風野真知雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
中々味わい深く。
今回はこのシリーズの恋とは何か、付き合うとは何かというテーマに光を当てる事件がテーマだ。
人の心の多面性。光と陰。生命の運命である若さと老い。どちらか一方を切り捨てることの異常性を事件として描きだし、人としての生とは異なる要素が同居していて、そして人はすべての要素をさらけ出しておらず、隠し持った存在だと喝破する。
そうした人間を、作者は愛し、そうした人間が付き合う事を優しく肯定する。『男も女もいろんなものが隠れている。つきあうってことは、それをすこしずつみつけていくことに他ならないのだ。だから、面白いのではないか。』
いつも、自分の弱い面やどうしようもない面を知られてはいけ -
購入済み
ついにフィナーレ
くの一の物語もついにフィナーレが訪れました。
儚く散っていく忍者の運命を乗り越え、たどり着い新大陸での戦いにも終止符が打たれます。
何だか一つの人生を見尽くしたような気分になります。
まさに大団円! -
購入済み
江戸末期の浪漫譚
まず、歴史小説としては書き方が現代的であり、非常に読みやすいです。なので若い人でも十分に楽しめます。むしろ若い人向けといえる無いようです。
七夕の織姫と彦星を連想させるような、くノ一の織江と賢い変わり者の彦馬。お互い再会を願いながらも、くノ一という過酷な運命を背負って孤独に戦い続ける織江、それを一途に追い続ける彦馬。ロマンチックでもあり、ドラマチックでもあり、悲劇も喜劇もありの恋物語です。
そこに彦馬の上司でもある松浦静山のスケールの大きな野望が絡んでくるので、壮大な歴史小説ともなっています。
そして実在の人物である松浦静山と彼が実際に記した甲子夜話も、物語の重要な鍵となっており、これらへの -
新刊はええええ!
前作は終始、痛快時代劇てやんでい!のノリで、大変楽しく読ませてもらった。
今作も勢いは衰えず、オモシロさは増している。
愛すべき主人公。最高ですね。 -
待望の新シリーズ
耳袋秘帖シリーズや妻はくの一シリーズの風野先生の新シリーズということで早速購入、早速読破!軽快なタッチで話がどんどん進むので良いですよね~。これ早く続きがよみたいな。