あらすじ
清の第十七皇子・愛新覚羅永璘(あいしんかくらえいりん)お抱えの糕點師(パティシエール)見習いとして北京で働く仏華ハーフのマリー。彼女は菓子職人として独立したいだけなのだが、御年八十の乾隆帝の譲位も迫り、周囲がその存在を放っておいてはくれない。政争、フランス革命の結末、敬愛する主人夫妻に降りかかる受難……。荒波に翻弄されながらも、夢を目指し奮闘する、激動の清国パティシエライフ、いよいよ佳境へ!
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Posted by ブクログ
皇帝の代替わりのため、龍の工芸菓子を頼まれたり、大事な祖国の人々が亡くなったり、試練です。
ですが、フランス菓子のレシピ本を出せることになったり、人生は山あり、谷ありだなぁとしみじみ。
Posted by ブクログ
見習い生活にも慣れてきたが、この先昇格するとしたら料理人になってしまう。
しかしマリーがなりたいのはお菓子専門の職人。
進む道もさることながら、マリーの出自を巡っての審議が起きる。
目立つ存在ゆえに注目を浴び、永璘の危険ともなりえる。
果たしてマリーが安心して暮らせる日は来るのだろうか。
Posted by ブクログ
なかなか取り巻く環境が厳しくなってきた。
今回はマリーよりニオフルの優しさと逞しさに救われた巻でした。
マリーの2人に対する微妙な感情は理解できる。
頼られたかった、というね
2023.6.10
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Posted by ブクログ
慶貝勒府の春夏秋冬/慶貝勒府の大騒動/慶貝勒府の受難
マリーの心と身体は少しずつでも成長する。
さて今回のお菓子も美味しそうです。工夫と練習が良い結果に繋がるようですね。