満園真木のレビュー一覧

  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    13歳で脱北した少女パク・ヨンミが自らの体験をつづった手記の全訳。
    私の中で、北朝鮮という国がこの時代に平行して存在しているという実感がわかない。本書を読んで一部理解するも、完全に破綻しているはずなのに国家として存続していることが不思議でたまらない。北朝鮮という国はいつ終わるのか。自由を手に入れた著...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    幼少期からシリアルキラーの父に殺人鬼としての心構えやテクニックを叩き込まれた高校三年生の少年が、町で発生した殺人事件をいち早く連続殺人と見抜き、父から受け継いだ知恵を使って犯人を捕らえようとする青春ミステリ。
    父が逮捕された後に洗脳が解けた彼は、自分も父のようになるのではないかと恐れつつも、やろうと...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    今世紀最悪のシリアルキラー、ビリー・デントに殺人鬼として英才教育を受けた息子のジャスパー・デントが町に現れた連続殺人鬼の正体を追う。そんなストーリー

    タイトルから中々のスプラッタな展開がありそうだが(あるけど)、実際にはミステリィというより殺人鬼の息子としての苦悩や葛藤に重きを置かれている。
    ガー...続きを読む
  • ラバーネッカー
    アスペルガー症候群のパトリックは父親の死をきっかけに「死」への探求に取り憑かれる。
    長じて障害者枠で入学した大学の人体解剖実習で、献体から不審物を発見しその死因に疑問を抱く…。

    アスペルガー症候群の青年を主人公にした上で、天才ではなく病的な拘り故の特異な能力を持っているとしたところがこの作品のキモ...続きを読む
  • 営業の神様
    帯の煽りが素敵。
    営業手法はネットが発達した今風ではないが、姿勢面や行動として大事だと思うところは多い。
    高圧的な言い方に賛否が分かれそうな気がする。
    キライじゃないけど。
    本買ったんだからオレも客じゃね?
    バッチつけてくれてもいいんじゃね?
    なんて思ったりした。
  • ラバーネッカー
    普通のミステリーかな。

    アスペルガー症候群の主人公が魅力的に描かれてて、周囲との摩擦がリアルだった。
    アスペルガー症候群の主人公を天才にはしたくなかったって言葉が印象に残った。
  • 営業の神様
    本を読んだ感想:この人ストイックすぎw
    営業に役立つマインドを得ようと思い読みました。
    営業で最も大事なのは聞くこと
    商品ではなく、自分を売る
    この2つの考え方は参考になりました!

    ついつい商品説明などに営業マンは時間をかけてしまいがちですが、まずは相手の話を聞く。そのために信頼関係を得る、の流れ...続きを読む
  • ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語
    9月7日に試写会にて鑑賞。
    感染症(?)によりゾンビだらけとなった時代。人間は壁の中に住むことでなんとか生きていた。そんな中、ゾンビの男の子が女の子に恋をすることで、世界が動き出す――---。
    ゾンビ、と毛嫌いせずに観てもらいたい映画です。だってこれは、恋愛コメディ。試写会会場でも思わず笑い声が出る...続きを読む
  • 営業の神様
    カーセールス15年のキャリアで、売った車は1万3001台。世界一の営業マンとしてギネスブックに載る著者。彼が成功者となったのは、己の決めた13の法則を守ってきたからだった。仕事だけでなく、人生にも生かせるその法則を伝授する。

    タイトルから、テクニック的な営業本かと思っていたら予想を裏切られた。ここ...続きを読む