風野真知雄のレビュー一覧
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10年以上前のPHP文庫で、増刷もあまり無かったかもですが、私のお気に入りの戦国小説です。 松永久秀の大和侵攻、織田信長の上洛、明智光秀の謀叛まで、大和の一豪族の立場から、しっかりと物語を描いてくださっていて好感が持てます。 ・・・若き日の島左近の活躍が読める、数少ない小説としても貴重・・・かも?Posted by ブクログ
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個人的にはオススメのシリーズです。1巻あたり2時間程度で読めてしまうので、息抜きには丁度良いです。しかし、、、7巻までいってもまだ2人は再会できないですか、、、Posted by ブクログ
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お年を召されてもぼっちゃんと呼ばせてください。
大好きです、秀家さま!
がっかりしたり、期待したり、嬉しかったり、
登場人物に感情移入してしまうくらい衝撃的な展開で惹きつけられます^^
講義中に我慢できずに読破だもんな(笑)Posted by ブクログ -
ついさっきまで戯れていた鳥を焼き鳥にしてしまう坊ちゃんとか、笑顔で毒を盛ってしまう坊ちゃんとか、四十路なのにふつくしい坊ちゃんとか!328Pから宇喜多のターン。読んでいて胸のすく思いでした。復刻してくれてありがとう!大満足です。Posted by ブクログ
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ほのぼの長親/三成の負けっぷり/幻想的な忍城…ラストは三成視点で終わるのだけど、三成が感じてるであろう憔悴感や惨めさはぜんぶ忍城や長親さんのもつ、こう、つかみ所のない雰囲気に包まれる感じで読んだ後ほんわりしました。Posted by ブクログ
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馬超の幼少から最期までのオリジナルが入った小説。個人的に初恋の人・楊葉との絡みが好きです。不慣れな環境の中で見た絆と、悲しい位に曹操を追いかける馬超の姿は見ていて痛々しく悲しかったです。「蜀に降った事こそが不幸」というのは 残念だけどそう思いますPosted by ブクログ
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「わるじい」が帰ってきました。復帰した目付けのお役目は早くも首。笑える理由です。火事で桃子が引越し、新たな場所で新たな登場人物の新シリーズスタート
珠子も言ってますが、わるじいと朝比奈の付き合い方、いいですよね~Posted by ブクログ -
わるじい最終巻。大きな山は息子の大怪我だけで何とか乗り越えると、「その手があったか」という手法でわるじいの活躍の場が広がることに
青春時代のエピソードに絡んだ話は面白かったですPosted by ブクログ -
愛してやまぬ孫桃子、芸者だった母親の珠子が八丁堀の同心と結婚したため、会えなかったが、事件をきっかけに近所に。
不思議な事件を解決する桃太郎だが、今回は前回の事件、女絵師、お貞の犯人とお貞の友人である桃太郎好みのおぎんが殺される。次回へ続く。
このシリーズの大好きなところは、祖父祖母の気持ちが心...続きを読むPosted by ブクログ -
風野さんのわるじいシリーズもいい湯じゃのうシリーズも定年組シリーズも大好きです。このシリーズ、概要を読んでそんなに面白くはない真面目なやつかなと思って、読んでいなかったのですが、やっぱり風野さん、面白いです。謎解き、哀愁、人情、笑い この4つがちゃんとあります。ああ、読み始められるシリーズがある幸せ...続きを読むPosted by ブクログ
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毎回、この風野真知雄さんの作品を読むと「ホッとする」
どの作品も優しい眼差しが終始漂っている。
今回のこの作品。
隠居暮らしの三人に、あの江戸時代の大地震が襲う!
翻弄される江戸市民。
悲惨な地震の災いの中をまたしても謎が三人を呼んでいる。Posted by ブクログ -
味わい深い話。
偶然に影響される人生。ナニがどう影響するのか。今いる自分も相手も、偶然の中で。となると、あり得たかもということで、相身互いとなり、慈悲につながるのかも。
そんな、不思議な味わいのある話でした。Posted by ブクログ -
サクッと読めて、充分面白い。
けれども、この本が、東北大震災の後に描かれたことに重みをかんじる。
抜群のコミカルさと、エンタメと、その中で描かれる人間洞察や自然との関係に関する哲学。
やはり、この著者の眼差しは温かいな。Posted by ブクログ -
章立てになっていてタイトルついてるので、別々の話かと思いましたが最終的に全部つながるようになってました。(うまく言えない)
もっと妖怪妖怪した話かと思ったんですが、ちょっと不思議な事象を見聞きする程度でした。所々今の時代と通ずる話があるのはわざとでしょうか。Posted by ブクログ -
今回の事件は、古くから存在する「狼信仰=真神信仰」がからむ。
信仰がそのまま存在すれば平和であろうが、一度信者以外に危害を加えるとなると破壊的な犯罪になる。
小さな事件が田舎ではじまり、江戸唯一の女岡っ引きしめさんと、その手先雨傘屋とが根岸の好きな奇妙な事件を拾ってくる。
意外や意外事件は大き...続きを読むPosted by ブクログ