【感想・ネタバレ】職業別 パリ風俗のレビュー

あらすじ

バルザックの《人間喜劇》に代表されるように、19世紀フランスほど、人間の欲望や本質が剥き出しになった面白い社会はないだろう。現代の日本における「女子高生」(JK)のように、当時のパリにおいては「お針子」たちが男性たちのファンタスムを掻き立てる欲望のアイコンであった。また、医者や弁護士といった実用的な職業を目指さず文学部や理学部に進学し、その後ドロップアウトして田舎の高校の復習教師になった、「黒服の悲惨」と呼ばれる高学歴ワーキングプアがごまんといた。その他、法廷では弁護をしない「代訴人」、情報通の「門番女」、医者より儲かる「薬剤師」、自営業としての「高級娼婦」……カラー挿絵版画付の風俗観察百科『フランス人の自画像』やバルザックやフロベールの小説に描かれた様々な職業の実態から、19世紀フランスの風俗や社会が手に取るようにわかる! 読売文学賞受賞作。

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Posted by ブクログ

フランスの様々な職業について解説されています。

レオナルドダヴィンチの父親が確か公証人だったと思います。
(ただ村の公証人だから裕福と言ってもどれほどかは疑問)

「公証人」は馴染みがないからわからなかったけれどなるほど裕福になれそうですね。
まさにゆりかごから棺桶まで、って感じ。

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2020年07月25日

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