満園真木のレビュー一覧

  • 頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる
    瞑想は心を平穏を保ったり精神を安定させるためによいとはよく聞くものの、やろうとしてもいろんな想いが過ぎり、自分は瞑想には向かないと思っていた。

    本書では、瞑想中にいろんな考えや感情が生じても、それを消そうとする必要はなく、「今ここ」に集中しているうちにそれらは過ぎ去り、心や頭を「からっぽ」にできる...続きを読む
  • 死体は嘘をつかない 全米トップ検死医が語る死と真実
    ノンフィクションはあまり好まないのだが、ゴッホの死の真相を知りたくて手に取った一冊。その章だけでも読む価値はあると思う。

    実際に手がけた案件+自伝的な要素も少しあり。
    ドラマのような劇的な展開や、すっきりした結末とはほど遠い現実が描かれていた。アメリカの制度の問題、検死官と検死医(病理医)の違いな...続きを読む
  • アメリカン・プリズン 潜入記者の見た知られざる刑務所ビジネス
    【本書の概要】
    アメリカにおいていくつかの刑務所は民間企業により運営されている。コレクションズ・コーポレーション・オブ・アメリカ(CCA)はその民間企業の一つである。
    州政府は、刑務所の運営を民間企業に委任することで、公営よりも少ない費用で適切な運営がなされると考えていた。
    しかし、筆者がCCAに刑...続きを読む
  • ハーフムーン街の殺人
    トランスジェンダーを題材にしており、自身の性に葛藤しているシーンは表現もよくできていて面白かったと感じました。
    しかし元々海外文庫の作品のため、翻訳の影響か読みにくいところがいくつかありました。(自分の理解力かもしれませんが)
  • ハーフムーン街の殺人
    舞台は19世紀ロンドン、主人公はトランスジェンダーで男装の女性という中々興味をそそられる設定。著者御本人は年配の男性だが、女流作家の様な柔らかい筆致が特徴的。今作がデビュー作とあってか、文章は先走り気味で、文体も簡素なので緊張感は希薄。小説としてもミステリーとしても設定の妙を活かし切れているとは言い...続きを読む
  • ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語
    トワイライトの作者がいいねっていってたらしいから読んだ。映画も見たけど本の方が良かった。実写版映画はほとんどの方が本の方がいいよなって。登場人物の心情とかよく分かって面白いしって改めて。
    こんなゾンビだらけの世界で希望を失わないことは難しいのかもだけど、それでも希望を失ったらゾンビと一緒じゃないかっ...続きを読む
  • 営業の神様
    自分自信がまだ学生で営業という機会に触れていないからイメージが持てない部分もあったのだが、営業の根本はやはり仕事へ対する情熱と相手に対する気遣いが大切なのだと感じた。
    営業だけでなく、人間の根本的な部分として持つべき考え方などが記されていた。

    1つの目的、成功へ向けた様々な形のアプローチを考え続け...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    カテゴリは〝ヤングアダルト小説〟という私自身は食指が動かない分野に属しているが、散々使い古された題材「サイコキラーもの」に挑んだ本作は、停滞したミステリ界に幾ばくかの新風を吹き込んで話題となったようだ。

    主人公ジャズ・デントは17歳の高校生で、実の父親ビリーは123人を殺害した「21世紀最悪の連続...続きを読む
  • 殺人者たちの王
    シリアルキラーの父親が脱獄してから二ヶ月。
    ニューヨークでは通称『ハット・ドッグ・キラー』による連続殺人事件が起きていた。そして新たに発見された被害者の遺体には「ゲームへようこそ、ジャスパー」というメッセージが刻まれていた。市警に請われニューヨークへ向かうジャズ。
    一方故郷でも『コニー』の元へ差出人...続きを読む
  • 棺の女
    ボストン市警の刑事が主人公ということで、ボストンの風景描写が楽しめるかと思い、読んだ。その点では、ガッカリ。風景などの描写はほぼ無し。けれども内容は、ハード。監禁しようとしていた女性に焼き殺された男性。男を焼き殺した女性は、以前に1年以上もの監禁に耐えた生還者だった。彼女は助け出されたその日に、また...続きを読む
  • 棺の女
    長いこと監禁された女性が、再び”監禁”の影におびえながらも犯人と戦う。それを追う女刑事・・・。

    う~ん、ハードなサイコ物かなという出だしだったが、ストーリーはともかく、”監禁”シーンが丁寧を通り過ぎてまだるっこい。延々と同じような描写(文字通り同じセリフも何度も出てくる)が続くのが退屈で、読んでい...続きを読む
  • マイケル・ムーア、語る。
    ただのおさがわせ監督と思いきや、実にまっとうなアメリカ人。今のトランプ政権をどう思っているのだろう。
  • ラスト・ウィンター・マーダー
    さよならシリアルキラー三部作、完結。
    犯罪が関わる話なのに、何故か爽やか。青春小説という触れ込みがしっくりきます。

    三冊一気に読みきりました。
    最後の最後まで飽きさせない決着が面白かったです。
  • さよなら、シリアルキラー
    今世紀最悪と言われたシリアルキラーの息子。彼は小さい頃から、父親に殺人者としての「教育」をうけていた…。
    そんなとき、同じ小さな町で再び殺人事件が起こる。

    望まずに犯人としての思考が見えてしまい、それと戦いながら犯人を捜す、というのが斬新だった。
    3部作なんだなー。続きが気になってしまう。
    久しぶ...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    ハウイーとジャズの熱い友情は良かった
    コニーの存在はいるのか? ジャズにこんなステキな恋人がいるのは中途半端なキャラ設定な感じがする ハウイーにも彼女できる日はくるのかな なんか、病気のある彼女ができそう 

    これが、YA小説ってことに戸惑う 向うの10代は、こんなん読むんか 自分が10代の頃だった...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    シリアルキラーの父親の犯行を真似た殺人事件が置き、息子とその友達が犯人探しする。青春小説ではあるものの、猟奇殺人なので気分悪くなる。
  • さよなら、シリアルキラー
    シリアルキラーを父に持ち、さらに幼い頃から殺人の手ほどきを受けてきたという少年が探偵役という設定が斬新だった。
    だからこそ、殺人犯が次に何をしようとしているのか予測できる。
  • ラバーネッカー
    3つの事件が進行していたんだね。横文字の名前覚えるの超苦手…。植物人間、時系列や誰目線なのかわからなくなって、特に凝ったトリックでもなかったし…。うーん?パトリック母の秘密にはちょっと疑問。
  • さよなら、シリアルキラー
    どこかちょっとウィンズロウの「ストリートキッズ」を思わせる筆致で、楽しく読み進めていって、最後でのけぞる。これって続くのか!解説を読んだら三部作だそうな。それならそうと知って読みたかったなあ。途中折々にはさまれる思わせぶりなほのめかしも、全部スッキリするものだと思っていたので、肩すかし感が半端ではな...続きを読む
  • さよなら、シリアルキラー
    アメリカの田舎町ロボズ・ノッドで起きた変死事件。
    町でちょっとした有名人の高校生ジャズは、それが連続殺人だと気付く。
    何故ジャズがそれに気づくのか?
    何故ならジャズは殺人鬼の息子で、父から殺人鬼の英才教育を受けていたから。
    保安官はジャズの言い分を信じてくれないので、ジャズは独自に捜査を進めていくの...続きを読む