土屋京子のレビュー一覧

  • 小公女

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    昔アニメを少しみたことがある程度の知識しかない本作。貧しくても気高さを忘れないセーラのまっすぐでしたたかな生き様が素敵。

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    2023年04月19日
  • 小公女

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    ネタバレ

    小公子と双璧の児童小説。話のあらすじがわかっていても、わかっているからこそ楽しめる「ドンデン返し」を味わうためにとても辛い物語を読む。どんなに落ちぶれていても、また食べるものに困っても気高い精神を持ち続けることの勇気と大切さ。そんな気高い気持ちが幸運を呼び、善人を引き寄せる。しかし、探し求めていた人が実は隣に住んでいたとはご都合よすぎですね。
    この世に完全な善悪はないといえども、善人の定義は人のために行動する人、悪人は自分のために行動する人、とも考えられますね。
    ことも向けといえども大人も充分満喫できる表現力であり万人におすすめです。

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    2022年06月24日
  • 秘密の花園

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    最初の数ページでは、主人公のメアリが全く良いところのない子どもとして描かれており、メアリのことが全く好きになれなかった。そのため、この子が主人公の物語を最後まで読み切ることができるのか、すごく不安だった。
    しかし、メアリの置かれた可哀想な境遇が明らかにされ、メアリの子どもらしく可愛らしい一面が垣間見えるようになっていく中で、いつの間にかメアリのことをすごく応援する気持ちになっていた。
    自分に関心を向けてくれる人が一人でもいれば、人は救われるのだということを強く感じた一冊だった。

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    2022年06月24日
  • 小公子

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    ネタバレ

    貧しくも清く生きる母子に莫大な資産と貴族の称号が与えられる、王道のシンデレラ的ロマンだが、主人公セドリックの魅力的な内面と外観により、意固地な祖父の気持ちを変えていく過程が、たとえ展開がわかっていても読んでいて清々しく、痛快です。
    主人公セドリックの性格を決定づける母の生き方について、育児の指南書として出版当時よく売れたのも頷けます。
    人を思いやる気持ちを常に持ち続けることで、自分が望まずとも自分も幸せになることを信じたいです。
    恥ずかしながら、読み終わるまで「小公女」と完全に混同していました。

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    2022年06月12日
  • ナルニア国物語6 銀の椅子

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    ナルニア国物語の6巻目。タイトル『銀の椅子』が何なのか、色々想像していたけれど、まったく当たっていなかった。

    ペヴェンシーきょうだいのいとこ、ユースティスが再登場。いじめられっ子のジル・ポウルと体育館の裏から学校の外へ出ようとしたユースティスは、またもやナルニア国へ呼び出される。ナルニアでは数十年が経過。航海王と呼ばれるようになったカスピアンは老い、彼の息子リリアン王子は魔女の手にかかって行方不明になっていた。アスランから4つの〈しるし〉に従ってリリアン王子を探し出すよう命じられたジルとユースティスの冒険が始まる。

    前作でただ一人、二度とナルニアに来ることはないとアスランから言われなかった

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    2022年01月09日
  • ナルニア国物語5 ドーン・トレッダー号の航海

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    ナルニア国物語の5巻目。岩波書店版でいうところの『朝びらき丸 東の海へ』である。

    夏休みを叔母さんの家で過ごすことになったエドマンドとルーシーは、突然、いとこのユースティスと共に絵の中に引きずりこまれ、気がつくとナルニア近海に放り出されていた。カスピアン王の船に助けられた3人は、そのまま行方不明の7人の忠臣たちを探す旅に同行することに…。
    カスピアン王の叔父のミラーズに追放された7人の話は、前作『カスピアン王子』でチラリと出てきた。ナルニア歴で3年が過ぎ、16歳になったカスピアンは、アスランの許しを得て、彼らを救う旅に出ていたのである。

    ナルニアに来られなくなった年長のピーターとスーザンは

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    2022年01月06日
  • ナルニア国物語4 カスピアン王子

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    ナルニア国物語の4巻目。これまた原著タイトルに忠実に、岩波書店版にはあった「つのぶえ」の表記がない。

    ピーター王らが築いた黄金時代から何百年も過ぎ、ナルニアの地は異国の民テルマール人に征服されていた。〈もの言うけものたち〉やドワーフは殺され、あるいは追い払われ、精霊たちの姿はない。
    カスピアンは、テルマール人の若き王子である。支配階級にありながら、古き良きナルニアに心を寄せていた彼は、半ドワーフの家庭教師に導かれ、ナルニアの仲間たちと共に叔父王に反旗をひるがえす。圧倒的な戦力差に絶体絶命となったカスピアンは、魔法の角笛を吹く。それは、ロンドンに戻り日常生活を送っていたピーターたち4きょうだい

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    2022年01月04日
  • ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

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    ナルニア国物語の2巻目。光文社文庫版では、より原著に忠実に、「衣裳だんす」がタイトルに加えられている。

    前作のディゴリーとポリーの冒険から数十年後。ディゴリーは著名な教授になっており、片田舎の広大な屋敷に住んでいた。そこに戦火から疎開して、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーという4人のきょうだいがやってくる。4人で屋敷を探検しているとき、末っ子のルーシーが衣裳だんすを潜り抜けると、その先には冬に閉ざされたナルニアの森が広がっていた…。

    ファンタジーには異世界に通じる抜け穴のバリエーションがあるが、衣裳だんすが異世界へつながっていたというアイデアは本当に秀逸。ドラえもんの宇宙開拓史なん

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    2022年01月02日
  • あしながおじさん

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    メールでのやり取りじゃなくて
    誰かと手紙で文通したくなる本だった。
    手書きの文章を郵送して時間をかけて届けることで想いや温かさがより伝わって来る気がした。

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    2021年12月25日
  • あしながおじさん

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    1910年の作品とは思えない、現代に通じるアイロニー。所々で反語的な言い回しがあり、痛烈な欺瞞への批判と感じられるか、感じ悪いと一蹴するかのギリギリを攻めていると思う。
    最終章にておっと思うのも言わずもがなであるが、途中途中で『おじさん』サイドに感情を感じる不思議。
    懸命に書いたプロットを批判され、落ち込み燃やすも、次の日は気を切り替えた台詞が、『夫と子が沈んだとしても、次の日には夫と子供を作るだろう』この喩えがとても印象的でした。

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    2021年09月04日
  • ナルニア国物語6 銀の椅子

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    タイトルは『銀の椅子』だけど、銀の椅子がほぼ活躍しなかったので、記憶に薄かった。
    そしてまさかのユースティス続投!そしてかなりいい奴になってるのに比例して見た目も良くなってる〜!
    パドルグラムがめっちゃカッコいいと思った。

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    2021年08月06日
  • ナルニア国物語4 カスピアン王子

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    タイトル『カスピアン王子』だけど、カスピアン王子の影がうすかった…。期間限定でしかナルニアに出入りできないのは寂しい。

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    2021年08月01日
  • あしながおじさん

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    100年も前に書かれた話しなのに、現代の小説かと思えるほど、色褪せない素敵なストーリーでした。少女の生き生きとした毎日が、映像として目に浮かぶような描写に感心させられました。

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    2021年07月14日
  • 小公子

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    ある男の子の人生が突然好転するお話。
    印象だったことは、最初から最後まで主人公の男の子はお母さんのことを一番に考え愛していたこと。
    誰からも好かれる容姿と性格を持つ男の子を中心に周りの人達を変えていく物語。

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    2021年06月25日
  • 小公子

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    アメリカ生まれのセドリックがイギリスの伯爵のお爺さんのところに、跡継ぎとして行くことになるお話。

    予想以上にジーンとする場面があって、顔を洗いに3回洗面所へいくことに。
    心の純粋さ。自分のことより他人を思いやることで得られる心のあたたかみにじんとした。
    人生について大人が考えさせられる内容だと思う。

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    2021年06月05日
  • 秘密の花園

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    子どもの成長に必要な物を教わった。

    このお話のメインは、
    やはり秘密の花園。

    最初に花園に足を踏み入れたメアリが、
    動物や自然の成長とともに、
    自らの心も豊かになっていく。
    また、ディコンやコリンなどのお友達だちと遊んだり、
    一緒に自然の育て、
    一緒の秘密を持つことで、
    いわゆる、
    『子どもらしさ』を得ていく。
    その様子が、読んでいえ清々しい。

    また、コリンも同じく、
    親からの愛情を得ていなかった分、
    メアリやディコンから認められることで、
    自信をつけ、
    良く遊び良く食べ、
    どんどん成長していく。

    親からも愛情ももちろん大事だが、
    子ども同士での成長、
    自然の成長、共通の秘密を持つこと

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    2021年01月30日
  • 秘密の花園

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    両親を亡くし、英国の叔父の屋敷に引き取られたメアリ。
    「秘密の花園」の存在と再生、彼女と関わる人々の成長を描く。
    全27章。解説、バーネット年譜、訳者あとがき有り。
    ヨークシャーの豊かな自然の中で育まれる、庭の再生と
    子どもたちの成長の物語です。
    両親を亡くし、インドからヨークシャーの叔父の家へ。
    ミッスルスウェイト屋敷に引き取られた、つむじ曲がりのメアリ。
    謎の「秘密の花園」の存在を知り、発見。動物たちと仲良しの
    ディコン、病弱な従兄弟のコリンと共に、その再生に熱中する。
    愛情に飢えたメアリとコリンが豊の自然の中で変化し、成長。
    彼らを支える個性豊かな人々。女中のマーサとその母スーザン。

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    2021年01月25日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    読んだ気になっていたけど、そもそも小さい頃に読んで無かったのかもしれない。ジェルーシャが最初17歳なことに驚いた。

    そしてあしながおじさんとあだ名をつけるセンス。よすぎ。

    読んでいて絶対ジャーヴィスのこと好きになるし、ジャーヴィスも絶対ジュディのことが好きだと思ってわくわくしながら読んでいたから最後びっくりした。絶対おじさまは手紙読んでて、ジュディのことがかわいくてかわいくて仕方がないよね。

    ジャーヴィス死んじゃってないといいなあ。

    小さな頃に読んでいたらどう思ったのだろうか。それが気になる。


    古典もよいな。

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    2021年01月21日
  • ナルニア国物語2 ライオンと魔女と衣装だんす

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    『ナルニア国物語』の第2巻の物語の構成は、ある意味とても素朴かも知れません。

    解説でも触れられていますが、物語の基本型である日常から非日常への「行って、帰ってくる物語」であり、悪を乗り越えて、魔女に支配された世界の秩序を取り戻し、子どもたちは人間的に成長する。
    おそらくこれ以上無いくらい、物語らしい物語だと思うのです。

    そんな素朴な物語に味をつけるのが、登場するキャラクターたちと、作者であるC・S・ルイスの語り口であったりする気がします。

    ナルニアの国に最初に迷い込んでしまうルーシーの素直な感じであったり、長男のピーターが勇気を示したりと、子どもたちの活躍もさることながら、ナルニア国なら

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    2020年06月14日
  • あしながおじさん

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    あしながおじさんの正体がいったい誰なのか、わくわくしながら読み進めた。
    ある人のご好意で暗い孤児院からやっと明るみにでて暮らせることになったその喜びが1枚、1枚の手紙に綴られる。少女の書くその手紙はなんとも美しくはつらつとしていて、文章全体をキラキラと輝かせている。

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    2020年03月02日