風野真知雄のレビュー一覧

  • 胸の振子 妻は、くノ一 8

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    ネタバレ

    幼い頃からよく知っている相手、ギリギリまでわからない手の内、くノ一同士の意地がぶつかり合う心理戦は今までの暗闘よりも熱く激しい。
    にゃん太の活躍にはニヤリ☆嬉しい読者サービス。
    結局刺客三人とも捕獲命令を守ろうとしてなくて、上司の立場形なしの川村に同情票を入れてしまいそう。

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    2013年04月12日
  • 国境の南 妻は、くノ一 9

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    雁次郎に一喜一憂。気持ちよく騙された~。
    焦らされる二人の再会にウズウズ。お蝶の動きにドキドキ、敵か味方か…。今巻の助っ人は駆けつけてくれて私的に一番嬉しい助っ人だった。

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    2013年01月28日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    ネタバレ

    長い道のりを乗り越えた再会よかった~。迷い苦しんで闘ってきた姿を見てきたから、毅然と名乗る織江の決意を秘めた船上の登場に胸がスッとする。
    雁次郎始めおもしろい登場人物ばかりなので、完結は嬉しくお別れは寂しい。
    脇役一人一人にまで作者の愛着が伝わってくるような良い作品だった。

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    2013年02月23日
  • 別れ船 女だてら 麻布わけあり酒場7

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    お上に追われている人々が、小鈴の店に集まる。北斎も追われているので逃げる算段をつけている時に捻挫。逃げるための車椅子を作りおえいと逃げていく。
    まだまだ続く模様。

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    2013年01月03日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    妻は、くノ一シリーズの最終巻です。
    七夕の日、彦馬くんと織江ちゃんは再会できました。

    後記はなくて良かったと言う人がいるかもしれないけれど、らじはラストにその後の二人が書かれていて良かった。
    苦難の末に再び結ばれて、人生50年を共にした二人が、恋だけではなく名前のない例えて言うなら愛のようなものを感じる日が来るために、この10冊の物語があったんだな…ってお話だったから。
    まさに徳永英明おやびんの最新シングル『名前のないこの愛のために』の世界じゃないか!
    このお話をドラマ化して、おやびんの曲を主題歌にすれば良かったのに!

    ……って思ったら、来年の4月放送スタートで本当にNHKのBSプレミアム

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    2012年12月01日
  • 君微笑めば 姫は、三十一 3

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    1巻は正直それほど面白くなかったが2巻3巻と大変面白いので1巻で挫折せず続きを読んでいただくことをおすすめする

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    2012年08月29日
  • 神奥の山 大江戸定年組7

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    ネタバレ

    「苦しみながら、働きつづけるのだ。安住などというものを求めてはいけない。なぜなら、この世は巡礼なのだから」
    そうだったのか、ほっとした。それなら安心して、苦しみながら働き続けよう!

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    2012年05月07日
  • 下郎の月 大江戸定年組4

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    現代の社会問題を「江戸」というオブラートでやさしく包んで、さらりと問題提起。人生を「真剣に」笑いとばす!

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    2012年05月03日
  • 痩せ神さま

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    ばかばかしいけど笑っちゃうそんな話が10席。風野真知雄さんの大江戸落語百景第二弾。楽しませていただきました。ちょっと疲れていたので元気になりました。

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    2012年04月09日
  • 胸の振子 妻は、くノ一 8

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    第三の刺客は、かつては母雅江と競い合った、天守閣のくノ一“浜路”でも、いままでの敵のように「やっちまえ!」とは思えない、「じゃあね、織江ちゃん」切ない最後でした。 --人生は詐欺みたいなものよね。何かが微妙にずれていく。願ったもの、思っていたものとは違う現実が立ち上がってくる。それを前にして、人は唖然とするしかない。--あたしが望んだものは、こんなものではない・・・・・・。浜路はくノ一に生まれなければ、きっといいお母さんになってこんな事思わずに生きていけたのでしょう。彦馬と織江の距離がぐっと近づいて来ました。続きが待ちきれない!そして、にゃん太強すぎ!雁二郎 以上の大活躍!!さすが、オスの三毛

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    2017年10月16日
  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

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    切れ味抜群という感じでした。いつもより耳袋率が高いような気もしたのは全ページ数が少なめだからでしょうか。
    おたかさんがやっぱりいいな〜。所々、生命というものについて考えてしまうような気がしたのは、最近の世情のせいでしょうか?
    そして、今後の展開がまたまた気になる一冊でした。

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    2011年12月10日
  • 陳平 劉邦の命を六度救った「知謀の将」

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    項羽とその軍師范増を離間させるなど、奇策を用いて劉邦の命を六度も救った軍師陳平。その見事な知謀を余す所なく活写した評伝小説。

    項羽との覇権争いに勝った劉邦の下には、名軍師張良と並び称されるもう一人の「知謀の士」がいた――その名は陳平。
    貧しい家の生まれながら、天下に志を立てようと考えた彼は、初め項羽に仕えていた。しかし、ふとしたことで怒りを買い、誅殺されそうになる。そこで項羽を見限る決意をし、故郷から連れてきた若者とともに劉邦の下へ身を寄せる。劉邦との対面で策略を進言した陳平は、実力を高く評価され、やがてめきめきと頭角を表わすようになる。項羽と軍師の范増を離間させたり、項羽軍に包囲された城か

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    2011年11月29日
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10

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    1~9巻までずっと楽しく読んでたけど、
    最終巻は、最後の最後ですっごく泣きました。
    うちの奥さんと出会ってから33年、
    もう折り返し地点は過ぎてしまったかな。
    あとどれだけ一緒にいられるだろう。
    気持ちはぜんぜん変わってないんだけど。

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    2011年08月25日
  • 筒井順慶 勝機を見ぬいた知将

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    10年以上前のPHP文庫で、増刷もあまり無かったかもですが、私のお気に入りの戦国小説です。 松永久秀の大和侵攻、織田信長の上洛、明智光秀の謀叛まで、大和の一豪族の立場から、しっかりと物語を描いてくださっていて好感が持てます。 ・・・若き日の島左近の活躍が読める、数少ない小説としても貴重・・・かも? 

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    2010年09月23日
  • 美姫の夢 妻は、くノ一 7

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    個人的にはオススメのシリーズです。1巻あたり2時間程度で読めてしまうので、息抜きには丁度良いです。しかし、、、7巻までいってもまだ2人は再会できないですか、、、

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    2010年09月06日
  • 幻の城――大坂夏の陣異聞

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    あっさりやられる十勇士にびっくりw
    「もしも・・・」の創作に゚*。゚(O゚・∀・)ワクワクテカテカ゚。*゚

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    2010年07月01日
  • 幻の城――大坂夏の陣異聞

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    お年を召されてもぼっちゃんと呼ばせてください。
    大好きです、秀家さま!
    がっかりしたり、期待したり、嬉しかったり、
    登場人物に感情移入してしまうくらい衝撃的な展開で惹きつけられます^^
    講義中に我慢できずに読破だもんな(笑)

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    2011年05月21日
  • 幻の城――大坂夏の陣異聞

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    ついさっきまで戯れていた鳥を焼き鳥にしてしまう坊ちゃんとか、笑顔で毒を盛ってしまう坊ちゃんとか、四十路なのにふつくしい坊ちゃんとか!328Pから宇喜多のターン。読んでいて胸のすく思いでした。復刻してくれてありがとう!大満足です。

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    2009年10月04日
  • 妻は、くノ一

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    12/28-12/29
    さらっと書いているけど、
    展開が涼やかだ。風野真知雄ならではだね。
    このシリーズ長く続いて欲しい。

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    2009年10月07日
  • 水の城――いまだ落城せず

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    ほのぼの長親/三成の負けっぷり/幻想的な忍城…ラストは三成視点で終わるのだけど、三成が感じてるであろう憔悴感や惨めさはぜんぶ忍城や長親さんのもつ、こう、つかみ所のない雰囲気に包まれる感じで読んだ後ほんわりしました。

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    2009年10月04日