風野真知雄のレビュー一覧

  • 大名やくざ

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    面白かったです。
    虎之助は旗本の時期当主なのですが、母の実家は任侠一家。虎之助本人も武士よりやくざの方が性に合っているようです。そんな虎之助が火事の一件から藩主の跡目騒動に首をつっこみ、強引に跡取りの座に収まるという痛快な話でした。

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    2019年09月23日
  • 恋は愚かと 姫は、三十一 2

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    ネタバレ

    だったら恋の先を目指すしかないわね。
    .--
    じゃあ手掛かりなる言葉をいくつか教えてあげるね

    まず、意志の力

    慈悲

    そして、運命。

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    だって、恋は愚かなんでしょ?
    そうよ。でも、そこから始まるものもあるのよね。

    何が始まるのだろう

    恋は愚かと言うけれど、、、、

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    各巻をつなぐ、骨太のストーリー。

    各巻にある謎解き。まさか、忠臣蔵を題材に、ここまで発想を飛ばせられるとは^_^

    そして何気ない登場人物の会話から溢れる、作者の人生観や哲学。

    大好きな世界が本の中にある。
    妻はくノ一で味わえた世界がまたここに!



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    2019年09月10日
  • 姫は、三十一

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    妻はくノ一 のスピンオフ作品。
    懐かしの登場人物や、その名残を感じつつ、姫の内面も深掘りされて行き、また違った味わいを楽しめる。
    数多の恋の矢印を受ける姫、これから真実の恋に出会えるのか?!

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    2019年09月07日
  • 極道大名3 虎之助最後の日

    Tod

    購入済み

    極道大名3

    一連の大名やくざシリーズの最終巻だと思うが、もっとその後が読みたくなります。史実をちょっとだけ挟んであとは荒唐無稽ですが、楽しいひと時が送れる読み物になっています。但し久留米出身者にとっては実際の則維がどんな方かもう少し実態が知りたいと思いました。

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    2019年08月13日
  • 沙羅沙羅越え

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    2019.8.7完了
    久しぶりに読み易く、テンポよく、分かりやすい書き方に出会う。仕事してるのに2日で読んでしまった。
    佐々成政のイメージはどうしても偏屈になりがち。信長の野望と裏切り、一揆の影響かもしれないけど。
    ここの佐々は人間臭く、とても共感がもてた。
    実際こういう領主は多かったんだろうが、時代の結果、異なる印象を抱かせることもおおいんだろう。
    なによりこの作家も最後に創作ですと括っているからなにが本当かなど分かり得ませんが。

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    2019年08月08日
  • 百鬼斬り 四十郎化け物始末 2

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    四十半ばの浪人、四十郎さんをつけているカラスが3匹から
    匹に増えた。

    死期が近いと信じて一生懸命「今」を生きるのも悪くないように思いました。

    まぁ、相変わらずライト・ノベルで頭には残らないけれど、楽しく読ませてもらいました。

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    2019年05月11日
  • 妖かし斬り 四十郎化け物始末 1

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    キャラクター設定と伏線がうまく次を読ませる作者さんの妖怪をネタに人間が人間をだまそうとする江戸時代のお話第一弾。

    ネタと設定は作者さんの定番なので、安心して内容はすぐ忘れそうだけど楽しい読書時間をいただきました。
    この作者さんの本を読むと、人間っていいなぁ、ダメな人間でも仕方ないなぁ…って思えるから不思議です(笑)

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    2019年05月11日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    ネタバレ

    ヤキモキしながら読んだ最終巻。
    最後の最後までハラハラしましたが、彦馬と織江が無事に会えて良かったです。

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    2019年03月08日
  • 完本 妻は、くノ一(二) 身も心も/風の囁き

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    風野真知雄はどれを読んでも楽し胃が、これはドラマ化もしてるらしい。見てないけど、上手で運動神経も良いアクションができる、そしてちょっぴり色っぽい女優さんにお願いしたい。主人公二人のキャラクターもついつい応援したくなる!

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    2018年12月07日
  • 未練坂の雪 女だてら 麻布わけあり酒場2

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    ネタバレ

    星川・源蔵・日之助・小鈴、それぞれ訳ありの4人が小鈴の母の居酒屋を再建、営みながら周りで起きる事件を解決する。柱としては小鈴の母おこうが殺された事件と源蔵が狙われている事件となって行くんだろうか。1巻を読んでないからよく解らない。

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    2018年11月02日
  • 耳袋秘帖 白金南蛮娘殺人事件

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    最新版、若娘が次々と失踪。
    外国の娘と日本の娘が抜け荷として取引されてるという。
    根岸ら一行は探索先で目付の若者愛坂桃太郎と、朝比奈留三郎に出会う。
    ご存知、わるじい捕物シリーズのあの桃太郎。

    耳袋を元にしたこのシリーズの面白さが全開。
    次回が早楽しみ!

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    2018年11月02日
  • 大名やくざ7 女が怒れば虎の牙

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    参勤交代で久留米藩に滞在させていた虎之助の影武者こと、影之助が暗殺された。
    虎之助の思う通りにはいかないけれど、ピンチはチャンスとばかりに悪知恵を働かせて切り抜けていく。
    次が最終巻。
    虎之助はどんなふうに、これから進んでいくのだろうか。

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    2018年10月28日
  • 大名やくざ4 飛んで火に入る悪い奴

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    あんまり難しいことを考えなくても読める。
    逆を返すと、次の巻まで時間を置くと内容を忘れてしまうかもしれない軽い感じ。

    母親でありながら丑蔵一家の親分、辰のピンチ。
    虎之助はどうやって救い出すのかな。

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    2018年10月10日
  • 耳袋秘帖 銀座恋一筋殺人事件

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    ネタバレ

    耳袋秘帖シリーズは、できれば順序よく読みたいところだが、順序が違っても十分に満喫できるシリーズ。

    今回は大阪から出てきた大泥棒、暁星右衛門の捕縛。
    前巻から引き続き、この大泥棒を捕まえようと探索を続ける根岸一派。根岸を可愛がる元老中松平定信をも、貶めようと次々と魔の手を伸ばす。

    中世の頃から東西にかかわらず海の中には驚くような大きな怪物が潜んでいると言われて伝説のようになっていた。
    だが現在、それは見間違いでも想像でもなく確かに、深海に住む想像を超えた生物が、偶然漁船の網にひっかかったり、捕獲されたり、死体が漂流したりと目撃されていたことが証明されている。
    ただの偶像でも幻覚でもなかったの

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    2018年10月05日
  • 神奥の山 大江戸定年組7

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    ネタバレ

    現在のところの最終巻。
    まだまだ終わってほしく無いシリーズ。

    江戸情緒もふんだんに、サスペンス要素も盛り込みながら、人情劇は外さない。

    何と言っても、人物表現がいい!
    なんども読みたい本、シリーズはなかなか無い!

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    2018年09月30日
  • 善鬼の面 大江戸定年組6

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    ネタバレ

    新興宗教「げむげむ」探索のために深くまで潜入していた浅草の鮫蔵が行方を消してしばらく経つ。以前姿が見えない。

    そんな時若旦那が能面をつけて外さなくて、、、と父親から相談が。食事の時はずらして食べるので、垣間見得た顔の一部は息子に間違い無いのだが、、、と。

    げむげむの集団は拡大の一途、すでに千人規模の集団となりつつある。

    俳句の師匠もあるとき「げむげむ」とつぶやいていた。

    夏木のリハビリも順調に。
    藤村は気になっていた俳句の師匠と息子が付き合いだす。
    香道の師匠をする藤村の妻が書き置きして蒸発。

    いつの世も、家庭の揉め事は似たもののようで。
    新興宗教と幕府転覆を画策する集団、材木の高騰

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    2018年09月30日
  • 金狐の首 大江戸定年組5

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    ネタバレ

    夏木の一時は家庭内暴力も起こり、荒れた時期を過ごした息子、洋蔵は趣味の骨董が高じて、初秋亭3人の事件探索の協力をするうちに、骨董を生業とする自信を得た。

    七福神左衛門の子供も生まれた。
    息子鯉右衛門の妻おちさは、立ち直った鯉右衛門を置いて出て行った。

    大奥から宿下がりした女菊代から依頼が。
    隣の住人がたった4つの嫌いなことをして、たまらない気分になっていると言う。たまたまなのか、嫌がらせなのか。嫌がらせなら、それは何故?

    調べをする3人。

    夏木の実兄黒川団之氶から依頼が。
    身に覚えがない女郎から誘いがきて困ると言う。
    しかも黒川の印ろうや文をもってくるのだ。
    そこにはうらが。

    そして

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    2018年09月30日
  • 下郎の月 大江戸定年組4

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    ネタバレ

    七福仁左衛門の倅鯉右衛門。
    詐欺に引っかかり損失を補おうと、賭けに出た商売が失敗し、店を失う。失意の鯉右衛門は酒に逃げる日々。
    女郎上がりの愛妻おちさはハッパをかけるが喧嘩になる始末。

    そんな折キンタマを狙う下段の剣ばかり修行し強くなった八百屋が話題になる。
    どうも八百屋は口汚く叱責を受け金タマを蹴り上げられたことを恨みに仇をうとうとしてるらしい。
    だが相手の剣はたち、、、、。

    仁左衛門の友人の店主から依頼が。
    根付を強引に買おうと迫る男がいるらしい。

    根負けして貸すことになるが、泥棒に入られたと。
    実は、それは嘘で、根付を欲しいがための狂言だった。
    その嘘を見破ろうと。。。

    半身不随

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    2018年09月30日
  • 起死の矢 大江戸定年組3

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    ネタバレ

    若い売れっ子芸者小力と喧嘩別れして、ふさぎこんでいた夏木は、酒やタバコ、ストレスが祟ったか、今で言うところの脳出血に見舞われる。

    仲間の知人で、蘭方医の寿庵が誠実な治療をし、本人の努力もあって、半身不随ながら意識を回復。

    気持ちが落ち込んだり、仲間が励ましたり。
    一時は自死を覚悟した夏木だったが、妻の愛情にも触れ、夫婦は前以上に絆が深くなる。

    体は不自由だが、心は平穏になってゆく夏木。
    寿庵に課せられたリハビリにも素直に向かう。

    闘病も中高年には、気になる話題。
    現代でも共感するようなエピソードを江戸時代の資料と照らし合わせグイグイ引き込むストーリー展開はさすが。

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    2018年09月30日
  • 菩薩の船 大江戸定年組2

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    ネタバレ

    七福仁左衛門の30も違う後妻おさとが妊娠したらしい。
    商売を通じての知人の妻から3人の隠れ家『初秋亭』に相談事が持ち込まれた。
    今まで、浮ついた遊びをやらなかった大店の主人がいそいそと夜繰り出すらしい。しかも帰ってくると満ち足りた顔になっている。妾でも作ったのだろうか?探索を、、との願いだった。

    3人の探索が始まる。
    その旦那衆の他にもどうやら旗本やら大藩の藩士が参加してるらしい。

    船を使うらしいとだんだん操作が狭まった。

    すると、そこでは大の大人がオムツをし、粗相をしたりおっぱいを飲んだりと赤ちゃんごっこをしてるらしい。

    忙しく神経する減らしてる身分や立場、旦那衆はそこでストレスを発

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    2018年09月30日