満園真木のレビュー一覧

  • 営業の神様

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    習慣が人を作るという典型例ですね。

    車のセールスでココまでデキる人はそんなにいないと思います。

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    2017年02月17日
  • 棺の女

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    ネタバレ

    だいぶんと前にFBIプロファイラーの”Killing Hour”を読んだ事があっておもしろかったような記憶があるんですが、今回翻訳版で読むのは初めて。デテクティブDDワレンのシリーズ8作目、今回の被害者はフローレンス・デイン、7年前にフロリダで女子大生をしていたときに、誘拐され棺桶に入れられ洗脳され472日間後に救出されたサバイバー。その過去と現在進行形の誘拐事件をクロスオーバーさせながらストーリーがすすむ。かなりセンセーショナルでグラフィックなのでホラーよりに感じる人もおるかも。一応ミステリ&スリラーやとは思います。とにかく、バラ入りするフローラの472日間の回想シーンは圧巻。が、いつもの私

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    2017年02月04日
  • 視える女

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    ジェームズ(アナの夫)は、なんて優しい人なんだ こんな夫ばかりだと世界は平和だろうなぁと思ってしまう
     それに比べ、マーヴェル警部がとてつもなく嫌な奴 もう、人としてどうなんだ、こいつ…と思ったら、あの「ダークサイド」のクソ警部かよ マーヴェル警部、ジェームズの爪の垢をありがたく頂いて飲んでくれ 
    それにしても、「ダークサイド」で焼死したのに再登場させるって、もしかしてあっちでは人気なのか?マサカナ(^^; 

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    2017年01月04日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

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    隣の国の話だけに自分にできることを考えたい。脱北を助ける中国人が自分たちも平気で女性を強姦する人身売買業者しかいないとは情けない。人道的支援がもっと必要だし、著者はたまたま鴨緑江沿いの村に生まれたが、内陸にはもっとたくさんの人たちが苦しい生活をしている。もちろん脱北を助けるだけでは根本的解決はしない。とにかく私たちは北朝鮮に常に関心を持ち、興味本意でなく問題解決に向かって行動しなくてはならない。

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    2016年12月10日
  • 殺人者たちの王

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    ラノベのような設定が日本受けするのかなわと思い、読んでみたシリーズだったけどこらは買い!
    脇を固める登場人物がいずれも魅力的。とくに主人公の親友は白血病という病を抱えていても少しも悲観的な感じがなくて、頼もしさMAX。主人公の彼女やそのお父さん、主人公の父親を逮捕した警察官などなど…。みんなそれぞれの正義や信実をもって生きてるんだなと実感させられるシーンがグッときます。

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    2016年11月26日
  • 殺人者たちの王

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    さよならシリアルキラーの続編。
    前作は1冊でひとまずの解決になっていますが、今作は明確な続き物のラストになっています。

    ビリーが脱出してから起こった連続殺人事件に、またもジャズが巻き込まれていく。
    陰鬱になりすぎず、青春小説の名の通りぐいぐいと読ませてくれます。

    続刊を用意してから読み始めるのがオススメかも。
    続きが気になる終わりです。

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    2016年11月18日
  • さよなら、シリアルキラー

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    すごくよかった…
    先の読めないストーリーに加えて、殺人鬼に育てられた主人公が殺人鬼としての思考と1人の人間としての感情の間で葛藤しているシーンが他とはまた違った視点も味わえるのが楽しい!
    実在する殺人鬼の名前や行動が描写としてあったりするので、知ってる人はおっ、と思うかもしれない。

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    2016年09月05日
  • ラバーネッカー

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    アスペルガー症候群のパトリックが、父親の死から「死のなぞ」に取り憑かれ、解明するべく医大の解剖学を学ぶが、解剖体から不審物を見つけその死に疑問を抱き、一心不乱に死の謎の解明にあたる。 物語の後半からは展開も早く一気読みで、そして読後感は良い。

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    2016年09月04日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

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    13歳で脱北した著者の自伝。こんな公に出て大丈夫なのだろうかと妙な心配をしてしまいます。何しろ謎に包まれた北朝鮮。何をするか分からない国、一握りの人間だけが富み、大半の人々が飢えているかもしれない国。そんなイメージしかなかったのですが、著者が語った状況は私の想像を超えていました。
     歴史の中で、北朝鮮のように国民を洗脳(と言っていいのか、情報統制と言っていいのか)した政治を行った国はあったと思いますが、そう永くは続いていないと思うのですよね。国民が国を逃げ出さなくてはならない国というのはどうなのでしょう。著者のように苦難があったとはいえ運良く逃げることが出来た場合は良いけれど、そうでない場合も

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    2016年08月30日
  • 殺人者たちの王

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    三部作の2作目。これは三冊一気に読んだほうがよいかも。少なくとも三作目早く読みたい。青春ミステリとあるが決して軽いわけじゃないです。

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    2016年07月17日
  • ラスト・ウィンター・マーダー

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    ネタバレ

    待ち遠しかった。寸暇を惜しんで、まさに貪るようにと言えるくらいな勢いで読んだ。
    予想をはるかに上回る展開……。ジャズの境遇の悲惨さに絶句。
    でも最後まで踏みとどまった彼の強さに心を打たれた。どんな終わり方か心配したけど読後感悪くなかったので読み終わったあと気持ちよく眠りにつけた。
    そして……あぁ、面白かった本を読み終えた後の独特の寂しさを今は感じている。

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    2016年07月12日
  • さよなら、シリアルキラー

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    こういうジャンルでは初めて接するYAテイスト。面白かったです。主人公が少年なので、陰惨な事件がこれでもか、と続いても、軽いタッチで読めてしまいます。ビリーとの監獄での対面シーンは「羊たちの沈黙」を思い出しました。展開は濃かったのに、ラストは割とあっけなかったです。続編も、もちろん読みます!

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    2016年07月07日
  • ラバーネッカー

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    アスペルガー症候群の主人公パトリックを中心に描かれている。この病気についてはスティーブン・スピルバーグなど著名人も数多くなっていることは聞いたことがある。

    この作品を読んで具体的にどういう症状なのかよく分かった。それにしてもなぜ、母親との関係がここまでこじれているのか不思議に思っていたが最後の方でやっと理解することが出来た。

    それにしても解剖学とこの病気を組み合わせて、サスペンス仕立ての小説にするなんて恐れ入りました。また、主人公がある事をさかいに霧が晴れたように人間として成長していく姿は素晴らしく、良かったねと思わず声をかけたくなった。

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    2016年07月25日
  • ラスト・ウィンター・マーダー

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    ジャスパーは撃たれて閉じ込められ、コニーはビリーに捕まり、ハウイーは入院してしまう。三者三様でピンチに陥る状況からどのように脱出するのか、ビリーとの決着はどうなるのか、ジャスパーの母親は助けられるのか。
    色々と冒険要素が強くサスペンスのように展開が早く面白かった。オチも少し意表を突かれた。なんとなくグーニーズを思い出した。

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    2016年06月11日
  • ラスト・ウィンター・マーダー

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    「えっ、ここで終わるの?」と思った前作から半年。
    「お待ちしてましたよ、さぁ、続き!」とばかりに頁を捲るも意外に覚えてなかったので少し前作の終わりを読んでから読んだ。
    前作2作のビリーはジャズの頭の中で語ったり、過去のセリフだったり面接室のプレートを1枚隔てた所で時間制限で話すという「直に」がなかった。しかし今回ジャズばかりでなくコニーも「直に」ビリーと話す。
    ビリーとの会話はまるでホラー(爆)捲る頁は止まらないけど終始ドキドキしていた。読んでる時にもし背中を叩かれようものなら声を挙げてたと思う。
    ジャズの周りには人がいる。友人・恋人だけでなく見てくれてる人がいる。
    ジャズの姿を見ていると人の

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    2016年06月06日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

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    ヨンミ氏の体験は壮絶である。しかし本書の感想を独裁国家や管理国家の怖さに収束すべきではない。

    真の恐怖は、教育や文化、経験から生じる異執が常態化することにある。例えば彼女自身が体験していない大日本帝国による併合を嫌悪感を持って語ったり、他方でモンゴル入国まで金一族に対する痛烈な批判はなかったり、またヨンミ氏自身も人身売買に関わっていたり。ヨンミ氏を責めているのではない。彼女は13歳から15歳の時期をこの環境で生をつなぐしかなかったのだ。

    私が言いたいのは、資本主義国家か共産主義国家か問わず糾弾されるべき事態が、北朝鮮国家が存続することによって常識化し、そうした精神的構造に国民が毒され続けて

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    2016年06月03日
  • さよなら、シリアルキラー

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    面白かった。
    猟奇大量殺人だけど、王道の青春小説。
    自分は何者で、何を為し、何になれるのか。
    アメリカでも日本でも青春の描き方に大きな違いはないらしい(…と言えるほどこの手の本は読まないけど)。
    ユーモア溢れるちょっとヘタレな親友と、真っ直ぐでしっかり者の恋人が主人公を支える様子は、眩しくて暖かい。
    でも、文庫で1200円って高い…。

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    2016年04月25日
  • 殺人者たちの王

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    ネタバレ

    なんて終わり方なの全く!続きはいつでるの?こんなことなら三冊目が出てから2、3と一気に読めばよかった。ものすごい焦らし方!。あ〜待ち遠しいことです。
    1冊目よりジャズが追い詰められてきた感が強くなって心配。
    そして原題は「GAME」なのに邦題が「殺人者たちの王」なんだ……。

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    2016年03月12日
  • さよなら、シリアルキラー

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    ネタバレ

    お父さんの呪縛から逃れようと苦悩する主人公が新鮮だった。友達や恋人の存在が心の拠り所になっていて、それが凄く真摯に伝わってきた。続きが楽しみ!頑張れ٩(ˊᗜˋ*)وジャズ!!

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    2016年03月05日
  • 生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った

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    北朝鮮で暮らしていた時、知人の家のゴミの中に、ミカンの皮があったことに衝撃を受けたヨンミ。野草と昆虫を食べて命をつないだヨンミには、ミカンの皮を捨てるなんて考えれらなかったんですね。
    自分で考える習慣のない北朝鮮人は、すぐに人に騙されてしまう。でも北朝鮮に送還されたくなければ、全てを受け入れるしかない。どんなにひどい「すべて」でも。
    自国の民を搾取する北朝鮮と、脱北者の人身売買をする中国人と、どちらが酷いのだろう。
    ヨンミと、ヨンミたちを助けたために罪を負った人たちが、幸せになれますように。。。。

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    2016年02月18日