土屋京子のレビュー一覧

  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

    ナルニアの国に行ってみたい

    不思議な世界を冒険するのに、ナルニアは導いてくれます。読みやすいので、お子様にもおすすめできます。

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    2021年03月22日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    凄く面白かったです。
    序章以外手紙形式なのも新鮮でした。
    日常を綴る手紙もですし、いきなりの怒ってる手紙だったりそのあとすぐ謝罪手紙書いてたりと面白かったです。

    物語上最後の手紙であるラブレターが大好きで、ときめいて何度も何度も読んでいます。
    好きな人と会った後に見る星空の美しさ、わかるなぁ、素敵だなぁ。

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    2020年10月17日
  • バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで

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    2016年リオデジャネイロ五輪に難民五輪選手団の一員として参加したシリアの競泳選手ユスラ・マルディ二さんが、シリア内戦から逃れるためにトルコ、ギリシャを経てドイツまでたどり着くまでと、リオデジャネイロ五輪に参加するに至る経緯を自らつづったノンフィクション。
    今日ではかなり危険な状況のシリアの首都ダマスカスですが、内戦が激化するまでは普通の暮らしが営まれる状況でした。次第にきな臭い情勢となり、ついに生活圏に戦車や軍隊が入り込み、ユスラさんの通うスイミングクラブにも不発弾が落ちる状況に至り、国外へ逃れる決心をします。
    ユスラさんが辿ったのは、トルコ、ギリシャ、マケドニア、セルビア、ハンガリー、オー

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    2020年02月16日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    渡り廊下的屋根裏から始まり、世界の間の森に至る…。悪が入り込まなければアスランの新世界は仏教で言う浄土世界だったのか?先に発表された『カスピアン王子の…』で「(ものいうけものの国)ナルニアは人間が王たるべき国」と言っていたが、まさか英国の馭者をいきなり初代国王にする形で定まったとは!どこまでがアスランの予定だったのだろうか?/小学生時分に、父が最初に買ってきてくれたのがこの本だったが、やはり『ライオンと魔女』から読んだ方が謎がさかのぼって解けていく発見があるだろう。しかしシリーズ随一の面白さではあると思う

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    2020年02月09日
  • バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで

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    「17才のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで」という副題のとおり、実話である。
    アラブの春、内戦、ボートで出国、難民呼ばれドイツを目指し、水泳選手としてオリンピックに出場するまでの、壮絶で過酷な本人の手記なのだが、若さゆえかそれほど悲壮感漂うものでないので、どんどん引き込まれる。もちろん訳者の手腕もあると思う。彼女は英語の読み書きができたので、この手記は英語で書かれた。
     自己実現のためでなく、世界各国の「難民」と呼ばれる人々の声を届けるためにオリンピックに出ることを決めた彼女のメッセージが届きますように。

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    2019年11月19日
  • 秘密の花園

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    少なからずこころの動くいい作品だった。こじれている人にはいいかもしれない。小説がやさしく語りかけてきてくれる。

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    2017年12月18日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(下)

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    唯一無二の、きらきらした感じ。

    物語の細部は、実は暴力と非情。ハードボイルドな「みんな悪者」ワールド。なのに、めくるめくピュア。「詩情」という実態の分からないコトバとは、この本の為にあるのかも知れません。

    最強のペアの物語です。DV被害少年・ハックと、逃亡黒人奴隷・ジム。
    ふたりの筏の旅は、ミシシッピーをくだり、黒人自由州へ。「ジムを密告するべきでは?」という張り裂けそうな危機を孕みながら。ハックの決断はー。

    #

    「ハックルベリー・フィンの冒険」光文社古典新訳文庫で上下巻。マーク・トウェイン。1885年発表。

    世界は、(というかアメリカは、なのか)なんてグロテスクに不条理で、残酷で、

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    2017年07月27日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    唯一無二の、きらきらした感じ。

    物語の細部は、実は暴力と非情。ハードボイルドな「みんな悪者」ワールド。なのに、めくるめくピュア。「詩情」という実態の分からないコトバとは、この本の為にあるのかも知れません。

    最強のペアの物語です。DV被害少年・ハックと、逃亡黒人奴隷・ジム。
    ふたりの筏の旅は、ミシシッピーをくだり、黒人自由州へ。「ジムを密告するべきでは?」という張り裂けそうな危機を孕みながら。ハックの決断はー。

    #

    「ハックルベリー・フィンの冒険」光文社古典新訳文庫で上下巻。マーク・トウェイン。1885年発表。

    世界は、(というかアメリカは、なのか)なんてグロテスクに不条理で、残酷で、

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    2017年07月27日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(下)

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    下巻。久しぶりに小説で熱くなった。ヘミングウェイをしてアメリカ文学の始原だと言わしめた、その余韻は強い。アメリカ的なものとは何であろうかと考えてしまうが、私自身が表現しえない、知りえないアメリカ的なものがここに原点を置いているということ。

    トムソーヤーの前にこちらを読んでしまったので、前作でのハックを知らないが、文明じみておらず野生の色濃いハックの純真が強烈なメッセージになっている。マーク・トウェイン曰く、この作品は「健全な心と捻じ曲げられた良心がぶつかり合い、良心が敗北を喫する物語である」。文化、特に宗教的に根拠を置く社会的なしきたりは私たちの良心に善きにつけ悪しきにつけ強烈な影響を与える

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    2017年05月22日
  • あしながおじさん

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    なんとなく内容は知っているけど・・・。という本だったので一度手にとってみたかった作品。
    想像以上に、ジュディが前向きでユーモアがあって逞しくて。とにかくかわいらしい女性で、自分もこんな風になれたらなぁ。と思わせるような女性。
    作中に、ジャーヴィスの名前と、ジュディ目線でのジャーヴィスはよく登場するけど実ジャーヴィスの登場は以外と少ない気がします。もっと彼の詳細があってもよかったかな。

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    2016年10月16日
  • あしながおじさん

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    あしながおじさん!

    子供のときにだいすきだった本。
    年齢としては大人になった今、15年前を思い出しながら読んでみました。

    昔は、素敵なジャーヴィー坊ちゃんと幸せになるシンデレララブストーリーにうっとりしてました。
    あと、キャンパスライフの甘美な描写!
    「ブルーのモスリンのドレス」「ファッジ」「糖蜜キャンディ」「イブニングドレス」「シルクのストッキング」
    こんな言葉の響きにどきどきしながら、めいっぱいの想像力を働かせていたもの。

    でも今読むと、それだけじゃなくて。
    ジュディの生き生きとした魅力がわかるようになりました。

    強さ、賢さ、明るさ、お茶目さ。

    しんどい過去や逆境に負けないところ

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    2016年09月07日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    心がきれいにあらわれて行く、
    本を読むという趣味があってよかったな、
    と思える作品です。

    コレラによって
    不幸にして両親を亡くしてしまったメアリー。
    愛情を知らぬ彼女はまさに暴君。
    つれられていった屋敷でもはじめは乱暴そのものでした。

    しかしながら、彼女を世話してくれる女中さんは
    そんな彼女を温かく見守り
    時にいけないことを教えてくれました。

    そして彼女はだんだんと
    こころに抱えていた闇から開放されるのです。

    世の中に疲れ始めたとき、
    希望を与えてくれる本だな、と感じました。

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    2016年06月13日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(下)

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    ずっと前から読みたかった。『ハックルベリーフィンの冒険』やっと読み終えました。
    面白い。トムソーヤの冒険も実は読んだことがないのですが
    この本で出てくるトムソーヤよりは、ハックフィンの
    ほうが数倍魅力的な子供で、有名な黒人奴隷ジムを助ける
    ことを決めるシーンは本当に感動します。
    アメリカが色濃く出ているこの本はやはり名著というか
    いい本だと思います。また純粋に面白いですし、新訳と
    いうことで日本語訳もわかりやすく、読みやすくなって
    いてとてもいいと思います。

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    2016年04月23日
  • フォーカス

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    素晴らしかった。
    集中力が成果に結びつくという主張ですが、「人間が注意散漫になる(集中できない)根本原因」を能の二つの機能に着目して科学的に立証しています。その理論が各章を通じで軸となっているので説得力があり、腑に落ちる。
    実生活に役立ちそうな助言もたくさん。反復演習は単に数をこなせばいいだけではなく、一回一回に集中して行ったほうが成果は飛躍的に向上する、とか。
    自身の集中力や成果の出し方に関心がある人だけではなく、教育者にもお勧め。

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    2016年01月10日
  • フォーカス

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    集中を妨げるものが私たちの周りには多すぎる。その結果自分にとって本当に大切なものが見えなくなっているのではないかと警鐘を鳴らし、そこから脱していくために必要なことは何かを具体的な研究結果や事例をもとに私たちに示してくれる本。自分を見つめ、他者に共感し、未来を考えることの大切さについて考えさせてくれる良書。

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    2016年01月09日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(下)

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    あー面白かった。王様と公爵と別れることができて本当に良かった。もう、ほとほと彼らにはうんざりした。世の中にはこういう大人が少なからずいると思うと、これまたうんざりする。そして、ここでトムが!と興奮し、「つもり」をまじえた大計画に爆笑し、真実を知りつつ行動したトムの心意気にいろんな感情が沸き、涙した。
    さ、読み終わったところで、小説の読み方を再読しようっと。

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    2015年02月11日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

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    面白い!トムソーヤーと比べてハックは理屈っぽくて現実的で、ハックの方が親しみやすいと思った。育ちが悪くて教育を受けていなくても、生きていく知恵は身についていて、これぞまさに冒険だと思った。ハックの見事な発想と計画に感嘆した。

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    2015年02月11日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    初めて読んだ。子供の頃に読んだら、どんな感想を持ったかなあ・・・と思ったけど、名前だけは知っていても通らずにここまで来たんだから、感想も何も・・・もらっても読んでないかもしれないな。言葉が難しく、原文はどんな英語を使っているんだろうと興味がわいた。トム・ソーヤーのはちゃめちゃぶりに大笑いし、繊細な感情に自分の子供のころを思い出し重ねた。こんなにもありありと子ども目線で書けるなんて、子ども時代をよく覚えているのだろうな、感受性がすごく豊かな人なんだろうなあと著書に興味を持った。
    そして、最後の最後に、私が読みたかったのはこれじゃなくてハックルベリー・フィンの方だったとわかった。次に読む。

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    2015年02月11日
  • 秘密の花園

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    小学生の頃、一時エンドレスで読んでいた。そしてその時ぶりに読んだ。まさか光文社新訳で読めるなんて。
    はまったきっかけは名前が自分に似てるから。日本の小説には私に似た名前があまり出てこなくてなんとなく寂しさを感じていたし、メアリの元々の自分さえ良ければいいとか他人を斟酌しない様子なんか自分に近い感じがして、メアリのことを好きになってくれる人が出てきますようにと応援してたなあ。鳥やリスを操るディゴンを羨んだりする気持ちは当時と変わらないけど、親子仲の進展に感動できたのは今だからかなと思ったり。

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    2014年08月21日
  • 秘密の花園

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    徐々にワクワク度が増す、愛すべき物語。人はどこであれ、変革のきっかけを持つことができるという楽観主義を感じる。荒削りのようで、しかし、どことなく憎めない物語だった。解説、訳者のあとがき共にグッド。

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    2013年12月03日