【感想・ネタバレ】死体は嘘をつかない 全米トップ検死医が語る死と真実のレビュー

あらすじ

男は黒人少年を射殺した犯罪者か、正当防衛で発砲した市民か。それは死体の傷口から一目瞭然である──。全米を揺るがした大事件などを題材として、四十五年間に九千件もの解剖を行った練達の検死医が、知られざる検死の世界を語る。法医学的に鮮やかに明かされる意外な真相の数々から目が離せない、傑作ノンフィクション。/【目次】序文 パズルこそすべて=ジャン・ガラヴァグリア/1 白と黒の死/2 “ホワイ”切開/3 空っぽのゆりかご/4 身元不明の爆死体/5 リー・ハーヴェイ・オズワルドを掘り起こす/6 日常にひそむ怪物/7 秘密とパズル/8 死と法とセレブリティ/9 ウェストメンフィスの亡霊/10 フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎/エピローグ/謝辞/訳者あとがき

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Posted by ブクログ

テレビドラマのように法医学によって全ての真相が明らかになるわけではない。
アメリカは特に人種問題も絡んでくることで報道も過熱し、冤罪を生みかねない。
司法も法医学も万全ではないのだ。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

ノンフィクションはあまり好まないのだが、ゴッホの死の真相を知りたくて手に取った一冊。その章だけでも読む価値はあると思う。

実際に手がけた案件+自伝的な要素も少しあり。
ドラマのような劇的な展開や、すっきりした結末とはほど遠い現実が描かれていた。アメリカの制度の問題、検死官と検死医(病理医)の違いなども書かれていて興味深かった。

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2021年09月04日

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