満園真木のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これだけの経験を20歳になるまでにしていることが驚くし、逞しさを感じる。
韓国に無事渡って、算数の計算に「アメリカ野郎」ではなく、りんごなどを使うあたりや、「趣味」の概念がないことなんかが印象深かった。北朝鮮では、全てが白か黒に分けられているってことも。自由でいるためには頭を使わなければいけないって言葉が、今の日本人、自分も含めて重い言葉だと思った。
「自分の中に育つ言葉がなければ、本当の意味で成長したり学んだりすることはできない」
諦めずに勉強して、二年間で小2から高卒認定の資格まで取って、本当にすごい。元々頭も良いんだろうけど、努力を怠らない人なんだと思った。
あと、中国人の夫?も -
Posted by ブクログ
色々と仕事で失敗してしまい、前から興味のあった瞑想を適当なYouTubeを見ながらやってみた。
そうすると、瞑想の効果に驚きを隠せなかった。
頭がスッキリして、くよくよ考えずにやれる事をやろうという前向きな気持ちになった。
今まで精神科医の方が書いた本を読んでいて、どういう気の持ちようで過ごせばいいかは頭でわかっていてもやはり色々なネガティブな未来への不安は浮かんでくる。脳にいいことはとにかくやってみるべし、という事でこちらの本を読んでみた。
瞑想とは、頭に浮かんできてしまう事をかき消すのでは無く、それを第三者視点で冷静に眺めて落ち着くのを待つ。これはとても新しい学びだった。
今までは嫌なこ -
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ネタバレパク・ヨンミさんの激動の人生が、家族の歴史から脱北後の生活まで詳細に語られている。
北朝鮮での苦しい生活もそうだが、やっとの思いで脱北した中国で、母子ともに人身売買されるという過酷な状況を乗り越えて、自由を求めて韓国に渡り、これまで強く自分の人生を切り開いてきたパク・ヨンミさん。
これほど多くの耐えがたい苦難を経験されているが、現在まだ29歳ということに驚いた。
その中でも、パク・ヨンミさんのお母さんの
「幸せになるためには、どんなに貧しくても人に与えなければならない。人に何かを与えられるなら、自分の人生には価値がある。」
という考えに感銘を受けた。
北朝鮮での極めて厳しい生活の中でも、利 -
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朝瞑想がいい
車の往来のある道路で、往来をコントロールしようとする代わりに、思念が通り過ぎて行くのをただ座ってみているのが容易になってくるのが瞑想の過程。
その時の気分がどうであれ、心は本来、飛行機に乗って雲の上に行った時のように青い空しかないことがわかる。
思考がぽんぽんでてきてしまうが、それを野生の馬を飼い慣らす方法のように、馬は広大な草原の真ん中にたっぷり長さのあるロープにつながれ、十分に動き回れるスペースがあるのでつながれているという感じはまったくしないところを想像するやう心にアプローチしてみるのはいかが。座って心が落ち着かなくても、焦らずそっと、必要なだけのスペースを与えてやる。