風野真知雄のレビュー一覧

  • 月に願いを 姫は、三十一 7

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    ネタバレ

    岩野⁇? おまえ誰だー⁈ 的な。
    最初にチラッと出てたのかも知れないけど
    見開きの人物紹介に出てない人を持ってこられるのは
    後出しジャンケンのような感じがして釈然としないぞ。
    最終的にはやっぱオトナの男は頼れるぜってところに落ち着いたのかな。
    なんだかんだで岩野もいい奴だし男前だからいいけどさ。

    累々と屍体が転がってたという猟奇的な展開も
    オチは只々物哀しいという辺りが
    このシリーズらしくてよかったなぁと。
    チャーリー・チャンの正体に関しては
    筋肉野郎と薩摩屋は関わってるとは薄々思ってたけど
    まさかひとりじゃないとは思わなかったので吃驚。
    つか秋月までとは…。
    静湖と多歌子の口撃で丸く収まっ

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    2014年12月21日
  • 幽霊の町 妻は、くノ一 蛇之巻2

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    まさかの鴈二郎登場

    まさかまさかの鴈二郎登場です。しかも容姿が変わっていないとか。
    果たしてこの先織江と彦馬は鴈二郎と戦う事になるのでしょうか。

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    2014年12月17日
  • 大名やくざ

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    やくざが大名に!!というツカミはばっちりな設定(笑)
    やくざに育てれられたが武士でもあるという変わり種の主人公が、やくざの世と武士の世を渡り歩いていくのだが、周囲との軋轢もなんのその、我が道を貫いていくのが爽快だった。
    喧嘩っ早くて乱暴者の面もあるが、情に厚いのが主人公の魅力。周囲の人物たちも個性的な面々で、中でも一押しなのは主人公のお母さんである(笑)

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    2014年12月02日
  • 耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件

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    根岸肥前守シリーズ。
    馬喰町の七不思議。
    なんだか終わりにむかい始めた感あり。
    終わりがないシリーズがあってもいい!
    終わらないで‼︎

    0
    2014年11月10日
  • 耳袋秘帖 浅草妖刀殺人事件

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    妖談シリーズに比べると、殺人事件の凄惨さと、それを行う人間の業と、行わざる得なかった理由が明かされた時のなんとも言えない切なさが際立っている。

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    2014年11月01日
  • 耳袋秘帖 八丁堀同心殺人事件

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    坂巻と栗田の真逆コンビがいい味出している。好いた女を忘れられない坂巻がイケメンで自分よりモテるので嫉妬丸出しな栗田、自分の好きな根岸奉行の女中・雪乃が坂巻の事が好きなんじゃないかと勘ぐって「同心殺しの疑いを持つなら俺じゃなく坂巻にしろ」とか、この辺りの下りが人間っぽくて思わず笑える。が、奉行のボディガードとしてかなり優秀な二人。巻数が増すごとに二人の「相棒」としての信頼関係が増していくのかな、とか、そういう楽しみもあるこのシリーズ、やっぱ面白い。

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    2014年09月05日
  • 姫は、三十一

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    なかなかのもの

    くの一の続きで読んだけだ面白い。

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    2014年07月23日
  • 耳袋秘帖 妖談うつろ舟

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    読み終わってしまった…殺人事件の方も読んでしまうか。物語を紡ぐと言う意味で、風野さんの文章の純粋なファンになってしまった。

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    2014年07月03日
  • 運命のひと 姫は、三十一 6

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    ネタバレ

    おいおいおい岡田?!
    …まさかそう来るとは。
    黒尻さんとか田所さんとか他のみんなはともかくとして
    岡田だけは違うと思ってたのに。
    きっと続刊で多歌子と破談になって松浦家へ帰ってくるんだ。
    そうだ。そうにちがいない(号泣)。
    つーか岡田じゃないと納得しない読者が結構いるんじゃないか?!
    少なくともここにひとりσ( ̄∇ ̄;)

    ちょっと冷静に考えてみるに
    静湖と岡田の関係性を脳内で勝手に
    オスカル様とアンドレに変換していたみたいだ。
    アンドレがオスカルを放っぽって他の女に行くわけがない
    てなことを思ってるから納得いかないんだろうなーなんて。

    降って湧いたような長屋の入れ替わりが
    実は前作の事件と

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    2014年07月01日
  • 耳袋秘帖 馬喰町妖獣殺人事件

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    ネタバレ

    七不思議というのは往々にして眉唾なんだな。
    犯罪の隠れ蓑にするってのはなかなか考えたな。

    ここ数冊、新しく出てくる岡っ引きや十手持ちに
    変な奴がたくさんいて面白い。
    今回の化粧する岡っ引きにも驚いた。
    そして栗田に子供が生まれてからか
    栗田が事情を聴くときの口調やら坂巻との掛け合いやらが
    漫才じみてるというか、たまにさまぁ~ず三村さんみたいになってたりして
    それもまた面白い。

    今回の事件は解決したようでいて
    まだ全容は解明していない感じがする。
    次巻に引きずるような曖昧な終わり方が新鮮。
    次の巻では全部が明らかになるのだろうか。
    そんな中でも
    為治の娘、おたえが根岸に言ったひとことが
    ほっ

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    2014年06月29日
  • 耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件

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    ネタバレ

    今度は陰間ときましたよ。
    『姫は、三十一』のトリオといい、
    今も昔もおかまさんていうのはいいキャラなんですかねぇ。
    『くじら』こと伊予次も
    体格とか坂巻じゃなくて栗田が好みなところとか
    いろいろといいキャラだったな。
    まさかあんな消され方をするとは…残念だ。

    というか
    児島隼人と若松頼母の関係もなんだかBLチック(爆)。
    甘味屋で児島と若松の様子をあっけらかんと語る娘たちも
    今どきの腐女子な感じで微笑ましい(?)。

    結末が先代の怨念とその仇討ちだったりするのが薄ら寒かった。
    今で言うとあれですか? 官僚の腐敗ってヤツ???

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    2014年06月29日
  • 耳袋秘帖 木場豪商殺人事件

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    ネタバレ

    双子話。
    江戸の頃、双子は(特に商家では)忌み嫌われていたというのが判る話だった。
    宮部みゆきさんの三島屋変調百物語にあった双子の話を
    チラッと思い出したりして。
    あっちの話は女の子だったけど。

    双子に加えて手妻の話。
    あんなからくり屋敷がホントにあるなら見てみたかった。
    でもって今度は手妻師にモテモテな坂巻(笑)。
    前巻からいきなりモテだしたのに自覚なしなのと
    やっぱりおゆうさんを忘れられないところが坂巻のいいところかも。
    違ったところでは椀田の嫉妬深さが判るエピソードが面白かった。

    そして栗田の元にも双子が降臨。
    …今後のデレデレ親バカ振りが楽しみである(笑)。

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    2014年06月29日
  • 耳袋秘帖 日本橋時の鐘殺人事件

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    ネタバレ

    日本橋本石町といえば、今の日銀本店のあたりだろうか。

    これもまた逆恨みに端を発する悲しい事件だったなぁと。
    殺る側も殺られる側もそれ相応の事情があるのがまた悲しい。

    この辺りから坂巻、栗田に加えて
    妖談シリーズの椀田と宮尾もがっちり絡むようになってきた。
    そしてここへきて坂巻がモテキャラになりつつあるのが
    なんだか可笑しいというかなんというか。
    今までの経緯を知っている読者の立場からすると
    栗田が大笑いするのも判る気がする。

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    2014年06月29日
  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

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    ネタバレ

    町方とお船手組との対立構造
    佃島の漁師たちとお船手組の対立構造
    …なんか『相棒』を見てるみたいだ。

    事件の根幹にあるものは悲しい現実だった。
    冒頭のお英と仙太のやり取りが哀しさを倍増させる。
    途中で入るふんどしの話や薬の話で和ませつつも
    それらが最終的に全部繋がってくるのが
    すごいなぁただの横槍じゃないんだなぁと感動することしきり。
    結末は概ねめでたしめでたしだったけど
    お船手組の若手が言った
    『ここに宮原がいたらよかったのにな』という言葉がなんとも切なかった。

    切ないと言えば坂巻とおゆうさんの行く末も切ないことになっている。
    おゆうさんの誤解の仕方がありがちというか王道過ぎるというか(爆

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    2014年06月29日
  • 耳袋秘帖 王子狐火殺人事件

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    ネタバレ

    時代は江戸なのに、内容は現代的なんだよな。

    いじめの問題に重なる部分があったり
    秋葉原の通り魔に近い感覚の事件展開だったり。
    『人を殺してみたいから殺す』という感覚は
    当時からあったのかなぁとかつらつら考えるに
    そういえば江戸中期というのも戦いとは無縁の平和な
    キツイ言い方をすると平和ボケした時代だったんだ
    ということに思い至った。
    こういう時代だからこういう短絡的な行動を起こす輩や
    憲法の解釈を捻じ曲げてまで戦争をしたがる統治者が出現するんだな
    なんて思ったり思わなかったり(爆)。

    姫の感覚の薄ら寒さと置かれた境遇の哀れさにようやく慣れた頃
    突然、本当に突然バッサリと話は終わる。
    最後の

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    2014年06月29日
  • 爺いとひよこの捕物帳 七十七の傷

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    やっぱりカゼマチワールドはよいですね!

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    2014年06月26日
  • 町の灯り 女だてら 麻布わけあり酒場10

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    第十弾
    小鈴たちと鳥居との決戦、遠山北町奉行を巻き込んで、水野老中も含めすくみ合いに
    小鈴たちのわけあり酒場も日常を取り戻す?

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    2014年06月11日
  • 星の河 女だてら 麻布わけあり酒場9

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    第九弾
    物語はいよいよ佳境に、日之助を助ける策略を中心に展開、しかし最後は星川が凶刃に
    終章に向けて物語が進む

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    2014年06月11日
  • 耳袋秘帖 妖談へらへら月

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    風野さんの文章、全く小難しく書いてないのに、なんだろう、このダイレクトに頭に入ってくる感じ。最小限の言葉で情景を伝えてしまうと言うか。「妖談」と言うだけあって不気味さとか怖さは無論元からあるわけだが、冊数重ねるに従って怪談聞いてる怖さが来る。物凄く文章の上手い人だと思う。キャラの立て方もしつこくないのに、すーっと頭に入る。
    闇の者の存在が透けて見え始めた「へらへら月」、椀田、宮尾、根岸奉行を守り切ってくれよ!!

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    2014年06月08日
  • 大統領の首 妻は、くノ一 蛇之巻3

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    ネタバレ

    リンカーン暗殺計画に絡む織江の宿敵 鬼藤蛇文と蛇文の息子ながら雁二郎の甥で顔や容姿が雁二郎にそっくりな美文との対決がメインで壮絶な戦いになりましたが、最終的には織江と彦馬の活躍で無事リンカーン暗殺を阻止した英雄となるという展開で面白かったです!
    それにしても雁二郎が寝返ったのか?というのはそうではなく安心しましたが、寝返りの寝返りみたいな展開でも面白かったと思います!これでこのシリーズも完結でしょうかね?

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    2014年06月04日