あらすじ
皇太后の陰謀を食い止めた功績を買われ、女装で後宮潜入中の少年・遊圭は、皇帝のお妃候補に選ばれることに。それは無理!と焦る遊圭だが、滞在中の養生院で、原因不明の火事に巻き込まれ……。
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後宮編の完結。
永娥娘のナント強いこと!
今後は怨霊になって出てくるのでは!?と思うほどでした(笑)
全ては遊圭の望む形で終わったのですが、実際、不安要素はたっぷり。
外戚族滅法が廃止されたいま、外戚のない皇后と皇帝。
我が子を次期皇帝にと願う、外戚を持つ妃達。
後宮を出た遊圭が、この先、玄月や陽元とどう関わっていくのか。
あぁ!はやく続きが読みたい!!
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後宮編、完結。
女装にも限度ってモンがあるでしょうよ、とこちらがハラハラし通しでしたが、なんとかなりました。
女官も医学生に。ゆくゆくは女医を。
遊圭が放った石は、かなり大きな波紋を広げます。
この1冊で3冊にわたった外戚族滅法の廃止を完結させるためとはいえ、少しだけ性急さが垣間見えるのは仕方ないことなのかな。
ひとまず、遊々こと薫藤は、皇弟が企てたクーデターのため落命します。
でも、めでたしめでたしなのです。
次は、新章。
星家再興なるか。
ますます楽しみです。
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2018/07/13。
はあ、ほんと面白かった。
春先にハマった本が続きが気になるまま待ち状態に入ってしまい、もうまた本はいいかなぁなんて思っていたけど。
いやいややはり物語っていうのはなんて素晴らしいのでしょう。
架空の王朝の後宮が舞台だけど、現代にも通ずるものがあるなあと。
寓意に満ちていて、だからって説教くさいわけでもなく、ほんと面白かった。
そしてちゃんと完結したので嬉しい。
キャラクターが魅力的だし、続きが気になってどんどん進んでしまう。
最後の一ページまでしっかり楽しめました!!
新章も楽しみだな〜♪♪(〃ω〃)♪
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金か国春秋、3部作と思っていたら、帯に後続ありますと、予告。
女の子が、男装して男社会を泳ぐ話は、ままありますが、逆バージョンは、思いつかない、病弱主人公は、あっても後宮世界と2重のしばりの中成長する遊圭の素直さがいとおしい、対極の玄月が、自分が棄てざるを得なかったものに対するジレンマと今ある自負心を覗かせるあたりがたまりません。最後の「敵になるなよ」は、本音だね。
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金椛国春秋シリーズ3作目。
遊圭が身を隠さなくてはいけない原因の《外戚族滅法》の廃止を、褒美として皇帝に願い出た遊圭でしたが、やはり簡単にはいきません。女が正規の医生官に合格するのは不可能だと皇帝に言われた遊圭は合格出来るといい、皇帝と賭けをするとに ―― 。
外戚族滅法にも良い面があり、廃止されると後宮の利権争い、次代の跡継ぎを巡っていろいろあるのでしょうね。だからといって今が良い治世だとも言えず、どんな時だって悪知恵を働く者はいますから。
そしてやっぱり巻き込まれる遊圭。遊圭が無事でよかったけど、麗華公主は報われないなぁと思いました。
母親のことを諦められたら、もしかしたら幸せな結婚もあったかもしれないのに。
無事に後宮を出られた遊圭と明々。
次はどんなことに巻き込まれてしまうのやら…。
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内容(「BOOK」データベースより)
大陸の強国、金椛国。後宮内の陰謀を暴いた遊圭の評判は、宮城内に広まった。しかも皇帝・陽元からは褒美として、妃嬪に加えるとの内示が!しかし女装で女官として勤める遊圭には不可能だし、後宮脱出未遂の無理がたたって療養中だしで絶体絶命。そんな中、彼が過ごす養生院で火災が起こる。一体、誰が…。そして陽元と謁見した遊圭は、売り言葉に買い言葉で、とんでもない約束をしてしまい!?中華ファンタジー、後宮編完結!!
令和5年1月9日~13日
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後宮編完結!
遊々はいくら命があっても、足りないんじゃないかっていうぐらい、危険に晒されて、正体もバレて…
でも、なんだかんだで、最後は幸せで良かった!
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3巻まで一気に読んでしまった。
皇太后の陰謀を暴き、ますますその存在感を高めてしまった遊圭。
帝の妃となるのを回避するため、女官が医師試験を突破することを約束してしまう。
ついでに悲願である族滅法の撤廃を願うのだが…。
冒頭から死にかけているし皇太后側の残党から狙われ大変な目に遭うが、後宮編は完結。
族滅法により後ろ盾を持たない皇帝夫妻はいざという時にその地盤が弱い。
また、外戚を排除しても取って変わる者たちは現れる。
族滅法を撤廃したことにより皇后の危険も増すだろう。
遊圭と玄月は後宮の外と内から皇帝夫妻を支える柱となるのだろうか。
もしかしたら対立する未来が来るのかもしれない。
最後に「星公子伝」とあったが、後世の読み物になるのだろうか。
だとしたら遊圭は歴史に名を残すことになるのだろう。
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麗華の成長というか変化がすごく胸にきました。
彼女の今までを考えると報われて欲しいなぁ。
陽元にずっとモヤッとしながら読んでいましたが今回で少しその気持ちが薄まったような?
後宮から去ることになり自分の道を歩むことになる遊圭。どんな将来が待っているのかな。
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話の設定は面白い!だから後宮編を一気に読み切った。
でも、文体というか言い回しなのか、分かりづらい表現がある。読みやすいファンタジー設定だから、もっと柔らかい表現ならスーっと読める気がする。
次のシリーズも楽しみ。
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外戚族滅法を廃止するために、医政試験に女性が受かってみせると大きな賭けを陽元に持ち出したけれど、一緒に受ける子が駆け落ちしたり妨害を受けたりと一筋縄ではいかず。
明々と一旦別れてしまうのは悲しいですが、自由を満喫してほしいです。
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陽元の成長が素晴らしい!
玄月の冷静沈着ぶりが健在なのも楽しいけど、それ以上に陽元の存在感がよかったなー。こんな皇帝なら付いていきたい…と思える人になりました。
大きな問題を残しての完結?
今後の展開を想像しつつ、次の章を読むまで間を開けるのもいいかな。
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今回は、医者になるための試験に合格しなければならないということだけなので、まあ、それなりのすったもんだはあるかもしれないけど、スルっと終わるんだろうな
なんて思っていたら
すったもんだがすぎる!(笑)
中盤以降は一気読みせずにいられない
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一旦の完結といった感じ。
大団円とはいかないけど、ケリはついたかな。
まだ続きがありそうですね。
明々は可愛いけど、イマイチ主人公の少年が好きでないのでなー。
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久しぶりに面白いファンタジーを発見しました。
男の子が女装して後宮に入り、再び男に戻れるまでの物語です。
こういう性別を偽る話は、割りと設定に無理があるよね、で引いてしまうことの方が多いのですが、この小説についていえば、背景設定もきちんと調べ、年齢的な無理を排除し、よくあるハーレムや逆ハー的なラブコメに走るでもなく、一つの物語として完成していると思います。
科挙の仕組み、宦官について、医学について、きちんと勉強して書かれたのだろうと推測できますし、読み応えという点でも満足です。
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ちょっと駆け足気味だったような……? ってか、あっさり解決しすぎだろうww
でも、新章開幕、ってあったから、今後、ちゃんと彼が御家再興するまでを描ききるのだろうか。あんまり売れているようには思えない入荷数だったけど……。
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金椛国シリーズ3作目
医局生の試験に挑戦することとなる
後宮から外に出ると、やはりそこは男社会
女が勉強をすること、男と肩を並べることの困難があったり…
後宮編完結
ということで、出会いや別れなども多かったなー
この後、どこに向かっていくのだろう〜
今はまだまだ弱い部分が多く、護られることが多いけど、これからきっと外の世界で成長していくんだろうなと思う
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前半はイマイチだったけど火災辺りからハラハラ。
私も心臓が痛くなった...
でも結局火災の原因は何だったの?
幻月のイメージは向井理さんだな笑
みんなキャラクターも立ってるし、テンポも良いし読みやすい。
「学問は思考するための道具」
幻月が結局いい人なのか、なんなのかは分からないけど...なんなんだろう?
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他
「ファンタジー」とは言いつつ魔法が出てくるわけでは無くて、きちんとした世界観のある読み応えのある作品。
次作からまた物語が動き出しそう。楽しみ。
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シリーズ第3弾。後宮篇終了。
1年半余りのうちに、一族が殉死させられ、一人逃れたものの、身を隠すために後宮へ。
あれよあれよと出世し、とうとう族滅法までなくすことに成功。
ちょっと上手くいきすぎな感も否めないが、遊圭が女装でごまかせるのも限界だったのだろう。
族滅法がなくなったとしても、星家の生き残りということを公にすることができるのだろうか。
次巻以降、後宮篇での人々との絡みがどうなるのか。
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ジンファ国シリーズ第3弾。
今回の巻で大分話が動いて、続滅法が禁止されたり、女医生が誕生したりと新たな展開があった。
ただ、ストーリ展開的に無理あるんじゃない?
それ詰め甘くない??
と、ちょっと思ってしまう所もあるけれど、それでもどうなるのか気になって最後までは読み通せる。
それぞれ出てくる登場人物の心理まであまり詳しくは書かれてなかったけど、今回の巻で少しずつ玄月の過去等が分かってきて、そうなると感情移入もしやすくなるから次巻に期待したい。
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後宮編終了
いろんな人に性別ばれてたし、後宮卒業は理に適ってる。
ここまできてもまだ玄月さんの本音とか本性がよくわからないのでこれからグッとはいってほしいな。
2020.1.5
8
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後宮編完結。とりあえず無事に星少年は後宮から出ることができ一見落着。色々とツッコミどころもあるが、これで挿絵があればラノベになるんだろう。つくづくラノベと普通の小説の境界線が不明瞭になりつつあると感じる。どっちでもよかろうとは思うが。
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色々な出来事が盛りだくさんで、でもうまい具合にことが展開してゆき、とりあえずのところまで一気に終結したという感じ。
今回も遊圭がストレートに反応しすぎて見ていてハラハラしたけれど、とにかく無事に乗り越えられて良かったね〜
一方、物語の中であまり良い捉え方をされない玄月だけど、彼は思慮深い(狡猾ともいうけど)ので登場しただけでこちらの安心感が違う。普通にめちゃくちゃ助けてくれてるし、遊圭もっと素直に頼れよ!!
最後、やっとお互いの気持ちが近づいたかな…?と思ったところでお別れなのは寂しい。
なんだかんだ言いながらも、3冊目まで読み進めて愛着も湧いてきたこの世界。ここまでを見届けられて良かった。
この先も新章という形で続きがあるみたい。
遊圭はどうなっているかな?
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女装もだんだん難しくなってきた遊圭、いつバレるかとドキドキしながら読む。体も弱いのに無鉄砲で、次から次へと危機が、振りまわされる明々、たまらないだろうなぁ。結局、日蝕は?と思ったが、最後バタバタと収束したので、どさくさに紛れてどこかにいっちゃったのかなー
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世界観,ストーリともに秀逸。逆に現実的過ぎファンタジの醍醐味が削がれてしまった気もするが。
あらすじ(背表紙より)
大陸の強国、金椛国。後宮内の陰謀を暴いた遊圭の評判は、宮城内に広まった。しかも皇帝・陽元からは褒美として、妃嬪に加えるとの内示が!しかし女装で女官として勤める遊圭には不可能だし、後宮脱出未遂の無理がたたって療養中だしで絶体絶命。そんな中、彼が過ごす養生院で火災が起こる。一体、誰が…。そして陽元と謁見した遊圭は、売り言葉に買い言葉で、とんでもない約束をしてしまい!?中華ファンタジー、後宮編完結!!