アイザック・アシモフのレビュー一覧

  • われはロボット〔決定版〕

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    短編集で、連作短編まではいかないですが、同じ世界の違う年代の物語が展開します。
    それぞれにおもしろさが異なり、個人的にはロボットが自我に目覚める『われ思う、ゆえに』が好きでした。
    ミステリー的な仕掛けのあるものもあって、最後のオチにハッとさせられるものもあります。

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    2024年12月28日
  • 鋼鉄都市

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    ネタバレ

    初アシモフ。翻訳ものって、世界観に入り込めないとなかなか読み進められなくて困っちゃうんだけど、これはわりとサクッと読めた方かな。ロボット工学三原則をもとにした高度なSF世界の設計と(3ダニットすべてを備えた)ミステリィの融合。宇宙人殺人事件の裏に隠された大いなる計画にさすが巨匠だなぁと。訳はやや古くささを感じさせるが、なかなか面白い作品でした!星三つ半。

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    2024年06月10日
  • ファウンデーションへの序曲 下

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    ネタバレ

    アシモフの晩年の作品だからなのか、自らの意思で再開したわけではないファウンデーションシリーズだからか、作品の出来がこれまでより劣るように感じた。
    面白くないわけでは無いのだが、シリーズのこれまでの作品のような驚きがなかったのは事実で、最後のヒューミンがロボットである所くらいしか期待を裏切る内容が無かった。
    その部分にしても(第二ファウンデーションのような)精神作用を用いている可能性は作品の最序盤、セルダンが易々とヒューミンについていく、急に心理歴史学を完成させようとする当たりから感じていた(あまりにも展開がご都合主義的すぎる)ので、これまでのような新鮮な驚きでは無かった。
    アシモフの最後のシリ

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    2024年03月06日
  • ファウンデーションへの序曲 上

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    ネタバレ

    前作で未来への展開に行き詰まりを感じていたので、過去に戻るのは良いと思った。

    ファウンデーションシリーズでは伝説的存在となっているハリ・セルダンが等身大の人物、ひとりの若者として描かれている。
    ただ、セルダンが心理歴史学に取り組んでいく過程が強引な感じがする。解けないと思っているものに取り組むにはドライビングフォースが弱いような・・。
    前作までの第二ファウンデーションやガイア、地球(ロボット)のような超能力的なものがセルダンに働いているなら納得いくが。前作までの内容が伏線になっているかもしれないと思うと、すべてが(良い意味で)怪しく見えてくる。
    前作までの人類発祥の地やロボットを匂わせ下巻へ

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    2024年03月06日
  • ファウンデーションの誕生 上

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    ネタバレ

    アシモフの最晩年の作品だからか、話が小粒な感じがした。後半に向けて敢えてそうしたのかもしれないが、
    これまでのような躍動感を感じず、セルダンの周りの個人的な痴話げんか(にしては結果が大きすぎるが・・)のような印象を受けてしまい、あまりのめり込めなかった。
    さしものアシモフも衰えたということなのだろうか。

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    2024年02月16日
  • 鋼鉄都市

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    「ロボットは人を殺さない」は絶対か?

    アイザック・アシモフの代名詞とも言える「ロボット三原則」の問題を、退廃した「地球人」の住む「鋼鉄都市」で繰り広げる。
    少し前に読んだ『はだかの太陽』は、この続編。

    小説はパソコンも携帯もない時代に書かれた。今、経営者や企業コンサルタントは「効率は人を幸せにする」として、無人化やオンライン化を進める。
    他方で「移民問題」などにある民族間の軋轢の根底には、「労働コストの効率化」などからくる経済的理由が潜んでいる。

    アシモフはR・ダニールに「正義とは法」と言わせ、ベイリには「法の上には時として寛容がある」と言わせた。

    地球人や宇宙人の問題は、他人事ではな

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    2023年10月20日
  • 鋼鉄都市

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    人間とロボットのバディ物。

    SFミステリーで読みやすいものの、なかなか主人公が本気を出さなくてもどかしかった。

    アシモフのロボット三原則は有名だから流石に知ってるけど、フランケンシュタイン症候群は初耳、面白い。

    現代ならAIに対する恐怖をターミネーター症候群と呼んでも良いかもしれない。

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    2022年12月28日
  • 鋼鉄都市

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    執筆された時代を考えればその先見性が凄まじいことがわかる。ミステリとしては完全ではないが、
    人間とロボットのバディものでありながら、単純な人間対ロボットの構造にならないのが良い。
    作中ではあくまでロボットは人間に使役される存在でしかなく、ロボットもそれに違和感を抱かない。
    どちらかと言うと人間の可能性に希望を抱く内容になっている。

    巨大なシステムに対する人文主義的な反抗を起こすのは過去の文明を愛する懐古主義者であり、彼らはロボットをすすんで使役することになる未来が示される。

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    2022年08月30日
  • ファウンデーション

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    昔のSF
    心理歴史学者が銀河帝国の滅亡を予言することから始まる。
    ハリ・セルダンの先見の明がすごい。
    人と時がどんどん変わっていく、昔の翻訳だからかなー、少し読みづらかった。
    心理歴史学の内容がおもしろかった。実際にこんな学問があったらおもしろいのに!

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    2022年06月12日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    人と人とが一生のうちほぼ触れあうことなく、映像で対面することが基本となっているソラリアという星でおきた殺人事件に挑む。

    このコロナ禍のなかで読むと、だいぶ地球もソラリアに一気に近くなってきたなというところがまず興味深かった。
    やはりロボットやいろんな技術が発展すれば、人間の出番はこうやって減っていくんだろうな…。

    ミステリとしてはそんなに意外性もなく、期待していたダニールの出番もあまりなかったのでちょっと残念。
    ソラリアという星はこういう人間が住んでいて、こういう習慣ですよ、という部分が大半を占めていた気がする。
    私はそもそもSFがあまり得意なほうではないので少し退屈に感じた。

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    2021年03月27日
  • 夜来たる

    購入済み

    やや期待外れ

    巨匠アシモフの作品ということでずいぶん期待して読んだがやや期待外れの感が否めない。
    この作品が書かれた当時では斬新なアイデアだったのかもしれないが、手を変え品を変え様々なアイデア 設定 考えが上梓されるSF界では古びるのも早いのかもしれない。SFは文学であるともに自然科学でもあると思わせる作品である。

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    2020年08月06日
  • ファウンデーション対帝国

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    ファウンデーションを読んでいてもわかりにくい内容だが、ラスト三章で急速に収束する話作りはさすが。
    鋼鉄都市シリーズを読んだ人なら繋がるであろう能力、この後どうなるのか。
    それにしても登場人物が多いのは本当大変…

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    2020年05月12日
  • ファウンデーション

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    とにかく読みにくい。
    登場人物がちょくちょく変わり、星間政治的背景がこれでもかと押し出されるために内容を理解するのにとても時間がかかりました。
    鋼鉄都市から入った人(私ですが)には正直キツい。
    銀河興亡史というタイトルがつくだけあって、ただひたすらに歴史をかいつまんで説明してるのだと思います。
    宗教が政治を支配し、民衆もそれを甘んじて受け、それによって発展性がそがれじわじわと朽ちてゆく。
    一巻にして内容が深いです。

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    2020年01月24日
  • ファウンデーション対帝国

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    アシモフのファウンデーションシリーズ2巻。

    1巻は漫画で読み面白かったので小説版を手に取って
    見ました。
    ミュータントに納得いかなかったですが、やっぱり
    おもしろい。

    映画が見てみたい。

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    2018年08月29日
  • 第二ファウンデーション

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    初期シリーズ3作目で最終です。ミュールに敗北したファウンデーション。銀河の反対にあるという第二ファウンデーションの探索。そして最終対決。はでなドンパチはありません。陰謀戦です。ミュールの出現により破綻したように思えた歴史は元に戻り伏線は全て?回収されてます。見事。

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    2014年11月19日
  • ファウンデーション対帝国

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    ファウンデーションが設立されてから200~300年の物語。周囲の小国を政治、文化、宗教、科学技術、経済を駆使して取り込み一大勢力となったファウンデーションと衰退しつつも銀河の中心部に強大な軍事力を持って君臨する帝国との対決。

    そしてセルダンと心理歴史学が予測出来なかった人の心を操れる力を持った突然変異ミュール率いる新勢力との対決。

    歴史モノは主体となる国や個人の勢力が大きく安定してくると面白さが減じていくのね。きっと作者も飽きてきたんじゃないかな。で、初期設定をぶち壊すミュータント投入してかき回す。ここから次のステージですよ。

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    2014年11月19日
  • 夜来たる

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    本書は、著者の出世作にして、ベスト短編として名高い表題作を含む全5篇の短篇集です。

    表題作は、著者が21歳のときの作品なだけあって、正直なところ、粗削りな印象は拭えません。しかし、「6つの太陽に囲まれた惑星で、2千年に一度の夜が訪れる」という魅力的な設定は、それだけで空想にふけるのが楽しいもので、こういった楽しみはSFの醍醐味のひとつかと思います。物語の終わりに到来する夜を迎え、スペクタクルに圧倒される光景は、魅力的な設定を裏切りません。気に入った文章なので以下に引用。
    「なぜなら、”暗闇”がやってきたからだ。これが”暗闇”と”寒さ”と”世界の終わり”の姿なのだ。宇宙の輝く壁が崩壊し、その恐

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    2014年08月09日
  • 第二ファウンデーション

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    うーーん、第2ファンデーションとはどこにあるのか、その問いについて最後までぐるぐる回って回答が出た。みんな関係者。 そして、最後に回答が。 ちょっと最後の落ちはあれ!であるけどね。まあ、それはそれで良かったけどね。
    と言うことで3つだけかな。

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    2014年05月26日
  • ファウンデーション対帝国

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    ふーん、そういうことか、と言う終わり方でした。
    道化師が実は、と言うことでファウンデーションは滅亡というか、降伏しちゃいましたね。ちょっとネタとしてありですが、ミュータントが出てくるところはあり得る話ではあるけど、ネタとしてはちょっとおもしろくないなあ・・と言うことで3つ。

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    2014年04月26日
  • ファウンデーションの彼方へ 上

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    銀河に広がり複数の星系を支配する人類が、忘れられた起源の星「地球」を探して宇宙を冒険する王道スペースオペラ。

    お話もさることながら、登場人物が面白い。伝説的な歴史心理学者ハリ・セルダンの打ち立てたプランに従って銀河の行く末を導こうとする学者たちをめぐるサイドストーリー。

    ふとしたことで若手学者ジェンディバルを助けた農婦ノヴィが、自らも学者になるためにジェンディバルを訪ね訴える。

    ○だめだ。農夫はばかだからな。農夫は土塊で仕事し、自分も土塊になる。もし、おれが農婦になれば、おれも土塊になる。読み書きする時間がなくなり、忘れちまう。脳味噌が腐っちまうだよ。やだ!スカウラー〔学者〕は違う。物を

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    2014年01月11日