【感想・ネタバレ】幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋のレビュー

あらすじ

星遊圭は、先帝崩御の際、「外戚族滅法」によって殉死させられた名門一族の生き残り。
女装で後宮を生き延びた彼は、知恵と機転で法を廃止させ、
晴れて男子として生きることに。
……のはずが、政略結婚のため遠国へ輿入れする公主・麗華の近侍女官として、
ともに旅立つこととなる。
しかし異国の宮廷に潜入した彼の真の任務は、
金椛帝室を救うため、失われた日蝕の周期表「天官書」を探すことで……!?
傑作中華ファンタジー、新章!

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Posted by ブクログ

ここから遊圭の本領が徐々に発揮されていく。
大切な人達を守るため必死な遊圭だが、無謀過ぎてハラハラさせられる。読む手も止まらない。

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2025年05月24日

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後宮を無事に抜け出した遊圭だったはずなのに、あれっ?!またっ?!なんで?!

という疑問から物語は始まります。

遊圭がますます腹黒k……いえ、賢く機知に長けた少年に成長する様が心地よい話でした。
前巻で出家した麗華が、新しい土地で新たな人生を歩んでいきます。
彼女の未来が、光に満ちた前途あるものになりそうで嬉しかった。

病のため長らえることはできないと言われたものの、胡娘の献身で(ていうか、これまでの人生でかなり鍛えられたよね!?)、とうとう元服した遊圭。

次巻も楽しみです!

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2018年08月17日

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ネタバレ

もっと引っ張るかなーと思ったけど、この巻だけで一応の決着。今回の新キャラ、ルーシャンはこの先も出て来そう。

明々とのらぶは当分まだ先かな……(笑)。

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2018年04月28日

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ネタバレ

面白かったです。このシリーズで一番ハラハラドキドキしました。
麗華公主も他国に輿入れ出来て良かったのではないでしょうか。夏沙の国王もひどい人ではないようだし。
金椛国の安定のため日蝕の日がいつなのかを探るため、麗華公主の女官としてついて行くことになった遊圭。最初に比べると逞しくなったような気がしますが、胡娘から見ればまだまだ心配なお坊ちゃまです。
今回も遊圭は何度も危機に面しますが、知恵を絞って脱したりしています。成長しましたね。

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2024年10月11日

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内容(「BOOK」データベースより)
星遊圭は、先帝崩御の際、「外戚族滅法」によって殉死させられた名門一族の生き残り。女装で後宮を生き延びた彼は、知恵と機転で法を廃止させ、晴れて男子として生きることに。…のはずが、政略結婚のため遠国へ輿入れする公主・麗華の近侍女官として、ともに旅立つこととなる。しかし異国の宮廷に潜入した彼の真の任務は、金椛帝室を救うため、失われた日蝕の周期表「天官書」を探すことで…!?傑作中華ファンタジー、新章!

令和5年1月29日~2月3日

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2023年02月03日

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個人的に少しだれるところもあったのですが、ご老人に会ってからは興味深くなりました。前作たちと比べると少し乱雑とした印象はありますが、相変わらず好きなものが詰まってます。

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2021年10月04日

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ネタバレ

晴れて本来の名前と性別に戻り生活を始めた遊圭だが、輿入れすることになった麗華の女官として夏沙王国へ潜入する。
目的は前王朝が持ち去った暦を取り戻すこと。
日付を予測できないまま日蝕を迎えたら皇帝の威信は地に落ち、帝国の安定も脅かされる。
しかし夏沙は過酷な砂漠を超えた先。
そして復活をもくろむ前王朝の末裔と版図を広げつつある外敵の脅威。
遊圭だけでなく玄月も命がけの旅で読んでいる間ずっと気を張ってしまった。
だからか余計にエンディングの情景が美しく清々しく感じられた。
麗華、幸せになるといいなぁ。

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2020年12月06日

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砂漠の案内人ルーシャンがいつ裏切るかと、ハラハラしました。
少し前に観た映画『キングダム』のような。いや、個人的にはそれ以上に面白かった。(キングダム原作は未読です)

遊圭も頑張ってるけど、玄月も考えてみたらまだ10代のはず。なんて大きなものを一人で背負ってるんだろうと思う。

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2019年08月06日

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昨年夏ごろ読んで面白かったのをしばらく積ん読などなど。
最近になって読み始めたらあっという間だった〜。
キャラクターものはほんと読みやすい。
フィクションにしろノンフィクションにしろ、本の面白さって、自分と異なる視点で物を見るところにあるかと。
まして、今回は砂漠を超えてオアシスの先の西の国…
旅する気分で(彼らはしんどい旅路ですけど)読めたところとか、最近非常に仕事が(自分的に)過酷でしんどい状況であるところだったので、リフレッシュ出来たかと。

2019年5冊目。
令和元年1冊目。
ここのところ全然読めてなかったので、もっともっと本読もう。

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2019年05月01日

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ネタバレ

玄月が認めてきているところが嬉しいです。

でも今回は犠牲を沢山払っているので国のためとはいえ辛いです。
早く明々と幸せになってほしいです。

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2019年02月09日

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今回は、女官、宦官、少年兵士、公子と
遊圭のいろんなバージョンが楽しめる

新しいキャラクターも登場し
今後の展開も期待できる

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2018年09月03日

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続きが出てすぐに読破してしまいました。
第一部は続きが気になるような区切れ方でしたが、この本は1巻で完結しているので読みやすいと思います。

もう少し日蝕の陰謀を引っ張るかと思ったので、以外とあっさり決着が着きました。

新しい登場人物も素敵なキャラクターで、今後も出てきてくれそうです。

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2018年04月26日

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後宮編が終わったら、突然砂漠を横断する旅に!
そして、やっぱり、悠圭は女装⁉️
医学、薬学、天文学、兵法まで⁉️
遊圭が学び成長する度に、金椛国の命運がかかってる❗️

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2022年09月06日

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・読み終えて感じたこと
ストーリー的には次々ページを進めたくなる。
漢字が多くて、知らない熟語が多かったので意味を調べたり、雰囲気で読むところがいくつかあった。

・面白かったシーン
遊圭と玄月とのやりとり


・好きなセリフ
「『祖国を守るために自分にしかできなかったことを、失敗を恐れてやらなかった』、という後悔を一生させたいのか」

・オススメしたい人
中国が好きな人
ファンタジー好きな人
中華ファンタジー好きな人
「金椛国春秋」シリーズが好きな人
この作者が好きな人

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2022年05月27日

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族滅法もなくなり、やっと本来の自分に戻り、自由に堂々と生きられるようになったはずなのに、またしても女装して、麗華の輿入れに同行することに。
前作で後宮篇が終わったことにより、後宮での人々との絡みが無くなるのかと思ったら、まだ続く模様。

大人の仲間入りをした游圭だが、将来的にはやはり明々と結ばれる方向に行くのだろうか?
個人的には、明々は地元でしっかりした人と巡り合い、游圭は微妙な思いを胸にしつつも祝福するといった展開に期待。

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2022年03月23日

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後宮を脱出するもまた新しい任務が。
遊圭の成長、玄月が年相応?の苦労をしている所も見られてよかったです。

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2020年09月08日

Posted by ブクログ

この作品、厚さのわりには内容が詰まってて読むのに時間がかかる。心情の表現も少なめなのと、数行でいつのまにか日にちが過ぎてたりするのでなかなか読み飛ばせない。。。

今回は麗華の輿入れのために他国へ、密命をもって、いく主人公。後半、かなり展開がはやいです

2020.3.17
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2020年03月17日

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遊圭が、公主麗華の婚礼に伴ってシルクロードの様な所を旅する.盗賊に襲われたり,夏沙王国宮廷の権力争いや日蝕に合わせての侵略の阻止など,ただ生きる事を軸にもがき火の粉を振り払いながら成長して行く様子が頼もしい.途中救世主の様に現れたルーシャン,いい男です.

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2018年07月04日

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