【感想・ネタバレ】親王殿下のパティシエール(5) 皇帝陛下とお菓子の宮殿のレビュー

あらすじ

清の第十七皇子・愛新覚羅永璘(あいしんかくらえいりん)お抱えの糕點師(パティシエール)見習いとして北京で働く仏華ハーフのマリーに新たな難題が降りかかる! 皇帝・乾隆帝より工芸菓子(ピエス・モンテ)の献上を命じられたのだ。西洋の建物を模したものを、というお題にマリーは皇帝が宣教師に設計させた西洋楼を写生しに円明園に赴くが……。更に七人の世襲親王が登場し、遂に皇上とのお目通りまで! 若き女菓子職人の波瀾万丈清国ライフ、最高潮!

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Posted by ブクログ

 フランス革命を逃れ、皇族のパティシエとして清国に渡ってきたマリーのシリーズ5作目。厳しい身分社会、徒弟制度のなか、外国人や目新しいものに対する偏見を上手に受け流しつつ、理解者たちと交流を深める、主人公マリーと周囲の人々の人間力が素晴らしい。今作では、ついに皇帝(乾隆帝)からのお召しがかかる!
 なお、今作ではマリーが、お菓子の大作にかかりきりになるので、日々のお菓子や料理についての描写は少なくなっている。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はハラハラドキドキしながら、読ませていただきました。

しかし、奥深いお菓子と清朝のしきたり。

今回も楽しい時間を過ごしました。

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2021年10月15日

Posted by ブクログ

第一話 皇家庭園と親王ア・ラ・カルト
第二話 公主の懐妊と二度目のクリスマス
第三話 皇帝陛下とパティシエール

皇帝からの難題に四苦八苦するマリー。対応を能力のある大人に助けてもらうことで、目に見えてマリーが成長する。
何て嬉しい気分だろう!

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2021年11月11日

Posted by ブクログ

この頃はお菓子というより工芸品ピエスモンテ作りばかり.皇帝が永璘を遠ざける理由に近づいたような気のするマリー.皇帝が永璘を受け入れてくれる日が早く来たらいいのにと思います.

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とうとう乾隆帝の登場。
永璘が教わっていない西洋画を描けたのも、絵を禁じられた理由も明かされる。
にしてもその理由はちょっと可哀想ではある。
西洋画がダメなら中華の絵を学ばせていれば、永璘も親王になれるほどの才能を築けたかもしれないのに。
そして親王たちの間で西洋菓子職人を引き抜こうという動きも強まる。
マリーが女性だからこその問題もついてまわる。
果たして平穏な日々はやってくるのだろうか。

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2021年12月12日

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