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“脱北”―― 金正日政権の恐怖の暮らしから逃げた少女パク・ヨンミ。
いかなる危険を覚悟しても、自由を手にしようとした少女と、その家族の選択の物語。
13歳まで過ごした北朝鮮での地獄のような日々、そして北朝鮮から母親とともに鴨緑江を渡って中国に入った夜から、韓国に着いて新しい人生を歩みだすまでの2年間に自らが体験した、それまで彼女の母親しか知ることのなかった―過酷で悲惨な―想像を絶する出来事を、本書ではじめて語る。
世界15カ国で翻訳化。今、世界が最も注目する衝撃のノンフィクション、待望の邦訳がついに刊行。
Posted by ブクログ 2024年02月17日
勝負球はパームボールさんの
ブックリストから興味本意で
読んでみました。
読後感、半端ないです。
どの内容も想像を絶し、胸に
突き刺さってきました。
著者が韓国に亡命した当初、
自由が残酷で大変で、飢えさえしなければ
北朝鮮にいたほうが良かったと思う箇所は
何か、違う意味で恐ろしさを感じます。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月10日
それは北朝鮮では通用
しない─
私が当たり前と思って
享受している権利は、
平和な社会に暮らして
いるという、
幸運の上に成り立って
いることがわかります。
そしてそのような幸運
に恵まれながら、
不幸を標榜している己
の無明よ。
その不幸はどれほどの
ものなのか?
日常のなかで私たち...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月25日
一つ一つ挙げることが出来ないほどたくさん衝撃を受けた。実在する国が、現代でもこんな生活を強いているなんて。
韓国に着いてからの彼女の意志と行動力は本当に立派で、同じ人間として尊敬しました。
全てを話してくれた彼女に感謝です。
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"脱北"―...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月30日
北朝鮮の恐ろしさは想像を絶する。国全体が強制収容所だ、なぜ、なぜ、なぜ。なぜ今も存続しているのか。私が呑気に明るい部屋で食事をするその瞬間にも、餓死で死を彷徨う人がいて、命懸けで国を脱出しようとする人がいて、生死を彷徨う信じられない状況でも指導者に絶対の信仰と敬意と服従をする洗脳された人々がいる。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月03日
面白かった
自分のお腹の調子が悪く空腹感をあまり感じない時期に、『死ぬほどお腹が減った状態ってどんなか知りたい』という気持ちから手に取った。
食べるものが無くて山で虫をとって食べたとか、道で亡くなってる人をよく見たとか、想像以上に厳しい暮らしをしているんだなと思った。
北朝鮮は今後どうなっていくんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月05日
本を読んでいる最中に何度も涙が出た。彼女が命をかけて自由を手にし、命の危険を冒してまで真実を伝えようとする姿に感動した。この本を読んで社会主義と自由のどちらが悪でどちらが善だとははっきり言えないと思った。勿論彼女の母国で起こっていたことは非人道的であったが、自由を手にした時彼女が混乱したように、自由...続きを読む
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