風野真知雄のレビュー一覧

  • 菩薩の船 大江戸定年組2

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    ネタバレ

    大江戸定年組2巻、町方同心、旗本、商人と隠居した旧友三人組が景色の良い隠れ家初秋亭を拠点に江戸市中の厄介事に首を突っ込んでいった。「森の女」深川のはずれの森に裸の女が現われる、という奇妙な事件を追いかけることになったのだが…。表題作「菩薩の船」薬種問屋・札差の家内二人の依頼が、夫達の秘密の行動を探るということだったが、探ると人気戯作者・○に十の字の家紋・西国きっての雄藩が絡み逃げ腰になり退散したのだが、全く恐れない札差の妻に押し切られ…。深川中の人から嫌われている岡っ引きの鮫蔵の助言を得て…。終盤、妾にふられ自暴自棄になった旗本・夏木が倒れてドッキリの展開。

    0
    2014年06月01日
  • 初秋の剣 大江戸定年組1

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    ネタバレ

    大江戸定年組1巻、町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本夏木忠継、町人の七福仁佐衛門。それぞれ身分の違う3人だが、同じ町内の幼馴染で水練をきっかけに仲良くなり、時を得てある事件で再び逢うようになった。職を退き家督を倅に譲ったあと、さてこれからどう生きるかと思案。三人の願いは、いい景色の中で暮らすこと。手頃な隠れ家「初秋亭」を根城に、江戸市中の厄介事解決に乗り出した。中年が主人公の「女だてら麻布わけあり酒場」と似たような滑り出し。隠れ家の隣に火事で焼き出された番屋が引越ししてきて、先行き面白そう。

    0
    2014年05月31日
  • 耳袋秘帖 妖談うしろ猫

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    変わったものが好物な元ワルなお奉行の根岸、彼の手足となって動く部下二人、イケメンなのにブス専と言う曲者な宮尾、約182センチの腕力自慢で体育会系な椀田、3人のチームワークの小気味よさと、ユーモア探偵の体の中に漂う妖しい事件簿、文句なしに面白い!!ユーモアの中に漂う不気味さ・怖さが引き立っていて、エンターティメントと言う意味合いで凄くよく出来ている!!(上から言ってる訳ではない)時代小説なんて普段滅多に読まないけど、非常に読みやすい。謎が幾つも散りばめられていて、それが明らかになった時の爽快感、清涼感。猫好きにもタマラン!猫のうしろうが何故人間に後ろ姿しか見せなかったのか、と言う部分が明かされた

    0
    2014年03月20日
  • 女だてら 麻布わけあり酒場

    購入済み

    女だてらを読んで

    初めて 武士の時代の小説を読みました
    どんどん引き込まれて あっという間に読み
    終わってしまいました!
    また 読みたいです!

    1
    2014年02月06日
  • 耳袋秘帖 日本橋時の鐘殺人事件

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    大耳(根岸奉行)には全てオミトオシ
    さまざまな事象が収まるところに収まって見えるから
    事件に謎なんて感じないのかな?

    0
    2013年09月06日
  • 耳袋秘帖 木場豪商殺人事件

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    いろいろな仕掛けをした耳袋シリーズ
    何でもオミトオシの根岸奉行
    アチ子と裏の付き合いの多い根岸奉行
    取り巻きも変人が多く妙なこだわりで
    話が右往左往しているようで、最後は
    一つの謎を解くとすべてが解明される
    ・・・侮れない作品です

    0
    2013年08月29日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    ネタバレ

    ついに来てしまった最終巻。
    終わってしまうのが勿体無いような心持ち。

    彦馬が江戸を離れてしまったし、手習いの子供たちも居ないので
    ほぼ全編が本筋をなぞる展開。
    その中にひとつだけ出てくる謎解きに関わって
    懐かしの金蔵銀蔵が出てくるところはサービス精神か。
    暫く平戸に行っていた雁二郎の再登場シーンもらしくて笑った。
    この後の怒涛の展開を考えると気を抜けるのはここまでだが。

    鳥居耀蔵が途中で放ったらかしにした四天王との最後の死闘は
    息も切らせぬ展開だった。
    流石の雁二郎にも大ピンチが訪れるのと
    最後の最後に川村真一郎が取った行動には吃驚だった。
    考えてみれば、このシリーズは最後の最後まで
    そう

    0
    2013年08月14日
  • 水の城――いまだ落城せず

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    のぼうの城と読み比べてみてねw

    0
    2013年08月12日
  • 神奥の山 大江戸定年組7

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    しばらく風野漬けになりますw

    0
    2013年08月12日
  • 初秋の剣 大江戸定年組1

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    「妻はくノ一」より数層倍よろしい。

    1
    2013年08月12日
  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

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    安定の根岸奉行(赤鬼)
    今回は古からの大きな仕組みに気がつく
    逆算して物事が見えれば推理も的確
    ましてや「大耳」だから数多の情報が
    集まるしね
    おや?男女関係にも動きが・・・

    0
    2013年08月09日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    ☆5の理由は再会記念。
    内容としては総まとめであるから面白味は薄れていて☆3か4だけれど…二人のこれまでを想っての☆5つ。
    静山、雁二郎、お蝶、川村様…さまざまな運命があったけれど、最後まで全てが嫌いなキャラクターはいなかったかな…いや、鳥居殿は最後まで生け簀かなかったか(笑)

    続編も買おう。

    0
    2013年08月07日
  • 姫は、三十一

    購入済み

    いいね

    時代劇なのに、肩肘張らない感じです。
    サクサク読めて、スッキリ読了。

    1
    2013年07月19日
  • 薔薇色の人 姫は、三十一 4

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    このシリーズの続巻が出るのを楽しみにしている。
    静湖のモテ期は、いつまで続くのかな。
    モテ期が終わる時、だれと結ばれるのか、とても楽しみ。

    0
    2013年06月26日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    波の彼方・・・
    果てしなく続くのではなくて、
    その先にある見果てぬ大地・・・
    人生が航海に例えられるのも
    いつか、自分の足で
    大地を踏みしめるためなのだと思う。

    0
    2013年06月23日
  • 国境の南 妻は、くノ一 9

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    子どもたちに残しておきたい言葉・・・
    かっこうをつけなくても
    かざらなくても
    ただ,まっすぐに届けたい・・・

    0
    2013年06月23日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    ついに完結!

    最終巻は謎解き抜きになったけど、まあしゃあないです。

    そうして遂に終結へ。
    こうした話の多くはどうなったのか分からないまま終わってしまうものが多いが、私はこの話のように結末があるのが好きです。

    いやあ、いい話じゃありませんか^_^

    さあ、録っておいたドラマ見ようっと。

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    2013年06月08日
  • いちばん嫌な敵 妻は、くノ一 蛇之巻1

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    相変わらず面白い。好きなシリーズなので、ひいきの引き倒しかもしれないけれど。

    そして、まあ、キテレツな展開。次作が楽しみ。

    0
    2013年05月22日
  • 妻は、くノ一

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    NHKのドラマがいいもので買ったけれど、なかなかいい。いつもは、ドラマより小説だけど、今回は瀧本美織があんまりいいもので、ドラマの勝ち。

    0
    2013年04月24日
  • 月光値千両 妻は、くノ一 5

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    ネタバレ

    織江とにゃん太の酒盛りがいいなぁ。
    会えなくてもいき違っても、どこかでちゃんと繋がっている織江と彦馬。運命の絆の強さなのか。
    母娘の会話と死闘、雅江の思いが胸を打つ。ラストは静かに涙。
    川村の加勢をするはずだった鳥居が、あっさり菩薩に与したシーンには思わず吹き出してしまった。

    0
    2013年01月28日