鹿島茂のレビュー一覧

  • パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ

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    おもしろかった〜
    男に貢ぐ女はどうしても体を売りがち、逆バージョンは何故ないに等しいのだろうか…って考えてしまった

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    2021年04月20日
  • 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三

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    阪急、宝塚歌劇団、東宝、第一ホテル、日本軽金属を創り、後の東京電力である東京電燈を再建した、小林一三の半生について記された一冊。
    小林の「百歩先」を見通す先見の明と、人口学的視点に立った企業精神は比類なきものである。その思考のエッセンスとそこに辿り着くまでのプロセスについて詳細に描かれる。
    冗長な部分はあるが、概ね良書。

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    2021年03月20日
  • 渋沢栄一 上 算盤篇

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    お札の肖像画にも決まり、大河ドラマも始まった、日本資本主義の父・渋沢栄一の評伝。文庫だけどかなり分厚い。算盤偏(上)では、幼少期から幕末を経て、明治20年ぐらいまでを追っています。波乱万丈の時期だけに渋沢栄一の若き人生を辿るだけでも面白いのだが、本書は単なる伝記ではなく、本人に著者やら種々の資料から渋沢栄一の思想や人物像とその時代背景を追っているので、本書を読むと、近代の社会経済の発展、歴史について同時に学ぶことができる。特に本書では、幕末のパリ万博において渋沢栄一が出会ったサン・シモン主義なるものがに影響を与えたという視点が大きく解説されています。幕末日本というと、日本を中心に描かれることが

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    2021年03月11日
  • NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ

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    フランスの哲学者にして数学者のパスカルの「死後、書類の中から発見された、宗教およびその他の若干の主題に、関するパスカル氏のパンセ(思索)」所謂「パンセ」のエッセンスを簡潔にまとめ、またその「パンセ」に関わるという物語によって、現代の問題に上手に当てはめて、より理解を促進してくれる体裁を調えている。
    それにしてもこの「パンセ」が、キリスト教護教論のためのものであっても、その人間の真理を冷徹に見透し、未定稿という体裁であったが、書き上げられ、時代を生き抜いた名著となり、現代人の悩みの根底にも通じていることをまじまじと思い知らされた。
    「人間のあらゆる不幸のたった一つのことから来ているという事実を発

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    2021年03月09日
  • パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ

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    19世紀パリに存在した「メゾン・クローズ」の歴史解説本。日本の吉原や島原と違って街中でひっそり営業する形が基本で、パリと地方で若干違ったり館やシステムの構造などが読める。またフランス文学に出てくる娼婦の姿なども紹介される。

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    2021年02月23日
  • 勝つための論文の書き方

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    大学の頃先生に、卒論を書く前に読むと良いよとオススメされたので読みました
    読みやすくて内容も面白かったです
    その甲斐あってか優秀卒業論文に選ばれたので、読んでよかったです

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    2021年01月14日
  • 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三

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    2020/11/21 15:05
    楠木健さんがその著書で勧められていたので興味があって、近く読んでみたいなと思っていた本だったが、まぁ偉大な人たちには共通してなのか、この小林さんは人口増加があって、でもそれを活かしきれない人が数多いる中で活かし切ったところに凄さがあるんだろうな。
    それにしても、電鉄から始まって、不動産、電力、宝塚、阪急ブレーブス、そして政治家にもなって、東宝…

    一に洞察力、そして実行力に決断力。
    人情的なところも、やっぱりすごくあって、奥さんに娘さん、長男もそうだしな、部下にも上司にも本当に人間臭いというか。

    あの松岡修造も、縁があったんだな。次男の次男のそのまた次男が彼

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    2020年11月21日
  • 進みながら強くなる――欲望道徳論

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    小さく損して大きく得する。自分がこうすれば無駄がなくて最高の得を得れるというのは、別の視点から見れば最高の得を得れていないことがある。
    何事もいきすぎた完璧主義はいかん。

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    2020年11月07日
  • 悪の引用句辞典 マキアヴェリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき

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     孫引き引用しようにも、一つ一つの引用句が長すぎる。
     2013年 第二次安倍内閣発足当時に出た本だけに、懐かしい話題が多い。菅内閣といっても、菅義偉ではなく菅直人だし。
     イラストが酷い。最初はヘタウマかと思ったら、次第にヘタヘタと判った。技術の拙さをスクリーントーン処理で糊塗している。よって☆4つ。

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    2020年10月03日
  • 職業別 パリ風俗

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    フランスの様々な職業について解説されています。

    レオナルドダヴィンチの父親が確か公証人だったと思います。
    (ただ村の公証人だから裕福と言ってもどれほどかは疑問)

    「公証人」は馴染みがないからわからなかったけれどなるほど裕福になれそうですね。
    まさにゆりかごから棺桶まで、って感じ。

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    2020年07月25日
  • 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三

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     2020年6月、約3カ月間の営業自粛期間を経て、宝塚歌劇団が営業再開を発表したとき、「やはり自前の劇場を持ってるところは強い」と思った。大劇場や東京宝塚劇場公演はまだしも、全国ツアーや他の会場で実施予定だった公演さえも、梅田芸術劇場を使って、中止にせずに実現させてしまう頼もしさ。販売できる座席数が半分でも、上演できる箱を持っているところは強い。配信やライブビューイング、自前のテレビ放送、そして計算できる顧客の数。演劇業界が先が見通せない中、ある程度の収支計画を立てて実行に移しているんだろうなということが感じられる。「遠大な計画には一等地を買っておけ」この本の終盤、新宿コマ建設時のエピソードを

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    2020年07月05日
  • 衝動買い日記

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    鞄の中身や購入品紹介の記事が好きな私にはもってこいの本。2000年発行の本だったので最新の衝動買いコラムも読んでみたくなった。

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    2020年06月18日
  • NHK「100分de名著」ブックス ユゴー ノートル=ダム・ド・パリ 大聖堂物語

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    ネタバレ

    番組を観て面白かったので読んだ本。この本を読んで「ノートルダム=ド・パリ」の魅力と難解さがよくわかった。ブックス特別章の内容が難しかった。この本を読んで、「レ・ミゼラブル」も番組で取り上げて欲しいと思った。

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    2020年01月19日
  • 渋沢栄一 上 算盤篇

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    渋沢栄一がお札になると聞いたが、何をした人か知らなかったので読む。
    途中までは超面白い。特に、渋沢に資本主義を教えた重要人物フリュリ=エラールの遺族にコンタクトを取り、未だ見ぬ歴史資料を送ってもらうところなど、わくわくする。
    後半は史実を追うだけになりがちで、そこまで興味を惹かれなかった。
    まだ下巻もあるのか。

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    2019年06月06日
  • 堀田善衞を読む 世界を知り抜くための羅針盤

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    堀田善衛は何冊か読んでいたが、この堀田善衛の魅力を伝える紹介本を読んで改めて他の作品も読みたくなった。5人の作家や学者による紹介文も彼の魅力をよく伝えているが、終章の「堀田善衛のことば」は直接に彼の考えが伝わるので非常に参考になる。
    「おれは、人が生きることに賛成なのだ。」『路上の人』より
    「納得できない場合には、未決のままにしておかなければならない。」『ミッシェル 城館の人』より

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    2019年03月25日
  • パリの日本人

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    「今度、パリに行くんだ」と友人・知人に言いまくったことがある。
    20代後半の編集事務所勤務時代、2回目の海外出張がパリだった。

    語学の才能ゼロなので当然のようにフランス語は出来ないが、石畳
    に感動し、パリジャンを気取ってカフェでクロワッサンとカフェ・
    オ・レの朝食を摂った。

    仕事自体が夜遅くまでかかったので、実際には時差ボケと睡眠不足で
    ボーっとした頭でカフェの椅子に座っていたのだが、西園寺公望や
    東久邇宮稔彦もこの辺りを歩いたのかなぁなどと考えた。

    明治時代から第二次世界大戦前までにパリに留学した日本人が、そこ
    でどのような生活を送っていたかの足跡を追ったのが本書だ。

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    2019年03月16日
  • NHK「100分de名著」ブックス パスカル パンセ

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    パンセをストーリー仕立てでわかりやすく解説してくれてとてもおもしろかった

    「人は考える葦である」と考えるに至った経緯がわかり、パスカルの人間性が好きになった。

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    2019年02月27日
  • ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815

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    フランスの革命期から帝政を経て王政復古、百日天下以降へ至るまでを、“皇帝”ナポレオン、“天才外交官”タレーラン、“フランス全土にスパイ網を張り巡らせた警察長官”フーシェの絡みで描いた本。
    フランスの哲学者、フーリエの唱えた人間の持つ感情の諸要素(情念)のうち、“熱狂”“移り気”“陰謀”をこの3人に当てはめて、その絡みを解説していきます。
    タレーランの“移り気”はいまいちピンと来なかったものの、ナポレオンの“熱狂”、フーシェの“陰謀”は正にその通りだと思いました。
    この時期のフランスがとても面白く、分かりやすく感じ、同時に知的好奇心も刺激されて「ナポレオンがなぜ戦争に強かったのか?」や「タレーラ

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    2019年01月30日
  • 勝つための論文の書き方

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    タイトルほどの軽い印象は無い。内容は表面的では無く、より本質的で評価できる。問いの建て方、資料の集め方、コーパスの設定など、著者はフランス文学専門だが、文学系論文意外にも応用が利くと思う。時々読み返してもいいのではないか、と感じ

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    2019年01月11日
  • 新版 吉本隆明 1968

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    鹿島茂 「 吉本隆明 1968 」 高村光太郎 論の中に組み込まれた 自立の思想、転回論、大衆ナショナリズム など 吉本隆明 の思想を 体系化した本。

    自立の思想
    *コントラ前衛的コミュニケーション=自立せよ、その日常生活意識を とことんまで 意識化してみよ
    *日本社会の構造に迫り、左翼的な類型とは別の、根源的な変革方法

    高村光太郎の了解不可能性
    *不可視の金網のような わからなさ
    *高村光太郎の出自の問題
    *了解可能性(普遍性)から 了解不可能性(個別性)への転落→了解不可能性の視線でしか西欧を見れなくなった

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    2018年11月26日