満園真木のレビュー一覧
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以前続編が平積みになってるのを見かけて惹かれたのだが、一巻目が見当たらなかったので買うのを断念したシリーズ。
書店は最新刊だけ並べるのでなく、既刊もそろえていてほしい……(何十冊とでてるなら別だが、当時はまだ二冊目だったし)
今回は漫画家が帯と表紙を描くフェアに便乗して購入。リボーンの天野明さんのジャズ、ワルっぽくてかっこいいですね。ニヒルな表情がイイ感じ。
三桁の犠牲者を出した全米ナンバー1のスーパーシリアルキラーを父にもつ主人公ジャスパー。
彼が住む田舎町ロボズノットで殺人事件が起こり……
という話。
ミステリーと青春要素でいうなら、後者の比重の方が大きい印象。ジャスパーは生い立ちこ -
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いやー面白かった!全三部作、途中でダレることもなく(主人公のガールフレンドと親友が自分勝手に動いてアレコレしちゃってたときはバカ!!と思ってたけど) きちんと、ほぼ全てに落とし前をつけてくれたところも良かった。
YA向けとは思えない濃密でかなり凄惨な描写もある作品だけど、その陰にはいつでも他者への思いやりや気配りが張り巡らされている。
主人公の親友の、ハウイーっぽく言うなら「一生かけても分かり合えない人間と、分かり合う必要はないよ、でも共存もできるし、もちろん殺さないことも出来るし、愛し合うことも出来る」てことなんだろうな。
良作です。 -
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初読み作家。シリーズ第1作らしいが、なかなか読み応えのあるハードなサスペンス・ミステリーだった。冒頭に描かれた事件は物語のほんの導入部に過ぎないことに驚かされる。リアリティのある事件の描写、予想を覆す、展開の連続に600ページでは物足りないくらいの面白さだった。
過去に472日間に亘る監禁・暴行事件から生還した二十代の女性フローラは再び、バーテンダーの男に監禁される。過去の監禁から生還後にサバイバル技術を身に付けていたフローラはバーテンダーの男を黒焦げの死体に変え、再びの生還を果たす。この事件の現場に駆け付けた主人公の女刑事D・Dは事件の捜査を行うが…
と、これだけでも凄い物語なのだが、こ -
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前作「殺人者たちの王」のラストで、三者三様の危機に陥ったジャズ、コニー、ハウイーの3人。
当然ながら、その危機が続いたままの状況から幕を開け、どうなるのか固唾を飲みつつページをめくる手が最後まで止まることはありませんでした。
本作では、ビリーを倒すために、ジャズが吹っ切れたかのように自分の持てるあらゆるスキル(彼が忌み嫌っていたシリアルキラーとしてのものも多分に含まれます)を駆使して、ビリーの行方を追います。
その変貌と逃走(あるいは追跡というべきか)の手口は、彼女のコニーや親友のハウイーを悲しませ戸惑わせるばかりでなく、読者である僕たちにも時には真剣に嫌悪感を抱かせるほどのものです。
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海外ミステリーを読んだのはほぼ初めて(シャーロックホームズくらい)なので緊張しましたが案外入り込めました。
私には犯人が意外でびっくりしました。
そして主人公のジャズに心情も物語の主軸になっていて胸を締め付けられました。
父が連続殺人犯で幼少期から教え込まれたためにその呪縛から逃げられない。
父とは違うと思いながらもその思考に落ちそうになる。
町の人たちからも遠ざけられ普通の生活が送れない。
毎日が必死だなぁ、と思いました。
そんな彼に正気を保たせてくれる親友のハウイーと恋人のコニー。
どちらもいい子ですね。
ハウイーはあやうく死にそうだったのに絶交どころか責めもしない。
コニーは喧嘩して -
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死後の世界には天国と地獄があるという。
しかしこの本を読んで、この世にも地獄が存在することを知った。
その名は北朝鮮。
筆者である彼女の名はパク ヨンミ。
北朝鮮の鴨緑江近くで生まれ育ち、13歳で脱北。
中国、モンゴルを経て、21歳の現在、韓国を中心に世界で北朝鮮の実態を世界に知らせるべく活動している。
前半での記述は北朝鮮でのおぞましい実態が克明に描写されているが、そのあまりも残酷で凄惨な世界に言葉を失う。
学校に通う道端には死体が普通にころがり、町では日常的に公開処刑が行われる。
密告が奨励され犯罪者の烙印が押されれば一族そろって処罰される。
自分の考えを持つことは許されず、幼い頃 -
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・人々が買うのは商品ではなく人。
・紀律ある習慣こそ、長い目で見て成功する唯一の方法。
・人が失敗する原因の大半は準備不足。
・モチベーションを出すのは姿勢である。
・個人的な問題を職場ではなすな。
●「時は金なり」というより「時は王なり」
・職場についてから1日の予定を立てるのではなく、前の日に立てておけ。
・ソクラテスの話。「溺れかけているとき、一番ほしかったものはなにか」若者はまだ荒い息をしながら答えた「空気です」ソクラテスはほほえんで言った「おまえが空気を求めるほど必死に知識を求めるなら、それを手に入れられるであろう」
・ベンジャミン・フランクリン「自分の好きなものを食べていい。だが、 -
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◼️コメント
初めて実践したマインドフルネス本。最初なだけあって効果の程にはかなり感動した。自分の感覚に集中することで、自分は今この瞬間を生きている生き物であることを実感できた。音に集中するマインドフルネスと呼吸に集中するマインドフルネスは今でもよく使っている。非常にオススメ。
◼️メモ
・瞑想とは今この瞬間をじかに体験すること
・「からっぽ」は幸福感や充実感に近い。
◼️エクササイズ
1.何もしない
2.五感を意識する
3.肉体の感覚に集中する
4.心地よさ、不快感に集中する
5.自分の感情に気付く
6.頭からつま先までをスキャンする
7.食べながら「今、ここ」を意識する
8.歩きながら