満園真木のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◼️コメント
初めて実践したマインドフルネス本。最初なだけあって効果の程にはかなり感動した。自分の感覚に集中することで、自分は今この瞬間を生きている生き物であることを実感できた。また雑念が生まれる瞬間に気付けるようになったのも収穫として大きい。音に集中するマインドフルネスと呼吸に集中するマインドフルネスは今でもよく使っている。非常にオススメ。
◼️メモ
・瞑想とは今この瞬間をじかに体験すること
・「からっぽ」は幸福感や充実感に近い。
・感情は移ろうものである。
◼️マインドフルネスのコツ
・生まれては消える思考を眺める(集中対象があればそっちに意識を戻す)。生まれるのは止めようがないので過ぎ去るのを待つ。思考を捕まえて考えこんだりしない。道路のそばに座って行き交う車を眺めるようなイメージ。ほっとけば勝手に過ぎ去っていく。続けてると思考が生まれる瞬間に気付けるようになる。
◼️エクササイズ
1.何もしない
2.五感を意識する
3.肉体の感覚に集中する
4.心地よさ、不快感に集中する
5.自分の感情に気付く
6.頭からつま先までをスキャンする
7.食べながら「今、ここ」を意識する
8.歩きながら「今、ここ」を意識する
9.走りながら「今、ここ」を意識する
10.眠りながら「今、ここ」を意識する
◼️10分間瞑想
・リラックスして呼吸を観察する
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Posted by ブクログ
ネタバレいい内容なんだけど、長い。
体感だが瞑想・マインドフルネスってすごいよ!ってのが4割、著者の修行体験談が4割、肝心の実践方法が2割という風に感じた。
全体を通して概念的な話でふわふわしていたりスピリチュアル味が強かったりする。また原作が英語なので独特な言い回しや話の展開の仕方がされており読んでいて少し疲れる(訳者の腕は素晴らしいと思った)。
☆自分メモ☆
・マインドフルネスはからっぽを得る手段
・生活を変えるのではなく、生活の感じ方を変える
・からっぽ≠幸福、からっぽ=感情より深くにある満足感
・考えはひとりでに浮かんでくる
・道路は車が走るため、心は感情を体験するため
・無理に沈めた感情はいつか浮いてくる
・導師の話『道』: わたしは交通量の多い道路の傍らにいる。行き交う車は感情を表している。わたしは時おり、かっこいい車に惹かれて追いかけたり、醜い車を追いやったりしようとする。でも自分が車(感情)を追いかけているのに気づいた時、わたしは元の場所に戻る。
・導師の話『青空』: 空は雲がかかったり雷がなったりすることがある。それでも飛行機から見れば雲の上はいつも青空。心も一時的な悪い感情に隠されていたとしても、奥底は腫れている。
☆エクササイズ☆
1 何もしない
2 聴覚か視覚に集中
3 体の感覚に集中
4 心地よさ、不快感に集中
5 自分の感情に集中
6 全身をスキャン
☆実践☆
1背筋を伸ばし楽に座る
2 5回深呼吸
3 エクササイズ
4 呼吸に集中する
5 心を自由にする
タイパよく情報を得たいせっかちな私には少し長ったらしく回りくどい本だったが、その点もマインドフルネスの世界観を教えてくれていたのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
我が子のように感じてしまって胸が痛い、青春時代を謳歌するはずが… #ブレグジットの日に少女は死んだ
■あらすじ
イギリスのEU離脱(ブレグジット)を問う国民投票の日、ひとりの女子学生が暴行を受けた上にガソリンで焼かれるという事件が発生。犯人は同じ高校に通う女子学生の三名であった。
数年後、ひとりのジャーナリストがこの事件をノンフィクションとして発表。プレグジットの日に起きた事件のため認知度が低かったが、時を経て世間を騒がせることになったのだ。事件当時の彼女たちの背景には、いったい何があったのか…
■きっと読みたくなるレビュー
みなさん、まず装画をご覧ください。キラキラと輝く水面に、美しい夕焼け、いつも一緒の仲間たち… これぞ輝かしい青春の風景ですよね。
ところがどっこい中身は真逆です。いじめ、スクールカーストをはじめ、軽犯罪から麻薬まで、若い世代のダークな部分が凝縮して描かれます。ひぇぇ
さらに本作は記者が少女たちにインタビューするモキュメンタリー形式で進行するため、人物像や人現関係がやたらリアルに伝わってくる。自らの学生時代を目に浮かべ、少なからず近いものはあったか知れないと思いをはせてしまいました。
とにかくひとりひとりの個性が強烈に描かれる。両親はどういう人で、幼い頃はどういう環境だったのか。読んでいくうちに我が子のように近くに感じてしまう。元々は素直でいい子のはずなのに、人を思いやれない行動があまりにも幼稚すぎて、ホント悲しくてしょうがない。
さらに作中にでてくる世界的事件や現代的なネットコミュニケーションも痛々しく突き刺さる。こんなことのために人類は技術発展してきたのでしょうか。
そしてあまりの内容に誰にも同情ができないんです、唯一寄り添えるのはローレンだけですね。キャラクターのひとりひとりがメインの読みどころなので、彼女たちが望まなかった青春時代を体験してください。
また彼女たち以外にも様々な大人たちが登場するのですが、これがまぁ全員「下品」なんです。他人事であることをいいことに、茶化して、あざけ笑い、飯のタネにするため大げさに事件を盛り上げる。
あー、でもよく考えたら我々も同じようなことをしてますよね。みんな好き勝手ネットに書き込んでるわ。最近ニュースのコメント見ると、あまりにも「下品」なコメントばかりで世も末。
子どもたちは大人の背中を見て育つんです、肝に銘じなければいけませんね。やっぱり彼女たちには、装画のような煌びやかな青春時代をおくらせてあげたかったです。
■ぜっさん推しポイント
本書解説はドキュメンタリー映画監督で有名な森達也先生。実は若かりし頃からの大ファンです。フェイクドキュメンタリーの面白味と、本作の社会問題性をしっかりと提示してくれています。解説も読みどころのひとつなので、本編とセットで是非どうぞ。 -
Posted by ブクログ
2016年、イギリスがEU離脱の国民投票で騒然とする中、海辺の町で16歳の少女が3人の少女に焼き殺された。ベテランジャーナリストによる事件の取材の顛末を描くモキュメンタリー小説。
本作はフィクションである。主題の少女焼殺事件も、舞台となる町も、事件のキーワードの一つにもなっている「チェリークリーク高校銃乱射事件」も実在しない。事件のノンフィクションを記したジャーナリストも架空の人物である。とはいえ全てが絵空事でもなく、ブレグジットを始めとして多くの現実に起きた事柄が引用されているし、架空の事件でもある程度現実の犯罪を参考にしていることは伺える(実際、作者へのインタビューによれば少女焼殺事件は着想元となる事件があったという)。
本作の特徴としては、オンラインの実録犯罪コミュニティが重要な要素になっていることが挙げられる。少し前に邦訳された『キル・ショー』も実録犯罪というジャンルの風刺だったが、あちらが主にジャーナリズムの問題として取り上げていたのに対し、こちらはポッドキャストやtumblrのファンコミュニティなど、より「ポップな」愛好家たちに焦点を当てている。作中作の著者はそのことに少なからず批判的な人物ではあるが、彼もその風潮に乗っていることは後半で分かってくる。内容からして、作者も実録犯罪ものが好きなのだろうと思わされた。
本筋は正直なところ大したことは無いしミステリーともサスペンスともつかない中途半端なところがあるが、細部の描写は引き込まれるところが多く、最後まで一気読みしてしまった。 -
Posted by ブクログ
この手の本では、主張を支える根拠がほとんどなかったり、あったとしてもレトリック過剰な精神論でしかないわりに、強く断定的な言葉遣いで書かれていたりすることがよくある。
一方で、この著者の言葉にはごまかしがなく、根拠が著者の体感でしかない場合はそれが正直に語られている。こうした筆致がビル・ゲイツ氏の琴線に触れたのだと愚考する。
素人意見だが、少し気になるのは、"Headspace"の訳語として「からっぽ」が適当かという点。本文中で「からっぽ」とは「心の底にある充実感」と書かれているが、日本語の「からっぽ」ではspaceという言葉の意味が抜け落ちてしまっているのではないか。とは言ったものの、よい代替案は浮かばない。