あらすじ
隠居した旧友三人組には相談事がひきもきらず、退屈とは無縁の毎日だが、いまだ解けぬ謎があった。岡っ引きの鮫蔵は誰に腹を刺されたのか。市中にはびこる信仰集団「げむげむ」の仕業なのか。鮫蔵が生きていると聞いて動揺したのは、蘭法医の寿庵だった。聖人のような寿庵にもうひとつの顔が現われたのだ
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Posted by ブクログ
「苦しみながら、働きつづけるのだ。安住などというものを求めてはいけない。なぜなら、この世は巡礼なのだから」
そうだったのか、ほっとした。それなら安心して、苦しみながら働き続けよう!
Posted by ブクログ
3人の活躍で江戸の火事を阻止。さらりと描かれているけど、スーパーオジさんたちだわ〜カッコいい!
そして寿庵も鮫蔵も憎めない。自分のそんな思いを胸に秘め罰することが人の世に欠かせないルールということでしょうか
Posted by ブクログ
現在のところの最終巻。
まだまだ終わってほしく無いシリーズ。
江戸情緒もふんだんに、サスペンス要素も盛り込みながら、人情劇は外さない。
何と言っても、人物表現がいい!
なんども読みたい本、シリーズはなかなか無い!