満園真木のレビュー一覧

  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    北朝鮮の恐ろしさは想像を絶する。国全体が強制収容所だ、なぜ、なぜ、なぜ。なぜ今も存続しているのか。私が呑気に明るい部屋で食事をするその瞬間にも、餓死で死を彷徨う人がいて、命懸けで国を脱出しようとする人がいて、生死を彷徨う信じられない状況でも指導者に絶対の信仰と敬意と服従をする洗脳された人々がいる。
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  • 頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる
    瞑想とはどういうものかを表現するために、
    ・車の往来が激しい道路と、その脇に座る自分
    ・青空とその青空を隠す雲
    ・縄に繋がれた馬と、馬に対して広くスペースを空けてやる
    などの比喩を用いていて、とても分かりやすい。瞑想やマインドフルネスに対して、難解で宗教チックで胡散臭いイメージを持っている人にとって...続きを読む
  • 頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる
    丁寧に説明してくれている。

    エピソードも面白くて、読みやすい。

    40日やってみて、これからもずっと続けることが自分にとっていいと感じています。


    入門書として、とてもおすすめです。
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    面白かった
    自分のお腹の調子が悪く空腹感をあまり感じない時期に、『死ぬほどお腹が減った状態ってどんなか知りたい』という気持ちから手に取った。
    食べるものが無くて山で虫をとって食べたとか、道で亡くなってる人をよく見たとか、想像以上に厳しい暮らしをしているんだなと思った。
    北朝鮮は今後どうなっていくんだ...続きを読む
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    だんだん全貌が見えてきたところでおぉと唸ってしまった。ジャズが強い。
    ...ビリーってもしや優しいんじゃないの。
  • 営業の神様
    営業として結果を残す上で、再現性可能な13のルールかもしれないですが、これを継続出来たのが、ギネス記録までになったのだと思います。
    イチローも才能ではなく、毎日の努力の積重ねと言っていたように思います。
    同じ営業職として見倣う点が多数あり、良かったです。
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    本を読んでいる最中に何度も涙が出た。彼女が命をかけて自由を手にし、命の危険を冒してまで真実を伝えようとする姿に感動した。この本を読んで社会主義と自由のどちらが悪でどちらが善だとははっきり言えないと思った。勿論彼女の母国で起こっていたことは非人道的であったが、自由を手にした時彼女が混乱したように、自由...続きを読む
  • 営業の神様
    世界一の営業マンから学べる。
    ジョージラードの成功の秘密はマインドにある。
    決してテクニックだけではない。具体的に行動できることが多く書かれているため、読んだ瞬間から真似できる。
  • アメリカン・プリズン 潜入記者の見た知られざる刑務所ビジネス
    2年以上、イランの独房に閉じ込められた経験を持つルポライターが、民間企業によって運営される刑務所の悲惨な状況を暴くルポルタージュ。身分を隠して刑務官として潜入した4か月もの経験に基づくものだけに、その実態は極めて生々しい。受刑者同士の暴力闘争、刑務所内で流通する刃物やドラッグ、そして精神を病んだ受刑...続きを読む
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    北朝鮮での過酷な少女時代のことをここまで再現するのはすごく辛かったと思う。文章だと何があったか記述されてるにすぎないけど、これを事実として経験した人がいることが信じられない。
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    脱北者の声を聞いてみたいという興味本位で軽はずみだった。時代は2000年を過ぎた北朝鮮。著者である彼女は、未だに20代。まるで文革の頃の中国かと思うくらい、未だに、そのような状態なのか。戦後の引き揚げを彷彿させるような、脱北における悲惨な経験。星何個で評価できるシロモノではない。初めて、著者の謝辞ま...続きを読む
  • 営業の神様
    言い回しがとても強烈だったりするけれども、
    記載してある内容は、とても愚直で、謙虚で、誠実。
    客観的にも、主観的にも少々乱暴な言い回しだったり、するのに妙に自分の頭と心にすっとはいり、強い印象が残っている。
    営業の神様は、基本に忠実なのだと痛感し、
    自分の行動を見直す機会をくれたとともに、アイディア...続きを読む
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    「さよなら、シリアルキラー」シリーズ三部作の完結編。ぶつ切りで終わった前作と違い、今作は最後まで手抜かりなくきっちりと描き切っている。果たして主人公のジャズは殺人を犯すのか?という命題の熱を冷まさずに最後まで引っ張りつつ、誰もが認める大団円にまで持って行ったのには驚嘆に値する。主人公以外に止められな...続きを読む
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    ぶっちゃけ黒幕の正体は読めなかった。
    中盤以降(看護師が登場するとこ)で漸く「ん??もしかして……」となるけど、ジャズを襲う試練は想像以上に過酷で残酷。なのでビリーとの直接対決からの怒涛の展開は、作中の言葉を借りるとアドレナリンでっぱなしで大興奮。

    裏切られ続けたジャズの心情を思うと痛々しいですが...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    以前続編が平積みになってるのを見かけて惹かれたのだが、一巻目が見当たらなかったので買うのを断念したシリーズ。
    書店は最新刊だけ並べるのでなく、既刊もそろえていてほしい……(何十冊とでてるなら別だが、当時はまだ二冊目だったし)

    今回は漫画家が帯と表紙を描くフェアに便乗して購入。リボーンの天野明さんの...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    『青春ミステリー』なんて言う生易しいもんじゃないなぁ。連続殺人犯の息子として生きるジャズ。それも、シリアルキラーとして洗脳されて。僕は殺さない……葛藤と苦悩のジャズを支える恋人と、親友。殺人鬼にならないように何度も何度も自分に問いかけるジャズ。父親ビリーとの対面の時は、ジャズがビリーに飲まれてしまう...続きを読む
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    壮絶な生い立ちと真実に読んでる私が苦しかったです。ただ、ジャズにはジャズを見守る友人や恋人、恋人の父親……が居ることが救いでした。一作目、二作目は仲間と事件を追いかける『青春ミステリー』なのかも?知れないけど、シリーズ三作目は辛いだけでした。人は大事……ジャズの未来が平和で静かな日常であるように願い...続きを読む
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    いやー面白かった!全三部作、途中でダレることもなく(主人公のガールフレンドと親友が自分勝手に動いてアレコレしちゃってたときはバカ!!と思ってたけど) きちんと、ほぼ全てに落とし前をつけてくれたところも良かった。
    YA向けとは思えない濃密でかなり凄惨な描写もある作品だけど、その陰にはいつでも他者への思...続きを読む
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    近年稀に見る素晴らしい作品でした。
    主人公の自分を保ち続ける強い精神力には驚きを隠せない。ユーモアに隠された男の子の友情。いいね!ジャズお前はほんとに強い子だぜ!最高でした。
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
    北朝鮮編:想像以上の衝撃。
    中国編:想像通り。
    韓国編:想像通り。
    いずれにしても至近の話というのが恐ろしい。
    すぐ隣の国々なのに。
    読み終えてすぐ演説の動画を見て涙した。
    彼女はたくましい。