【感想・ネタバレ】仔鹿物語(上)のレビュー

あらすじ

19世紀後半のフロリダ。人里での摩擦を避け、矮樹林が広がる土地で厳しい開墾生活を送るバクスター一家。ある日、父ペニーがとっさに撃ち殺した雌ジカの傍らに、母を失った仔ジカが立ち尽くしていた。息子ジョディは仔ジカに魅了され育てたいと両親に懇願する……。美しくも苛酷な自然と、逞しく生きる人々の営みを描いたアメリカ文学不朽の名作!(『鹿と少年』改題)

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Posted by ブクログ

父親の、息子への接し方が素晴らしい❗
狩りの仕方、人との付き合い方。身をもって教えていく。愛情深く、時に厳しく。
たった一軒のお隣さんとも、トラブルはあるものの助け合いながら暮らしている。
父親は、自分が少年の頃、厳しく労働させられ発育も不十分だった。そのため、息子には、子ども時代は楽しいものにしてやりたいと願い、労働は大目にみてやる。やがて父親の体調が悪くなった時には、息子ジョディは自らしっかりと役割を果たそうと決心する。
お父さんの思いが伝わっていたんだね。

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2021年08月21日

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