アイザック・アシモフのレビュー一覧

  • 鋼鉄都市

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    2015-05-23 に読んでた、7年前...
    2022-06-29 再読、なんとなく読んだことがあるような気がしてたけどほんとに読んでた。
    なのに面白く読めた。星3つにしてたけど星4つにする。
    ファウンデーション読んだ時にダニールオリバーでてきて見た気がしたんだ読んでたよ。

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    2022年06月30日
  • 夜来たる

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    太陽が6つあり、暗闇というものを知らない星。そこで4時間後に日食が起こることがわかった。その星では誰も知らない夜の世界。発狂し混乱が予想されたなか、日食による影が星を覆う。

    アシモフの初期作短編集。21歳位で書いてたんだからすごいとしか言いようがない。

    タイトル作は、未知との遭遇でもあり、終盤で暗くなって今まで見えなかったものが…というダブルミーニングがよくできていると感じる。

    個人的に好きだったのは『緑の斑点』だ。気がついたら緑の斑点を持つ生物に覆われてしまう。地球の生物は妊娠してしまう。かなり斬新な異星人(の細胞)のコンセプトだ。

    後半、ホーキンズ人、原爆を作って懺悔をする物理学者

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    2022年06月29日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    ネタバレ

    鋼鉄都市読後即買ったわ

    冬川さんの訳読んだ

    も〜楽しい ロボたちの人間守る!感今回強かった

    モブロボは主人倒れた時まともに喋れなくなってたけど、ダニールは全然まともで良い 流石最新式ヒューマノイド
    でもベイリが倒れかけた時だっけ?に膝ガクついたりため息ついたりしてて良い

    ベイリめちゃ頑張ってたけど普通にラスト付近おい!既婚者!!となった

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    2022年06月17日
  • ファウンデーションと地球 上

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    前作の、突然の大風呂敷をどうたたむのか。下巻が楽しみ。しかし、途中の突然の島耕作展開にはおどろいたな。

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    2022年05月17日
  • ファウンデーション

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    23冊目

    心理歴史学が予想した銀河帝国滅亡。その後の暗黒時代を短縮するための対策は百科事典を編纂するファウンデーション(財団)の設立。「百科事典の編纂で帝国が救えるの?」って思いますが、真意は民衆にも我々読者にも明かされないのです。まさに三体の面識者計画。

    財団の教えは宗教となり、布教により近隣の惑星都市を支配します。やがて経済の力が強まると宗教の力が弱くなり、商人が影響力を強め貿易によって支配力を拡大させていきます。

    地球人による世界の運営が続く限り、世界史でみられた歴史の興亡は宇宙に出ても繰りかえされるのでしょう

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    2022年05月01日
  • ファウンデーション

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    資源の乏しいターミナスが小型技術と貿易により、古めかしい巨大技術と軍事力を持つコレルに勝利するくだりが面白い。読んでる時はアメリカから見た日本への危機意識の表れとして書かれたのだと想像したが、1940年代に書かれた小説のため当然そんなはずはない。
    異なる文明の衝突を俯瞰的に捉えた、未来予知的な視点に驚いた。

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    2021年12月28日
  • ファウンデーション

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    SFではレジェンド的存在という事で読んでみましたが、非常に面白かったです。前世代の革新的成功が、次世代の打破すべき課題となる。盛者必衰のことわりを楽しみながら、実感できる本です。

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    2021年09月18日
  • ファウンデーション

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    もっと早く読んでおけばよかった。面白い。学生の頃に延々と漫画を読み返していた時間がもったいなかった。

    宗教と科学、各自の理解を超えたところでは区別がつかなくなるのではないか。興味深くもあり、怖くもある。
    この後の展開はわからないが、高い科学には倫理が要求されることがよくわかった。科学技術をほぼ独占していたら、周辺を支配しようと思えば容易だなと思う。

    心理歴史学、三体につながる話であったと思う。

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    2021年07月24日
  • ファウンデーション

    購入済み

    大昔読んだのを、懐かしく

    大昔、高校生のときに読んだのを、定年後に読み返しました。ストーリィはうろ覚えでしたが、読み返してると段々と蘇ってきて懐かしくなって来ました。昔読んだ文庫の紙の本に比べ、Bookliveの電子書籍は読みやすく感じています。小説の中に出てくる小道具で、高校生の時には違和感を感じなかった『マイクロフィルム』や『プロジェクター(光学式)』と言うものが、この歳になると随分陳腐化した印象を覚えます。ただ、勝手に解釈を、『マイクロフィルム』は『マイクロチップ』あるいは『マイクロストレージ』に、『プロジェクター(光学式)』は『プロジェクター(電子式)』とか『空間投影装置』など適当に解釈して楽しんでます。ストー

    #タメになる #深い

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    2021年05月15日
  • ファウンデーション

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    初アシモフ。三部作の第一作目。SFなのだが、中で起こる危機は現実に起きてもおかしくないもので、それを回避するための権謀術数が面白い。訳の評判が悪いので、二作目は創元版で読んでみることに。

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    2021年04月11日
  • われはロボット〔決定版〕

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    ネタバレ

    ロボットと人間の共生における葛藤を描いている。
    ロボットは人間によって発明され、人間の暮らしをよくするために改良されてきた。
    しかし、それとともに新たな課題に直面することとなる。ロボット工学三原則の第一条に"ロボットは人類にいかなる危険を及ぼしてはならない"というものがある。
    最初のうちは、殺す殺さないとか直接的な危害を与えるか否かの単純な話から始まり、最終的には性能も格段に向上し、ロボットは人間の理解を超える思考の中で、人間を気づかれないように、幸福に向けて誘導していく。
    つまり、ロボットを創造していた人間が、逆にロボットに支配されていく様子を描いていく。
    人間は幸せであ

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    2021年04月08日
  • ファウンデーションの誕生 上

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    セルダンがドースの正体に気づいていないような言動をしているのが気になった。確か前作のラストで言及していたはずでは?セルダンがあえてその点を意識しないようにしているのだと考えれば、彼の焦りが見えて面白い。

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    2021年02月04日
  • ファウンデーション

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    大戦の最中に執筆が始まっているそうだが、時代を先取りしている傑作。今読んでも非常に面白い。
    ついに映像化されるそう
    シリーズは全4作とのことで、全部読みたくなる。
    個々の未来予測はできないが、集団として将来が確率的にどうなるかを数学的に表した心理歴史学は、気体などのふるまいを統計的に予測するボルツマン方程式から着想を得ている雰囲気がする。

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    2021年02月12日
  • ファウンデーションの彼方へ 上

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    ファウンデーションシリーズの中で一番面白い。
    キャラクターが一人一人個性が溢れ、その一人一人に思想があり、本の終わりに行くに従って重なり収束していくのがとても良い。
    この主人公が次の「ファウンデーションと地球」に続くけれど、そうならざるをえないですね。

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    2020年08月16日
  • われはロボット〔決定版〕

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    ネタバレ

    ロボ心理学者のスーザン・キャルヴィン、ロボット技師のドノヴァンとパウエルが主人公の連作短編集。

    すべて、ロボット工学三原則にまつわる話になっている。以下簡略した三原則。
    第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない
    第二条 ロボットは人間の命令に服従しなければならない
    第三条 ロボットは第一条あるいは第二条に反する恐れのない限り、自己を守らねばならない。

    本書では子守ロボットを探したり、嘘をつくロボットを看破したり、掘削ロボットの故障を直したり、ロボット疑惑のある市長を調査したりする。なにか強大な敵がいてそれを倒すといったような話ではない。どれもロボット工学三原則が生み出してしまう些細な

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    2020年08月12日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    ネタバレ

    再読。
    ロボット工学三原則を使って一種の密室を作り出したミステリー。

    それにしても、初めて読んだときには、まさか人と人が接触することを避けるよう求められる時代が来るとは思ってもみなかった。
    地球が惑星ソラリアのようにならないことを祈る。

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    2020年06月20日
  • 第二ファウンデーション

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    ファウンデーションシリーズの中で今のところ一番読みやすく、わかりやすい作品。
    「シリーズ」としてる為に全て話が繋がっているのだけど、前作の疑問が一章で解決され、二章では逆転に次ぐ逆転の冒険譚が語られるので飽きる事なく読み進められた。
    根底にあるセルダン・ブランが最終的にどのようになるのかはまだ掴めないが、それを信じてる人の力の流れを最終目標に誘うまでセルダンは考えているだろうというのは分かっているけど、具体的にどうなるのかはこれからの楽しみ。

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    2020年05月29日
  • ファウンデーション

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    スペースオペラが“スーパーマン”とすると、このシリーズは“バットマン”の面白さ。とっておきの超能力とかスーパー兵器で完勝するのではなく、相手に欲しがっているモノを与え“勝った(あるいは買った)”と思わせて支配する。銀河系の辺境でトランターに替わり次の文明の中心と成るべく予定されたターミナスを選んだのはチェン(実質)皇帝自身と思わせて実はハリ・セルダンだった!/「千兆の人類のうち、百年後に生きている者は一人もいるまい」医学の進歩も限界があるようだ。
    「自らは見ることはできない」未来のためにハリ·セルダンが何を犠牲にしたかは、遺作『ファウンデーションの誕生』で描かれる。
     百年後、原子力をもたない

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    2020年02月22日
  • われはロボット〔決定版〕

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    AIのトピックが声高に語られるようになり、それと同時にこの本の冒頭にある、ロボット工学三原則もAI時代にふさわしい原則として頻繁に取り上げられることが多くなってきた。この原則は小説家アイザック・アシモフが考えたものであるが、彼のロボット傑作集が本作品である。三原則も作品の中で取り上げられている。下記にあらすじを記す。その前に、作中でも登場する三原則を記しておく。
    作品のテーマとしては、人間とロボットの共存やロボットの脆弱性。また、近未来ロボットが現在よりも開発が進んだ時に起こるであろうことである。言うまでもなくフィクションであるが、楽しめる作品ばかりだ。

    ロボット工学の三原則
    第一条ロボット

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    2024年02月29日
  • ファウンデーション

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    ついに読み始めてしまった。心理歴史学という(架空の)学問をもとにハリ・セルダンにより緻密に予測された、銀河帝国の衰亡と再興が時間軸に沿って語られていく。本作は、セルダンらによって銀河百科事典を編纂するという名目で、惑星ターミナスにファウンデーション設立されてから幾度かの危機をその時々の指導者たちが乗り越えて行くというストーリー。まだほんの序章しか語られていない。

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    2019年10月18日