あらすじ
南町奉行所きっての腕利きと噂される臨時回り同心・月浦波之進に特命が下った。「江戸の食いもの屋の動向を探れ」と。調べに必要な飲み食いの掛かりは、すべて請求できるという。十手を羽織の下に隠し、隠密捜査を始める波之進。―その折、金貸しが殺された。生前にその男が告げたある料理。波之進は、その料理を手がかりに、下手人を捜す。謎をはらんだ珍妙な食物が次々登場。軽妙洒脱、仰天推理の傑作時代小説開幕!
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Posted by ブクログ
叔父に勧められて読みはじめた本。
読む前はつまらないだろうな〜(๑´• ₃ •̀๑)
と思っていたが、読んでみると内容も良いし登場人物ひとりひとりが、個性溢れていてめちゃくちゃ良いではないですかァ!!✩°。 ⸜(* ॑ ॑* )⸝☪︎⋆。˚✩
正直、ハマってしまった。
叔父さんありがとう!(´▽`)
またよろしく✨
Posted by ブクログ
隠密のなかでも江戸の食べ物やさんを巡り、そこから犯罪を防止するお仕事を舞台にしたお話。
本当にこういった仕事があったのかはわからないけれど、アプローチは悪くないよね(笑)
軽い読み物だし、あっさりしているので、読みやすかったです。
少しずつ物語の設定がわかってくるのはお約束。
最後に容姿端麗、仕事ができる主人公が死んじゃってビックリでした。
連続モノみたいだし、これは『タッチ』的な感じですかね?!
Posted by ブクログ
一つひとつの事件は驚くような展開は無いものの、先を読み急がせるような面白さが全体にある。
人物が生き生きと描かれていると思う。
第二巻以降も楽しみ。
Posted by ブクログ
「味見方」なんて、風野さんらしい発想ですな。
シリーズ1作目の本書は、味見方同心に任命された月浦波之進が、謎の料理にからむ事件に挑んでいきます・・・が、ラストの急展開で、「今後どうすんの!?」という感じ。
続きが気になります!
Posted by ブクログ
シリーズ第一弾
腕利き同心・月浦波之進は奉行から直々に味見方同心に、背後に潜む食べ物に纏わる悪を摘発、抜け荷に係わる事件を摘発し虎の尾を踏み、暗殺されることに、初っ端から主人公の死?
Posted by ブクログ
月浦波之進は、二枚目で、剣の腕も立ち、頭も切れるという三拍子揃った弱点の無い男だった。一方、彼には2歳年下の弟がいた。彼は、兄と比べて、すべてに劣る男だった。その兄弟に起こる突然のラストに、思わず絶句した。