土屋京子のレビュー一覧

  • 秘密の花園

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    視点が変わったところ以外はとても読みやすく、自然の描写が好み。
    私も外を走りまわれば美人になれるかな?
    終わり方がそっけなさすぎな気も。

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    2013年11月30日
  • スーツケースの中の少年

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    デンマークとリトアニアを舞台に展開するスリリングな物語である…「知られざる不幸な境涯」が実は密かに多々存在していて、それに気付いて「何とかしてみたい…」という正義感を持っている女性が、期せずして恐るべき事態に巻き込まれてしまう…勿論、本作はフィクションだが…「全くの絵空事」ではない、「迫るモノ」が在る…

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    2013年10月28日
  • 秘密の花園

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    古典的な児童書なので、退屈そうな印象だった。
    読んでみると、一気に引き込まれて、わがままで偏屈なメアリをはじめ、病弱なコリンたち、登場人物が生まれ変わり、生気をとりもどしていく姿に元気をもらった。

    読んでる間は食べ物がたべたくなるし、外に出たくてしかたなくなる。
    花園そのものの魅力もこどもたち同様に受け取れたし、花園の再生に心踊らせながら読み終えました。

    最後は喜びに打ち震えて涙がでた。

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    2013年10月26日
  • スーツケースの中の少年

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    ネタバレ

    スティーグ・ラーソンの「ミレニアム」と賞レースを争ったというデンマーク作家二人による共作ミステリ。
    友人から頼まれてコインロッカーから取り出したスーツケースに収められていたのは、全裸の少年だった。誰が、何のために?
    物語は複数の主要な登場人物の視点に切り替わりながら進んで行く群像劇となっており、読者はある意味神の視点で物語を読むことができる。その意味で、少年が誰なのか、黒幕が誰なのかは比較的早い段階で想像でき、また明かされて行く。一方でなぜ?という命題は物語終盤まで明かされず、群像劇にもかかわらず、良質なホワイダニットのミステリとしてまとめられており、ミレニアムと賞レースを争ったというのも頷け

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    2013年10月11日
  • 秘密の花園

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    子供による子供の為の話。だけどこの話に出てくる大人の為でもある話。
    文章を追いかけながら、懐かしい気分になり、笑みが抑えられず、自然に対して素直で率直で、なんでも驚き興味を示す三人に何度も涙があふれてくる。
    子供が読んだら、当たり前の事が書いてあると思うのでしょうが、大人から見たら涙ぐまずにはいられない。
    子供のころに感じた新しいものへのあくなき探究心と愛がある。それしかない。
    子供の秘密は、いつか誰かに打ち明ける為にある。
    大人の秘密は、誰にも話さず墓場まで持っていく。
    人を笑顔にさせ、秘密の花園に入り、出てきたクレイヴン氏は、この作品を読んだ読者の姿だと思う。
    とても素敵な作品。

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    2013年03月31日
  • 秘密の花園

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    自然描写の美しさとひねくれた子供たちの鋭い描写が絶妙。メアリとコリンが変わっていくのは本当に清々しかった。
    映画も見てみたいけど、実際にイギリスに行ってヒースの臭いや色を体で感じたい。

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    2013年04月12日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    ネタバレ

    アメリカ文学を代表する、マーク・トウェインの名作。
    光文社古典新訳文庫による、最新の翻訳です。
    ミシシッピ川に面した田舎町を舞台に、悪戯の天才トム・ソーヤーと、悪友のハックルベリー・フィン、ジョー・ハーパー、ガールフレンドのベッキー・サッチャーに、口うるさいポリーおばさんらが繰り広げる爆笑物語w
    80年にTV放送されたアニメを視た人たちには意外でしょうが、ベン・ロジャースの役どころは実はほとんどがジョー・ハーパーでした!?
    塀のペンキ塗りの最初のカモは、アニメと同じくベン・ロジャースでしたけどねw
    ドビンズ先生のハゲをバラしたのは意外にも・・・
    トムの家の黒人奴隷ジムのキャラクターも、アニメと

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    2012年08月29日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    基本的に地の文の語り口の圧倒的な面白さで読ませる、さすがの名作。このユーモア、距離感、愛情ある語りは感動的でもある。考えるヒントがそこかしこに。

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    2012年08月22日
  • 秘密の花園

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    ネタバレ

    母の庭。手を入れ花を咲かせる。

    映画を先に見たので、文章を読みながら、映像を思い出し、想像が膨らみました。 冷たい感じの出だしから、こころ温まる最後の展開まで、飽きずによむことができました。

    映像作品(DVDなど)をお勧めします。

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    2013年04月26日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    なんだかんだで読んだことなかったので。なぜか結末だけ知っていたのだが、知らない状態で読みたかった。シンデレラストーリーと言う言葉が解説にも出てくるが、光源氏みもある。
    地味にショッピング(買ったもの)描写が魅力的だが、そもそもが少女向けというよりは主婦向け雑誌での連載だったことを知り、納得。

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    2025年11月03日
  • ハックルベリー・フィンの冒険(下)

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    「いいや、おいら、地獄に行く」

    注釈によると、物語の舞台は1830〜40年代のアメリカ南部

    当時のアメリカには逃亡奴隷法という法律があり、逃亡奴隷を助けた者には重い罰則が課せられていました
    犯罪だったんですね

    罰則は最高で500ドルの罰金(後に最高6ヶ月の懲役刑も加えらます)
    当時の500ドルは一般的な労働者の年収2〜4年分というのだから、大変な額です

    加えて、罪を犯した者は神の教えに背いたものとして地獄に行くことになります
    当時の宗教観では、地獄の存在は現在とは比べものにならないほど強く信じられていたと思いますので、十分に重い罰金刑よりもさらにさらに重い刑が死後に科されるということに

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    2025年10月26日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    〈おじさまはハゲですか?〉
    けっこう繰り返していてびっくり。会ったことない人を想像するとき外見大事だけど。
    どんどん興味が外へ社会へ広がっていくのが、頼もしくかっこいい。
    〈坊ちゃま〉意外と年上だった。

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    2025年08月01日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    子どもの頃にトムソーヤーの冒険は読んだことがあったが、ハックルベリーフィンの冒険は読んだことがなく。本屋に平積みされていたハックルベリーフィンの冒険を読んでみたいと思い立ち、そのためにはトムソーヤーの冒険を読み返そう!と思って、手に取った。

    子どもの頃に読んだときとは、受け取る情報量がまったく違った。いたずらばかりだけど根はやさしい、わんぱく小僧の冒険物語。トム筆頭とする子どもたちの想像力、主体性、行動力には、大人になった今読むからこそ感服する。と同時に、「嘘つかないニガーなんか見たことない」と言ったセリフや、トムが憧れる海賊や酋長や盗賊の物語を説明する中で、「男はこうで、女はこうなんだ」と

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    2025年03月16日
  • ザ・ブランド・マーケティング

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    ナイキとスターバックスのブランディングで起こったことをベースに、企業のブランディングを上げるために学べる本。
    企業理念はまず全社員が共有しておかないと成立しないですね。

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    2025年03月08日
  • ザ・ブランド・マーケティング

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    NIKEでJust Do Itによるパーセプションチェンジを主導し、駆け出し中のスタバを世界ブランドに押し上げたブランドマーケティングのプロによるブランディングの考え方・方法論。実績を出した方の話なので説得力があるのです。

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    2025年02月02日
  • ナルニア国物語7 最後の戦い

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    既に7冊も読み終えたので、自分もナルニアの一員になったような気持ちである。アスランに無条件の安心感を覚えるし、ナルニアが自分の仲間だと言う気持ちになる。

    そもそもナルニアという空間が、現実とは違う概念なのだが、『ナルニア国物語』を読んだ読者の間でも『ナルニア国物語』に対する解釈、好きなキャラクター、好きなシーンが大きく異なる。読者みんながそれぞれの心に自分だけのナルニアを思い描いている。魔法のタンスがナルニアにつながっていたように、我々の心のタンスには、この物語を読んだ素敵な思い出が詰まっているのかもしれない。

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    2024年12月20日
  • ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

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    指輪物語かナルニア国物語の映画かは忘れていたが、確かにビーバー夫妻が出てきたことは見覚えがあった。ナルニア国物語=雪の国というイメージがあったのも、この物語の印象だろう。

    エドマンドが最終的にプラマイゼロに見えるように演出されているのが少々気に食わないものの、アスランに免じて本書を良い作品と評したい。

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    2024年12月03日
  • ナルニア国物語7 最後の戦い

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    他の作品と違って冒険のない物語で宗教色がかなり強い作品。
    要所要所で賛否分かれるとは思うけれど、読者がナルニアの友であればあるほど
    納得の行く作品ではないでしょうか?
    (正直ナルニア国物語の中では好きではない部類なのだが)

    ただ信じる者は幸福となる、疑うものは見えるものも見えなくなる、というのは
    正しいようで少し極端で怖い描写だなと思ったり。
    ナルニア国物語が聖書等を元にしているので、こういう方向性が正しいとは思うけども...。

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    2024年11月23日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    惹き込まれる訳で面白かった。ただし、1876年の本だから仕方ないけれど、息をするように当たり前に差別が存在する世界観に切なくなった。ディズニーランドに「トム・ソーヤーいかだ」や「蒸気船マーク・トゥエイン号」というアトラクションがあるけれど、こうして原作を読んでみると無邪気に喜んでいいものでは無いような気がした。

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    2024年07月14日
  • 秘密の花園

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    小学4年生の時 夏休みの宿題の読書感想文を書いた本。
    物語の内容も どんな感想を書いたかもすっかり忘れてしまった…が書いた文章を親に手直しされ賞状をもらったことだけは覚えている ちょっと苦い記憶の中の一冊。

    「秘密の花園」ちょっとへそ曲がりの女の子が主人公 濃い目のグレーの物語が女の子が「秘密の花園」を見つけるところから ほんのりピンク色が混ざりだす。 
    どんどん どんどん 色が加わり… 緑・ピンク・オレンジ・黄色…光が差し込む

    花園に存在している魔法 女の子男の子が魔法によってどんどん変化していく。

    普段はなかなか感じられないけれど きっと「この魔法」はどんなところにも いつでもあって

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    2024年04月28日