土屋京子のレビュー一覧

  • 小公子

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    『 小公女』はなんとなく知っていたがこちらはタイトルしか知らない。姉妹編的なものかと思ったらそうではなかった。純真無垢な少年が周りの大人を変えていく。個人的には『 小公女』の方が好み。

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    2023年04月19日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    名作を読んでおこうと、手に取りました。
    結末は有名なため「なるほどなるほど」と思いながら読みましたが、それを差し引いても面白く、どんどん読み進めました。
    これが戦前に書かれていたことが驚きです。
    アニメ版はジュディが若すぎるため、あしながおじさんが気持ち悪いと言われても仕方ない…と思いますが、原作は割と自然に受け入れられました。

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    2022年11月14日
  • ナルニア国物語5 ドーン・トレッダー号の航海

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    天国にはどんな世界が広がっているか?天国に近づくとどんなことが起こるか?もし天国が海の上にあるとしたら、どんな風景だろうか?
    これを読んで天国のイメージが変わる人が多くいるのではないかと思う。良質なイメージが得られる。

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    2022年06月24日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

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    運の話と、"私はあなたについての話をしているのだ"が印象深い。

    シャスタとアラヴィスを助けてくれた仙人が言う。わしは運というものを見たことがない。今回のことはわしの理解を超えている。しかし、理解すべきことであれば、いずれ知れるときがくるだろう、と。
    これには信じることのプラスの側面を見た気がする。いまや実力も運のうちと理解する私であるが、境遇を奢らずかつ目を背けないでいられる、強い姿勢があるのだと知らしめられる。

    "私はあなたについての話をしているのだ"は、なかなか厳しい言葉だ。
    自分の行いを反省したあと、自分の過ちによって災いを被った人を慮る。それ

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    2022年06月13日
  • バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで

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    副題の通り、難民の少女がオリンピックで泳ぐまでを綴ったノンフィクション作品である。同年代のYA世代に読んでほしい作品。

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    2022年05月17日
  • 小公子

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    突然伯爵の後継者となり生活が一変するが素直で他人を思いやる気持ちは変わらない。ひとたび地位が奪われそうになるが勧善懲悪でハッピーな結末。なつかしい作品。2022.3.9

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    2022年03月09日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    四国のzoomでの読書会に参加させていただいてる。
    そこの2月課題本。

    ナルニア国の初めの話。
    ファンタジーなんだけどイギリス社会への批判もあるらしい。黄色の指輪と緑の指輪。

    病気のお母さん。
    ディゴリーがりんごの実をお母さんに持って帰る?って葛藤するところ。魔女がイギリス社会の秩序とは違って暴れるところ。が印象に残りました。
    階級社会。身分ってとっても人を差別するもんだな。なんなんだろ。

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    2021年01月15日
  • ナルニア国物語7 最後の戦い

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    最後の戦いというタイトルからスターウォーズみたいなものを想像していたけど、違った。
    もっと地味で、むしろ「黙示録」を彷彿させる。

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    2020年01月28日
  • ナルニア国物語6 銀の椅子

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    ユースティスが前作と比べものにならない位いい子になっている❗️
    アスランに召還されたユースティスとクラスメイトのジルは、カスピアン王の息子、リリアン王子を探す旅に出る。旅に同行するのはネガティブな事ばかり言ってるパドルグラム。
    もしも芝居をするのなら、このパドルグラムとリリアン王子はやりがいのある面白い役回りだと思う。役者の優劣が如実に出そうで。
    今回はストーリーが予想した通りに進んでしまって、少々物足りなかったが、ナルニアもあと1冊❗️と思うと感慨深い。

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    2020年01月21日
  • ナルニア国物語5 ドーン・トレッダー号の航海

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    またもやナルニアの地に償還されたペヴェンシー兄妹、エドマンドとルーシー。今度は厄介な従兄弟ユースチスも一緒に来てしまったのでさあ大変。ナルニア王となったカスピアンと共に行方不明の家臣を探しに行く度に同行する。

    ユースチスはナルニアに来たばかりのエドマンドのように天邪鬼だけど、本質的には兄弟の中で最も現実的なスーザンに近い。そして我々現代人に近い。だからユースチスの屁理屈にくすりと笑ってしまう。実際結構理にかなった事を言っている。

    この物語ではペヴェンシー兄妹は既に完成された存在、ユースチスとカスピアン王こそが真の主役と言える。ユースチスは天邪鬼と、カスピアンは驕り昂りとの決別することで、そ

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    2020年01月03日
  • ナルニア国物語4 カスピアン王子

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    ずいぶん前に読んだはずなのに、内容をほとんど覚えていなかった。その前に読んでいる『ライオンと魔女』は如実に覚えているのに‥‥この違いは一体なんなんだろう?
    確かにライオンほどインパクトはなく、後付け感は免れない。しかし壮大なナルニアの歴史の一端として楽しめ、続きも気になる。

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    2020年01月01日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

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    これまでのナルニアと違った趣があって面白かった。ストーリーの展開も早く、王道の冒険物語。主人公はもともと気の弱い少年だったが、いざという時勇気を奮いお越し、お姫様のような暮らしをしていた少女は自由の本当の意味を知り、自分は良くできた馬だと自惚れていたブリーは謙虚になる。旅をして皆少しずつ成長した。

    イスラム世界を皮肉っているようでいて、反面イスラムの優美さも描かれている。

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    2019年11月17日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    ナルニアは岩波少年文庫の『ライオンと魔女』と『カスピアン王子の角笛』を読んだきりで止まっていた。岩波は出版された順にシリーズが進んでいたが、こちらのシリーズは物語の年代順に進んでいるらしい。

    本書はナルニアの創世記が書かれているのですが、いや~、面白い❗️アスランも魔女も出てきますが、魔女は「ライオンと魔女」に出てきた時とは威厳があって堂々としていたが、こちらでは別人のよう、ちょっと間抜けに見えてしまう。

    ナルニアの情景も素晴らしくて、これは是非映像で見てみたいです。ジブリさんでもポケモン映画のスタッフでもいいからやってくれないかな。

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    2019年11月09日
  • バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで

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    ネタバレ

     本書も、日経書評で見かけて気になっていたら、会社の先輩から回ってきた。ラッキィ♪

     難民の実状は、なかなか伝わってこないので、当事者によるルポルタージュはそれだけで貴重だ。それほど、我々は難民のことも、また、難民が発生する国、地域の現状を知らない。
     本書の中でもベルリンで著者のユスラと姉のサラで大笑いするシーンがある。

    「ボランティアの女の子がいるんだけど、(中略)マジな話」。サラが続ける。「シリアで暮らしてたころはノートパソコンを使ってたって言ったら、びっくりしてんの。シリアにコンピューターがあるとは知らなかったわ、だって。シリア人はみんな砂漠に住んでるのかと思ってたみたい。わたした

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    2019年08月30日
  • トム・ソーヤーの冒険

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    小さい頃に読んでいなかったものの、大人になってから見ると子どもの頃の冒険の感じとかわくわく感が懐かしく眩しかった。トムももちろんだけど、何にも縛られずに自由に生きているハックもとても眩しい。
    読後に何かを得られたり考えさせられたりというよりは、子どもの追体験というかそんな感じ。
    あとはディズニーランドに行きたくなった。笑。

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    2019年08月17日
  • 秘密の花園

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    梨木香歩の「『秘密の花園』ノート」を読んだら、読みたくてたまらなくなり書店へ。いくつもの出版社の中から、出だしの一文が気に入った光文社古典新訳文庫を購入。
    なるほど、なるほど。優れた解説を読んだあとにする読書というのも楽しいものですな。

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    2019年08月03日
  • 秘密の花園

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    秘密の花園は昔名作アニメ劇場でみたような。原作はずっと読みたいと思っていてやっと。新潮社の翻訳も読もうかな。

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    2019年01月23日
  • フォーカス

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    集中力を高めるための具体的な方法論がもっと知りたかった。
    ・自分の最も深い価値観や目的意識に従って人生を歩むための強烈な指針は、どこから来るのだろうか?決め手は自己認識、とくに自分の内なる肉体の声を聞きとる能力だ。微妙な生理的反応には、決定を下そうとしている案件に関するその人の経験のすべてが凝縮されている
    ・他人の意見に押し流されて自分の内なる声を聞き逃すことのないように。そして、何より大切なのは、自分の心と直観に従う勇気を持つこと。心や直観は、自分がほんとうはどうありたいのかを既にわかっている
    ・愛する者がそばにいてくれるだけで鎮痛効果がある。共感が強ければ強いほど鎮痛効果が大きい
    ・電子メ

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    2018年11月04日
  • フォーカス

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    マインドフルネス、瞑想等最近注目されるスキルに関する有用性がわかる。
    マシュマロ テストからもわかるように、感情をコントロールするスキルが社会で成功するために重要であることを再認識。
    経営者には共感性も必要だと、自分がワーカーだった頃は上司に対して感じていたはずなのに、自分が上に立つと人は忘れてしまうのか。それとも、その頃から共感性を欠いたまま昇進してしまったのか?ひょっとすると共感性を欠いていた方が出世し易い?パワハラがはびこっているところを見ると、その可能性が高い!

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    2018年09月05日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

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    少年より馬が先に来るタイトル通り、少年少女の成長はもちろん、馬の成長も面白かったりする。

    身分の差異、母国の差異とそれに伴う文化の際、種族の差異が際立って描かれている印象を受ける。それ自体はいいのだけど、勧善懲悪的なストーリー展開と、アスランの掌の上で物語が進んでいるような感覚があることから、どことなく抱くべき感想や教訓に導く意図を感じてしまう。これが正しい、こっちは間違い、的な。
    気のせいかな。

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    2017年05月20日