風野真知雄のレビュー一覧
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ネタバレだったら恋の先を目指すしかないわね。
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じゃあ手掛かりなる言葉をいくつか教えてあげるね
まず、意志の力
慈悲
そして、運命。
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だって、恋は愚かなんでしょ?
そうよ。でも、そこから始まるものもあるのよね。
何が始まるのだろう
恋は愚かと言うけれど、、、、
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各巻をつなぐ、骨太のストーリー。
各巻にある謎解き。まさか、忠臣蔵を題材に、ここまで発想を飛ばせられるとは^_^
そして何気ない登場人物の会話から溢れる、作者の人生観や哲学。
大好きな世界が本の中にある。
妻はくノ一で味わえた世界がまたここに!
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購入済み
極道大名3
一連の大名やくざシリーズの最終巻だと思うが、もっとその後が読みたくなります。史実をちょっとだけ挟んであとは荒唐無稽ですが、楽しいひと時が送れる読み物になっています。但し久留米出身者にとっては実際の則維がどんな方かもう少し実態が知りたいと思いました。
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ネタバレ耳袋秘帖シリーズは、できれば順序よく読みたいところだが、順序が違っても十分に満喫できるシリーズ。
今回は大阪から出てきた大泥棒、暁星右衛門の捕縛。
前巻から引き続き、この大泥棒を捕まえようと探索を続ける根岸一派。根岸を可愛がる元老中松平定信をも、貶めようと次々と魔の手を伸ばす。
中世の頃から東西にかかわらず海の中には驚くような大きな怪物が潜んでいると言われて伝説のようになっていた。
だが現在、それは見間違いでも想像でもなく確かに、深海に住む想像を超えた生物が、偶然漁船の網にひっかかったり、捕獲されたり、死体が漂流したりと目撃されていたことが証明されている。
ただの偶像でも幻覚でもなかったの -
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ネタバレ新興宗教「げむげむ」探索のために深くまで潜入していた浅草の鮫蔵が行方を消してしばらく経つ。以前姿が見えない。
そんな時若旦那が能面をつけて外さなくて、、、と父親から相談が。食事の時はずらして食べるので、垣間見得た顔の一部は息子に間違い無いのだが、、、と。
げむげむの集団は拡大の一途、すでに千人規模の集団となりつつある。
俳句の師匠もあるとき「げむげむ」とつぶやいていた。
夏木のリハビリも順調に。
藤村は気になっていた俳句の師匠と息子が付き合いだす。
香道の師匠をする藤村の妻が書き置きして蒸発。
いつの世も、家庭の揉め事は似たもののようで。
新興宗教と幕府転覆を画策する集団、材木の高騰 -
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ネタバレ夏木の一時は家庭内暴力も起こり、荒れた時期を過ごした息子、洋蔵は趣味の骨董が高じて、初秋亭3人の事件探索の協力をするうちに、骨董を生業とする自信を得た。
七福神左衛門の子供も生まれた。
息子鯉右衛門の妻おちさは、立ち直った鯉右衛門を置いて出て行った。
大奥から宿下がりした女菊代から依頼が。
隣の住人がたった4つの嫌いなことをして、たまらない気分になっていると言う。たまたまなのか、嫌がらせなのか。嫌がらせなら、それは何故?
調べをする3人。
夏木の実兄黒川団之氶から依頼が。
身に覚えがない女郎から誘いがきて困ると言う。
しかも黒川の印ろうや文をもってくるのだ。
そこにはうらが。
そして -
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ネタバレ七福仁左衛門の倅鯉右衛門。
詐欺に引っかかり損失を補おうと、賭けに出た商売が失敗し、店を失う。失意の鯉右衛門は酒に逃げる日々。
女郎上がりの愛妻おちさはハッパをかけるが喧嘩になる始末。
そんな折キンタマを狙う下段の剣ばかり修行し強くなった八百屋が話題になる。
どうも八百屋は口汚く叱責を受け金タマを蹴り上げられたことを恨みに仇をうとうとしてるらしい。
だが相手の剣はたち、、、、。
仁左衛門の友人の店主から依頼が。
根付を強引に買おうと迫る男がいるらしい。
根負けして貸すことになるが、泥棒に入られたと。
実は、それは嘘で、根付を欲しいがための狂言だった。
その嘘を見破ろうと。。。
半身不随 -
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ネタバレ若い売れっ子芸者小力と喧嘩別れして、ふさぎこんでいた夏木は、酒やタバコ、ストレスが祟ったか、今で言うところの脳出血に見舞われる。
仲間の知人で、蘭方医の寿庵が誠実な治療をし、本人の努力もあって、半身不随ながら意識を回復。
気持ちが落ち込んだり、仲間が励ましたり。
一時は自死を覚悟した夏木だったが、妻の愛情にも触れ、夫婦は前以上に絆が深くなる。
体は不自由だが、心は平穏になってゆく夏木。
寿庵に課せられたリハビリにも素直に向かう。
闘病も中高年には、気になる話題。
現代でも共感するようなエピソードを江戸時代の資料と照らし合わせグイグイ引き込むストーリー展開はさすが。 -
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ネタバレ七福仁左衛門の30も違う後妻おさとが妊娠したらしい。
商売を通じての知人の妻から3人の隠れ家『初秋亭』に相談事が持ち込まれた。
今まで、浮ついた遊びをやらなかった大店の主人がいそいそと夜繰り出すらしい。しかも帰ってくると満ち足りた顔になっている。妾でも作ったのだろうか?探索を、、との願いだった。
3人の探索が始まる。
その旦那衆の他にもどうやら旗本やら大藩の藩士が参加してるらしい。
船を使うらしいとだんだん操作が狭まった。
すると、そこでは大の大人がオムツをし、粗相をしたりおっぱいを飲んだりと赤ちゃんごっこをしてるらしい。
忙しく神経する減らしてる身分や立場、旦那衆はそこでストレスを発