篠原悠希のレビュー一覧

  • 後宮に月は満ちる 金椛国春秋

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾。

    遊圭たちが後宮入りし1年少しだが、本人たちの思いとは伊良原にどんどん出世し、後宮の中軸に近づいていく。

    皇太后も皇后に選ばれたことで親族が殺され、唯一の希望であったろう皇太子も亡くなってしまう。
    新たな皇太子となった陽元の母は皇后ではないから、外戚族滅法は適用されないのだろうか。
    皇太后の悲しみ・苦しみははかりしれないものだっろう。そこに付け込まれたのかもしれない。

    遊圭たちの後宮篇は次巻までらしい。
    どのような形で後宮を後にするのか、楽しみである。

    0
    2022年03月05日
  • 後宮に星は宿る 金椛国春秋

    Posted by ブクログ

    一人生き延びた遊圭は女装し後宮に行くことになる。
    幼い頃より病弱で部屋にこもりがちだったが故の知識が遊圭を助けていく。

    「皇帝に外戚なし」の法律とはいえ、家族親族が殉死せざるを得ないとは皇后となる叔母も辛いだろう。

    0
    2022年02月25日
  • 後宮に星は宿る 3 ~金椛国春秋~

    購入済み

    これからだったのに

    え、ここで終わり??
    せっかく物語が大きく動いたのに…残念です。
    続き書いて欲しいなぁ~

    1
    2022年02月16日
  • 霊獣紀 獲麟の書(下)

    Posted by ブクログ

    五胡十六国時代を知るきっかけとして、とても良い作品と思いましたが
    一角の存在がそんなに作用していなかったようにも思いました。
    個人的な感想としては、期待していたよりかはちょっと物足りなかったかな、というのが本音です。
    史実ベースでよく見かける淡々さがあったのかもと感じました。
    ただ石勒という人は改めて興味深いなとも思いました。

    0
    2022年01月28日
  • 霊獣紀 獲麟の書(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み始めは気付かなかったけど、世龍の名前でようやく石勒の話だと気付きました。
    上巻はちょっと様子見な感じで読みました。

    0
    2022年01月27日
  • 親王殿下のパティシエール(3) 紫禁城のフランス人

    Posted by ブクログ

    マリーが厨房の人々に受け入れられるようになるためのあれこれ、その為の見事なお菓子ピエスモンテやマカロン、美味しそう。永璘にも何か謎がありそうで気になる。

    0
    2022年01月24日
  • 親王殿下のパティシエール(2) 最強の皇女

    Posted by ブクログ

    1作目を未読なのでフランス革命のあたりはわからないが,永璘皇子とマリーの恋愛絡みのない友情が新鮮だ.
    厨房での嫉妬や嫌がらせはお決まりだし,マリーの背後には皇子もいるのでかなり安心して読める.西洋風の材料のないところで工夫して作る洋菓子が美味しそう.中華点心にも心惹かれる.

    0
    2022年01月23日
  • 親王殿下のパティシエール(5) 皇帝陛下とお菓子の宮殿

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とうとう乾隆帝の登場。
    永璘が教わっていない西洋画を描けたのも、絵を禁じられた理由も明かされる。
    にしてもその理由はちょっと可哀想ではある。
    西洋画がダメなら中華の絵を学ばせていれば、永璘も親王になれるほどの才能を築けたかもしれないのに。
    そして親王たちの間で西洋菓子職人を引き抜こうという動きも強まる。
    マリーが女性だからこその問題もついてまわる。
    果たして平穏な日々はやってくるのだろうか。

    0
    2021年12月12日
  • 月下氷人 金椛国春秋外伝

    Posted by ブクログ

    本編で、そこ気になってたんだよな!という過去の部分が短編化されてて、すっきりした。
    凛々と玄月小月の過去は、本当知りたかったし、読むほど蔡才人が好きになる!

    0
    2021年11月03日
  • 蒼天の王土

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真坂は生きて次の話でも出てくるのかな?
    色々と続くんだろうなって終わり方だったので今回は特に隼人と鷹士の成長と関係性の確認だったと思う。
    投げたボールの行く末を見守る感じの読後感でした。
    個人的にこの方の書かれるモフモフたちが可愛い。

    0
    2021年10月21日
  • 比翼は万里を翔る 金椛国春秋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    完結巻であるのは帯にも周知されてたのだが、4分の3を過ぎて残り少なくなったところで「これ終わるのか?」と不安になった。シリーズの前半を思うとやはり駆け足だった印象は拭えない。
    最終的にみんな義姉妹義兄弟に落ち着くための祝言の横槍だったと思うがもう少し何かあっても良かったような、もう少し最終巻のページ数があっても良かったのではという感想になった。
    始まりの場所が終わりの場所という帰結は見事だったけれど、明々が後にお世話になった人が遊圭を売った人と知ったときも気になるし、割とモヤモヤして終わった。
    暗号文や今までの遊圭の経験が活かされた展開は面白かった。ただ最後の星公子伝という文字を見たときに、星

    0
    2021年10月17日
  • 妖星は闇に瞬く 金椛国春秋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さくさく読めるし面白いんですが、「環境が変わる」「慣れる」「ピンチ」「助けてもらう」の大枠セットが続いている気がしてしまうのが少し残念です。
    戴雲国の繋がりは後々につながるんでしょうね。
    秘密結社がどう関わってくるのか楽しみです。
    個人的にホルシードがかわいいです。

    0
    2021年10月14日
  • 湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    変わらず面白いのですが、舞台が拡がったのもあって少し雑然とした印象になってしまったのと、遊圭の努力ではなく知己の立場を利用して状況が改善されるのは遊圭の年齢ではある程度仕方がないことなのかもしれないけれど少しモヤっとしました。。学生のときならば気にしなかったと思うので僻みかもしれませんし、もっと遊圭が活躍してほしいという思いからかもしれません。
    個人的に天狗とホルシードが癒しでした。

    0
    2021年10月14日
  • 親王殿下のパティシエール(2) 最強の皇女

    Posted by ブクログ

    歩み寄りよね。
    郷に行っては郷に従え、適度に。
    曲げちゃいけないところは曲げずに。

    2021.8.16
    104

    0
    2021年08月16日
  • 親王殿下のパティシエール

    Posted by ブクログ

    華人移民の母を持つフランス生まれのパティシエール見習いが、清王朝の皇子に北京に連れ帰られて働くことから始まる物語。
    1巻目だからか、世界観の構築と登場人物の紹介がメイン。中華ロマン物語と紹介があるけど、女性が自分の腕だけで出世していくのか、皇子とのロマンスとなるのかはまだ不明。
    ちょっと続きが気になる。

    0
    2021年08月13日
  • 親王殿下のパティシエール(4) 慶貝勒府の満漢全席

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    清国の中でも北と南の軋轢、城内と城外の違いや社会の雰囲気がより広く感じられて面白かった。
    マリーは天才でもなければ学問に通じている訳ではない。
    当時のフランス庶民の教育を受け、価値観の中で過ごしてきた。
    女子として普通の教育よりかは菓子職人に必要な文字や計算を覚えただけだ。
    育った環境の価値観はアイデンティティにも繋がるので、キリスト教徒が他の価値観を見下すのも仕方ないのかもしれない。
    でも理解したことも受け入れたこともある。
    ただ、纏足に関してはマリーと同意見だな。
    実は永璘のWikiを読んでしまった。結末はどうなるのかな。

    0
    2021年07月03日
  • 後宮に星は宿る 金椛国春秋

    Posted by ブクログ

    星3.5くらい。ドはまりするほどではないけどおもししろく読んだ。見目麗しくキレものの玄月が屈折していて魅力的(笑)まっすぐな主人公より未だにこういうタイプを好んで追ってしまう…願わくば双方にハッピーエンドを!
    むかしむかしに読んでいたコバルトを思い出して続きが読みたくなる

    0
    2021年05月10日
  • 親王殿下のパティシエール(3) 紫禁城のフランス人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巻末に3巻までに出てきたお菓子と修道士の名前一覧があったのはありがたい。
    永璘がヨーロッパに行った目的は解明されたが、絵を描くことを禁じられた秘密はまだわからず。
    何か大きな事案が隠れていそう。
    マリーの母たちは信仰のためにフランスへ渡ったがただの庶民ではなかった。
    そのことは清国の皇子の元では深刻な問題にはなるが、同時に妃となることも可能な身分らしく…。
    そういえば中国は地域によって言語が異なるのだった。永璘とマリーの会話が成り立っていた意味に思い至っていなかった。
    甘いお菓子がたくさん出てくるお仕事小説+シンデレラロマンスと思いきや、重い歴史のうねりが絡んできそうなのがこの作者ならでは。

    0
    2021年05月09日
  • 蒼天の王土

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「天涯の楽土」の続編。
    好奇心旺盛で器用になんでもこなし、素直でのびやかな隼人と、亡き母の一族の誇りをよすがに戦うことしか許されなかった、正に奴隷だった鷹士。
    彼らは海を渡り外の世界を知る。でも柵が追ってくる。
    やりたいことよりやらなければならないことがある隼人と、やりたいこともどうしたいかもわからない鷹士。
    彼らが旅と戦いの中で自分を見つける物語。
    自然に笑えるようになった鷹士に安堵する。
    まだ続きがありそうなので期待したい。

    0
    2021年05月03日
  • 親王殿下のパティシエール

    Posted by ブクログ

    何の情報もなく読み始めたので、清王朝の時代の話と知ってビックリ。金椛国春秋シリーズみたいなのかと思ってました…

    華人移民の母とフランス人の父を持つフランス生まれのマリー・趙は、清王朝の皇子・愛新覚羅永璘のお抱えパティシエールとして北京で働くことに。厨房には男性シェフばかり…
    マリーはハーフといっても異国人だし、まだ見習いだし、まして女性が男性と一緒に働くという時代でもないし…前途多難でどうなるのか(・・;)

    0
    2021年03月21日