アイザック・アシモフのレビュー一覧

  • われはロボット〔決定版〕

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    ロボット三原則で有名なアイザック・アシモフのロボット傑作集
    うそつきと迷子のロボットが好きですね。
    それにしてもSFだと思っていたロボットのいる世界が意外と近い未来なんだと思い読んでみました。

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    2026年04月29日
  • 第二ファウンデーション

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    謎の第二ファウンデーションの正体に迫ろうとする三巻。
    文明論なのか運命論なのか。
    現代人らしく神の存在をこれっぽっちも考慮していないが(後世勝手に神と崇められるのはまた別物)、運命論に対して予定されているとおりに進むのか、それとも個々人の動きがあってこそなのか、という議論はボエティウスの系譜に連なる。とはいえ、第二ファウンデーションって、影の大番長ってことでいいのかな。

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    2026年04月20日
  • ファウンデーション対帝国

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    隆盛を誇るファウンデーションとその母体たる銀河帝国との話だが、ハリセンダンのプランが運命論化してくる。その運命論に対してどう振る舞うか、とこれは西欧哲学の基本的な考え方なので、そこをSF化するあたりがやはりアシモフ。

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    2026年04月20日
  • ファウンデーション

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    スマホ広告でファウンデーションのゲーム紹介が出てきたから再読。
    ファウンデーションのやり方って、東インド会社を彷彿とさせる。

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    2026年04月20日
  • 鋼鉄都市

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    『われはロボット』に続いてアシモフ先生のSF長編を。
    面白かった!……でも、まだ若い頃の作品からか、『黒後家蜘蛛の会』に比べると回りくどい表現も多く、なかなか読み進めるのに苦労したのも正直なところです。黒後家〜でのお茶目さを知らず、アシモフ作品として最初に手に取っていたら挫折していたかも。。

    世界設定はディストピアのお手本で馴染み深く、でも『一九八四年』よりはまだ明るいといった感じでしょうか。
    前述のとおり、どちらかというと読みにくさを感じてしまったのですが(妻のキャラもなかなか……)、それでも引き込まれたのは、刑事・ベイリとR・ダニールとの間に育まれていく絆がなんとも「良かった」からですね〜。
    多くの地球人と同じくロボット嫌いであるものの、真相を追究する誠実さも持ち合わせたベイリ。
    そして感情はないはずなのに、学習により親密感を増していくダニールとの関係性がとても良かったです。「パートナー・イライジャ」がすごく好き。

    ミステリとしては、登場人物が少なく、物的証拠もあまりないため、衝撃度は控えめ。ミステリというより、警察小説と呼んだ方が本書の質朴な印象には合う気がします。
    しかし、「ロボット三原則」に基づいた展開はお見事!の一言。SFとミステリの素晴らしい融合でした。
    本シリーズの続編、『はだかの太陽』も気になるところ。ベイリとダニールの活躍、もっともっと見てみたくなりました(⁠*^⁠^⁠*)

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    2026年03月20日
  • ファウンデーション対帝国

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    一作目と比べると、多少読みにくく、冗長な感じが受け取れる
    落ち着いて読み込める時間が取れれば、興味深い内容であり、続編が楽しみになる

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    2026年02月01日
  • ファウンデーション

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    アイザック・アシモフを読んだことがなかったので有名なファウンデーションを手に取ってみました。

    が、これはちょっと酷い。いや、小説としては面白いんですよ。ただ、アシモフ自身の思想なのか啓蒙主義、植民地主義が度を過ぎて酷いので読み進めている最中ずっと気分が悪かった。

    1940年代にして、心理歴史学という現代でいうところのポピュリズム政治を予見しているところはさすがだなと思いますが、予見しているというか、現代のSNSを利用したプロパガンダ戦術はアシモフの歴史心理学がヒントを与えたのでは?とすら思える。そう考えると発想がすごいというよりも世紀の悪書とのレッテルを貼りたくなる。

    シリーズの一冊目だけれど、これ以降読み進める気力はちょっと起きないなあ。

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    2026年01月30日
  • 鋼鉄都市

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    ロボットSFでミステリという異色
    バディものだけどあんま仲良くない
    アシモフのSF哲学みたいな部分が面白かった
    主人公の感情的な部分とロボットのどこまでも冷静で理論にのっとった対話が印象的
    二転三転する推理にハラハラした
    続編も期待!

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    2026年01月11日
  • 鋼鉄都市

    購入済み

    「われはロボット」の延長として読むとそれなりに面白みはあるものの、
    SFとしてもミステリーとしても中途半端で物足りなさを感じる。
    続く「はだかの太陽」「夜明けのロボット」と読む予定だったけれど、一時保留中

    #じれったい

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    2025年12月31日
  • 鋼鉄都市

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    ロボット嫌いの主人公刑事ベイリが、上司から宇宙人惨殺事件の担当に推薦される。宇宙人側からの捜査パートナーとしてRダニールと共に事件の解決に向けて、思考錯誤するストーリー。登場人物達と同様に読者側の気持ちも興奮したり落胆したりさせられる。ロボット嫌いのベイリとRダニールの2人に芽生える心の変化。2人のやり取りから繋がって、最後ベイリが放つ言葉で気持ちよく締めくくられ、最後の最後までハラハラしました。
    アシモフさんの作品は、これが初めてだったので「われは、ロボット」からストーリーを追う形で読み始めたいと思います!

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    2025年10月22日
  • 鋼鉄都市

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    アイザック・アシモフ、言わずと知れたSFの大家。それがミステリ紹介本「夜明けの睡魔」に載っている。紹介見出しは”SFミステリとは呼びたくない”

    アシモフ、初めて読んだが、なるほどミステリとして紹介されているのにもうなずける。舞台は”未来の”ニューヨーク。そこでは”地球人”と”宇宙人”がそれぞれ独立したエリアで暮らしている。ある日宇宙人が殺される事件が起き、宇宙人は犯人は地球人らしいと思い、そこで地球人の私服刑事ベイリは”宇宙人”のロボットと二人で捜査を始める。

    事件の結末は意外にあっさりしているのだが、ベイリが次第にロボット・ダニールと心を通わせていく様などが興味深い。

    しかし、わくわくするのは、描かれる”未来の”地球だ。書かれたのが1954年。主人公のベイリは42歳。ニューヨークはシティと呼ばれ、鋼鉄とコンクリートの”想像を絶する”大洞窟になっている。この設定が題名「鋼鉄都市」なのか、とうなずく。ワシントンなど他の都市も同じ形態になっている。地球上の数限りない中小都市は消滅し、この巨大なシティに飲み込まれていった。・・がしかし、暗黒な洞窟ではなく、人工光で、寒暖差もなく、快適な住空間。人々は速度の異なる歩道で移動。雨も風も無い。逆に言うと自然の驚異にはさらされない空間を作り出しているのだ。かつて地球人は宇宙に繰り出し、50ある宇宙国家のうち30以上の惑星国家は直接地球人の手で開拓された。だが、今地球は外にいくことはせず、25年前にその移民の子孫である宇宙人が地球にある意図をもってやってきた。その理由が事件の核ともなっているのだが・・

    そしてマイナス面もあり、自然の肉とか野菜は高級品で一般人は大豆由来の人口肉を食べている。地球の人口は80億。・・一体何年の事なのか?というと、2020年のようなのだ。2002年にベイリと妻は出会い、今は結婚18年目を迎え、一人息子は16歳になっているとある。・・読んでる今は2025年! 設定年を5年も超えてしまっているのだ。人口だけはなにか合致しているようだ。2022年11月に世界の人口は80億になったと検索で出てくる。ちなみに書かれた1954年は25億人と出る。

    宇宙へ行ける技術があり、自然に左右されない住空間をつくり、しかし自然の食物は稀少になっていて、子供も二人までとされている。宇宙人の寿命は350年。

    設定が過去の年代になったからといって、色あせているか、というとそうではない。想像するにわくわくしてしまった。ほかの「銀河帝国の興亡」シリーズも読んでみたくなった。

    1954発表
    読んだのは、「世界SF全集 14」アシモフ 宇宙気流(平井イサク訳) 鋼鉄都市(福島正実訳)

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    2025年10月13日
  • 鋼鉄都市

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    ロボットのダニールとタッグを組み、犯人探しをする刑事ベイリー。鋼鉄ドームに住んでいる地球人という設定にすごくワクワクした。細かいところの設定もしっかりしていたSFだった。

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    2025年10月13日
  • ファウンデーション

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    ★2.5かな。
    とにかく読みづらい、訳のせいかもしれないけれども、ストーリー展開も当方に合わないなぁ。セルダンのくだりをもう少し濃密に展開してほしかったかも。四部作のようなので全部読まないとかもしれないけれども、ちょっと手が出ないかな。

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    2025年10月08日
  • 鋼鉄都市

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    久しぶりのSF
    アシモフのSFは
    知っていたし話には聞いていた
    が読んだことはなかった
    1953年の作品とのこと

    かつて地球人は宇宙に
    移民していた時期もあった
    が、今はシティという完全なる
    都市の中で暮らしている
    すべてが管理されている
    それで良いと思っている
    ロボットが人間の仕事にとって変わり
    さらに効率を良くしている

    しかし、中にはロボットを拒否し
    元の外の世界を求める人々がいる

    一方で移民の子孫である
    宇宙人が住む宇宙市
    けして交わることなく
    宇宙人は何かをしようとしている
    地球人の病原菌に触れると
    死んでしまうにも関わらず
    何かを求めてやってきた

    そんな中宇宙市で殺人が起こる
    宇宙市からやってきた完全なる
    ロボットが地球人と組んで
    殺人事件の真相に迫る

    現代におけるAIの発達
    さまざまな職業が
    ロボット化する姿は
    まさに未来の姿
    少しずつ変化を遂げる
    どこまでが現実になるのだろうか
    便利になることが
    けしていいことばかりではないし、
    このまま地球が存在し続ける
    わけでもない
    と、思うと複雑だけれど
    なんとなく流されて
    生きている

    まだ宇宙への移民は難しそうだし‥

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    2025年09月18日
  • 鋼鉄都市

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    ロボットというものがまだここまで現実化していない時代のSF小説としては見事だと思う。
    ロボットにより人間の仕事がなくなるとか、ディストピア感のある世界観は後世のSF作品にも影響を与えていると思う。
    しかし個人的に翻訳のせいか地の文が読みにくく感じてしまった。

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    2025年08月10日
  • 鋼鉄都市

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    【人間の定義、ロボット三原則の死角】
    宇宙人が地球に来て数年、生活が変わりロボットが生活の中に入り込む時代。
    宇宙人側の要人が殺人にあった。
    果たして犯人は誰だ?人間刑事とロボット刑事が難事件に立ち向かう。
    ミステリーではあるけど本質的にはもはや人間と見間違うほどのロボットは人間と言っていいのか、否か。
    なぜロボットを嫌う集団が産まれているのか。
    遠くない未来で起きそうな現象。
    バディものとしても良い。

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    2025年05月27日
  • 鋼鉄都市

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    三原則の盲点をついたSFミステリーでした!

    人間の刑事とロボットの相棒によるバディ小説としてもなかなか良かった。

    アシモフは「ファウンデーション」も面白いし、やっぱり凄い!

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    2025年04月14日
  • われはロボット〔決定版〕

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    インタビューと短編が重なり、歴史書的な構成となっていてとても面白かった。
    ロボットの勃興から浸透、人類の救世主となるまでが描かれており、ロボットの可能性やロボット社会の希望を感じさせた。
    どの短編も面白く、〈ロボット三原則〉についてあらゆる角度から深掘りされていてとても面白かった。
    ロボットのこと大好きになってしまう。
    個人的には最後の厄災のときが壮大な世界観で面白かった。

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    2025年02月07日
  • われはロボット〔決定版〕

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    短編集で、連作短編まではいかないですが、同じ世界の違う年代の物語が展開します。
    それぞれにおもしろさが異なり、個人的にはロボットが自我に目覚める『われ思う、ゆえに』が好きでした。
    ミステリー的な仕掛けのあるものもあって、最後のオチにハッとさせられるものもあります。

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    2024年12月28日
  • 鋼鉄都市

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    ネタバレ

    初アシモフ。翻訳ものって、世界観に入り込めないとなかなか読み進められなくて困っちゃうんだけど、これはわりとサクッと読めた方かな。ロボット工学三原則をもとにした高度なSF世界の設計と(3ダニットすべてを備えた)ミステリィの融合。宇宙人殺人事件の裏に隠された大いなる計画にさすが巨匠だなぁと。訳はやや古くささを感じさせるが、なかなか面白い作品でした!星三つ半。

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    2024年06月10日