ジョジー・ルブロンドの作品一覧
「ジョジー・ルブロンド」の「バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジョジー・ルブロンド」の「バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2016年リオデジャネイロ五輪に難民五輪選手団の一員として参加したシリアの競泳選手ユスラ・マルディ二さんが、シリア内戦から逃れるためにトルコ、ギリシャを経てドイツまでたどり着くまでと、リオデジャネイロ五輪に参加するに至る経緯を自らつづったノンフィクション。
今日ではかなり危険な状況のシリアの首都ダマスカスですが、内戦が激化するまでは普通の暮らしが営まれる状況でした。次第にきな臭い情勢となり、ついに生活圏に戦車や軍隊が入り込み、ユスラさんの通うスイミングクラブにも不発弾が落ちる状況に至り、国外へ逃れる決心をします。
ユスラさんが辿ったのは、トルコ、ギリシャ、マケドニア、セルビア、ハンガリー、オー
Posted by ブクログ
本書も、日経書評で見かけて気になっていたら、会社の先輩から回ってきた。ラッキィ♪
難民の実状は、なかなか伝わってこないので、当事者によるルポルタージュはそれだけで貴重だ。それほど、我々は難民のことも、また、難民が発生する国、地域の現状を知らない。
本書の中でもベルリンで著者のユスラと姉のサラで大笑いするシーンがある。
「ボランティアの女の子がいるんだけど、(中略)マジな話」。サラが続ける。「シリアで暮らしてたころはノートパソコンを使ってたって言ったら、びっくりしてんの。シリアにコンピューターがあるとは知らなかったわ、だって。シリア人はみんな砂漠に住んでるのかと思ってたみたい。わたした