営業の神様
著:ジョー・ジラード
著:トニー・ギブス
訳:満園 真木
まさに、営業のバイブル、ジラートの営業ノウハウがつまった良書だとおもいます
営業とは、自分との闘い、営業とは基本のくりかえし
本書を読んだから、ただちに成績が上がるということはなく、成功に奇策なしと語っています
はじめに
・13のルールで世界一の営業マンになった
・口ばかりで、行動がともなわない連中の主張に耳を貸すことはない
・人々が買うのは商品ではなく、人なのだ
・近道も奇策もない
ルール1 健康のための選択をする
・運は敗者のものだ、勝者は頭を使い、前もって計画する
・食生活をあらためる、簡単な運動をする
・一言でいえば、足りないのはやる気だ
ルール2 ポジティブな姿勢を持つ
・身の回りでおきることは必ずしも自分でコントロールできない
・自分で自分のためにすることを成功のモチベーションにすべきだ、頼りになるのは自分だけだ
・ポジティブな姿勢こそがあなたをゴールへと導く
・最大の敵はあなた自身だ
・個人的な問題は職場で話すな、自分の問題は自分の胸にしまっておくべきだ
・人生の成功は、いかにして逆境を乗り切るか、その方法に、絶えず磨きをかけることにかかっている
・ポジティブな姿勢が真に試されるのは、順風満帆のときではなく、試練のときだ
ルール3 計画を立てる
・まず最初に、自分にとって、何が大切かを決めなければならない
・あなたも今すぐに計画を立てることだ、これから何度も変えるつもりで、今現在の目標を決めるのだ
・職場についてあいさつをしたら、すぐその瞬間から、活動を開始できなければならない
・きちんとした計画を立てることは、時間を効率的に使う上で欠かせない。
そして、時間の使い方こそ、成功への大きな鍵のひとつなのだ
・一日をくわしく振り返る習慣をつけると、意識と生産性が一段とアップした
・先を読め、何が必要になるか予想し、準備をする
・すべてを一冊の手帳にまとめて書くようにしよう
・必要なもの、それをするために必要な時間の二つに分類する
・自分できめろ!ためらうな!行動しろ!
ルール4 働くときはとにかくとにかく働く
・山にあって感謝を忘れず、谷にあって謙虚さを忘れず
・勝って傲慢にならず、まわりに感謝する
・ある日がうまくいったからといって、その翌日に自分を甘やかして手を抜いてはいけない
・さぼっていたら、他人はわからなくても、自分は分かる
・生活に困らないためには100%働き、ナンバーワンになるためには、150%働け
・成功するためにはただ働くのではなく、賢く働かなければならない
ルール5 ジラード流、絶対厳禁リスト
・あなたの見かけや悪癖が成功の邪魔になるのであれば、変える必要がある
・してはいけないもの
喫煙すること
ガムをかむこと
強い香水をつけること
汚い言葉を使うこと
下ネタをいうこと
アルコールの匂いをさせること
携帯の電話を切らないこと
時間に遅れること
ルール6 適切な装いをする
・朝、家を出る前に鏡を見て自分でチェックすること
・顧客を知り、相手の望む服装にすること
・身だしなみ
毎日入浴する
髪に気を遣う
化粧は控え目に
ひげをそる
爪を磨く
爪を短く切り、清潔に保つ
すっきりとした体型を保つ
正しい姿勢をとる
・服装
なるべくいい服を買う
バランスよく服を揃える
TPOにあった服装をする
服をきちんとかける
服をこまめにクリーニングし、アイロンをかける
はでな、ネクタイ、シャツをさける
服にあった靴を履く
靴の手入れをする
ルール7 聞き役に徹する
・まずは聞く
・常に観察を怠らない、念には念を入れること、結論に安易にとびつかない
・顧客に会話をリードさせる
・メモを真剣に取る
・聞き、考え、それから話せ
・何かを学びたいなら、口を閉じていろ
ルール8 笑顔をあげる
・心が痛い時もわらう
・笑いかければ、世界も笑ってくれる
ルール9 連絡を絶やさない
・顧客や見込み客との連絡を絶やさないようにすることが重要
・新しい顧客を見つけるよりも、既存の顧客を維持するほうがずっとコストが安い
・本当の営業は売ったときから始まる
・顧客を失うのは、たいてい売った後だ
・少し与え、少し取る
・人を尊重し、大切に扱い、連絡を絶やさないようにすれば、その人はいつまででも望む限りあなたのものになる
・スピードの問題ではない。関係構築とは、なにより上質なコミュニケーションがすべてだ
・定期的に宛先のリストをチェックして、常に最新かつ正確な送り先の情報を得るようにしていた
・小さな何かをしないことが、顧客を失うか、つなぎとめられるかを分けることも大いにある
ルール10 真実を告げる
・人生でたった一度でも嘘をついたら、あなたは嘘つきのレッテルを貼られてしまう
・真実とは信頼と人格抜きには語れない
・どれだけうまくやろうと、どれだけ口ざわりのいい言葉でくるもうとも、嘘は嘘だ
・すべき4つのこと
自分に正直になる
口に出す前によく考える
別の言い方を考える
思いやりで真実を和らげる
・すべきでないこと
誇張しない
誰かをかばわない
かばってくれと人に頼まない
罪のない小さな嘘をつかない
ルール11 すべてのチャンスをものにする
・すべてのチャンスをものにしたいなら、本気でそれを欲しなければならない
・相手の身になる:相手以上に相手のことをよく理解する
・相手がどんな人間なのかを知らなければならない
・愛情をこめて、死ぬまで顧客に仕える
・顧客の存在を当然とおもってはいけない、あらゆる機会をとらえて、顧客と長続きする関係を築く
・あなたが売ったのではなく、顧客が買ったのだ
・取引を決めた相手の選択を褒めよう。誠実に心から
ルール12 常に最前線に立つ
・顧客のために何かをするなら、それを前面にだすのではなく、自分自身がその最前線に立つ
・守れない約束をしてはいけない
・すぐれたアフターサービスこそが、未来のセールスにつながる
・相手がどれだけ大切かを示すために、余計な努力やサービスをすれば、人はかならず感謝してくれる
・人はあなたからどんな扱いを受けたかを忘れない
・評判にキズがついたら最後、一瞬でビジネスがダメになりかねない
ルール13 自分にご褒美をあげる
・充電しなければ、いずれ燃え尽きてしまう
・前線にもどった瞬間から、一度もそこを離れていないかのように、また、仕事に没頭した
・この世で粘り強さに勝るものはない
・いつか、ベストになるよりも、いつも自分のベストを尽くすほうがいい
次のステップ
・本気で成功したいなら、本気でものごとをよいほうに変えたいなら、ひたすら全力で前に進むしかない
・全力を出し尽くさなければ、いつもあと一歩及ばないことになる
・全力を尽くせ、勝利はあなたが思うよりも近くにある
目次
はじめに
第1部 準備のルール
ルール1 健康のための選択をする
ルール2 ポジティブな姿勢を持つ
ルール3 計画を立てる
ルール4 働くときはとにかくとにかく働く
ルール5 ジラード流、絶対厳禁リスト
ルール6 適切な装いをする
第2部 現場でのルール
ルール7 聞き役に徹する
ルール8 笑顔をあげる
ルール9 連絡を絶やさない
ルール10 真実を告げる
第3部 クロージングのルール
ルール11 すべてのチャンスをものにする
ルール12 常に最前線に立つ
第4部 充電のルール
ルール13 自分にご褒美をあげる
次のステップ
ISBN:9784434178825
出版社:アルファポリス
判型:4-6
ページ数:520ページ
定価:1400円(本体)
2013年04月30日初版発行
2013年05月25日2刷発行