も本の舞台も仙台だったので当日の道中驚きながら読み進めることになった。
伊坂幸太郎の本を読むのは3冊目で、
過去に読んだ2冊は自分には合わず、次に読む予定もなかったがせっかく勧められたからと思い購入。
結果、本当に最高傑作だと思った。本屋大賞も納得。
色んな人物や過去未来を行き来する視点に全ての伏線と回収。余韻が抜けないまま感想を書いているけど、過去最高レベルに好きな本になった。
次はどうなるの?その次は?というふうに先が気になってページを捲る手が止まらなかった。
映画などではおさまらないような想像や表現、全てが -
Posted by ブクログ
ようやく第2巻を読むことが出来た。
危うく話を忘れるところだった。
でも、ひとたび読み始めれば、あっという間に話の世界に戻って来れた。
そして、物語が急速に動き出した。
1冊目よりも息を呑む鬼気迫る戦いに手に汗握り、躍動感のある展開に心が躍り、時折り挟まれる人情に少しほっとして、そしてまた激しい戦いへと移っていく。
この展開以上のことがこの先にあると思うと楽しみでしょうがない。
今巻の終わりは、ドラマとほぼ同じところで終わっていたが、そこまでの展開は大きく異なっていた。
どちらが良いも悪いもないけど、結構違うことに小説後発の自分としてはびっくりした。
結構力を入れて、お金もかけて作ってい -
ネタバレ 購入済み
BLだからこそ描ける心理描写
事故によって下半身不随となった主人公と、その恋人の姿を描いた作品です。
物語の中には安楽死をほのめかすような場面もあり、生きることや支え合うことについて深く考えさせられました。突然当たり前の日常を失ってしまった二人の葛藤や、それでも相手を想い続ける気持ちが丁寧に描かれていて、BLだからこそ描ける繊細な心理描写に、胸が締め付けられます。
絵柄は好みが分かれるかもしれませんが、個人的には作品の雰囲気によく合っていてとても好きでした。切なく苦しい場面も多いのに、不思議と温かさや尊さも感じられます。
読み終えたあともしばらく余韻が残る、心に染み渡る作品でした。出会えてよかったと思える一冊です。 -