麻々原絵里依のレビュー一覧

  • 【電子限定おまけ付き】 蜜色エトワール

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    最初はナオキの直接的過ぎる物言いに驚かされるけど、読んでいくとただただ人との付き合いに慣れていないのかも。と思えてくる。そんなナオキにイライラしていた清親だけど理由がわかってからは、可愛く見えてきているのが分かって楽しい。何に悩んでいるのか、何を考えているのかも分かりやすいし。
    まっすぐにバレエに取り組んで、自分の過去と向き合う2人を見ると応援したくなった。

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    2020年02月01日
  • ヒトの世界の歩きかた

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    一個前にアップした本のつづき。
    「月吠え」シリーズ第2弾。
    なので、こちらもM/Mのロマンス。
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    一巻にも登場したジャーマンシェパードのクイック(シフター)のローマンとDEAの捜査官マットが主人公。
    この二人好きだなー!
    軍用犬のK-9の話は別の本でも読んだけど、人間にとっても犬にとってもすごく危険な任務だし、彼らの絆はとても強いんだろうなぁ…って考えだすとまた切なくなった。
    *
    そして一巻の主人公カップルも勿論出てくるんだけど。
    ちょっと衝撃の告白が!
    えー!ランスそうなのー??
    *
    幾つか気になるところはあったけど、こちらも楽しめたよ。
    イラストは麻々原絵里依さん。
    表紙、格好良くて好き

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    2019年12月22日
  • 【電子限定おまけ付き】 ラプンツェル王子の通い妻 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
    売れっ子画家で彼氏の克己は生活力ゼロ。通い妻みたいに昭良がご飯を作り身の回りの世話をするけど、これって×恋人○オカンかも!?

    ***

    ストーリーの完全度:非常に高い
    トーン:あまあま・せつない・シリアス(高)
    エロ度:少ない
    萌え度:非常に高い
    総合評価:★4.5

    小中先生の作品は今までハズレ無しなので期待を込めてこちらの作品を購入しました。今回も期待を裏切らず凄く面白くて、ページを捲る手が止まらなかったです。
    ただ、私の想像とは大分異なる印象の作品でした。表紙を見て勝手にあまあま・ほのぼの系の作品だと思っていたのですが、まさかこんなにもしんどい話だとは思いませんでした…(笑

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    2020年04月26日
  • 茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~

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    富豪と庭師の恋愛話。無表情なので綺麗ではあるけれど、何か物足りない印象でした。庭師の実家にお邪魔したり、すれ違ってギクシャクしたり、思いを伝えあったり。波風が多少見られる展開でした。

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    2019年11月25日
  • 夢みるアクアリウム

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    素性も本名も知らないサトとヒロセとして出会った2人。嫌われたって構わない。と思っているからか、遠慮のないやり取りが楽しかった。そんな関係が楽しくなってきている2人を見るのも。「いい子」の怜史にとっては新しい経験だったのだろう。このまま自分を出してもいいと思える相手と幸せになって欲しいと思わずにはいられなかった。

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    2019年11月22日
  • 【電子限定おまけ付き】 祟り神様の愛し子 【イラスト付き】

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    子供の頃、祟り神の黒羽に助けられた奏。約束の二十歳になって再会してからは、驚いたり理不尽だと思ったりすることはあっても、基本的にはちゃんと感謝している。そんな奏は優しくて強いと思った。仕方がないことだと分かっていても、納得するのは難しいことだろうから。久しぶりに人間の世界に来た黒羽との生活は奏にとっても楽しいもの。甘えられる相手がいなくなってしまった今、お互いを大切にしながら暮らして欲しい。

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    2019年11月18日
  • デートしようよ

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    幼馴染みの詠介デートの予行演習をお願いされた紘斗。女装してデートしているうちにどんどん好きになっていくけれど...。という話。見た目は可愛いのに男前な紘斗も、かっこいいのに不器用で照れ屋な詠介も見ていて楽しい。どう見ても両思いなのに!と言いたくなるほど焦れったいけれど、相手を失いたくないからこそ言えないのだろうな。とも思った。お互いのことを知りすぎているほど知っている幼馴染みの2人だけど、今後は恋人としての新しい面が見えてくるのかも。

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    2019年11月15日
  • ハニークラッシュ

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    逆恨みで命を狙われ、休職することになった花。でも花とユンがそのまま大人しくしているはずもなく、犯人を捕まえようとする。危ないのでは。と言いたくなるけれど、この2人なら大丈夫かな。と思う部分もある。アーネストの登場で花とユンがそれぞれ、少しずつ自信を失うのはヤキモキするけれど、お互いを信頼しているのがよく分かってちょっと安心できた。

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    2019年11月08日
  • ハニービート

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    花のツンデレっぷりが見ていて楽しい本だった。基本的に公私混同はしないのに、時々ぐるぐると悩んでしまうところも。過去のことでユンを許せなかったり、信じられなかったりしたけれど、信じたいと思っているのもよく分かる。もどかしいけれど、ちゃんと納得しないといられないだろうな。とも思った。ユンは何がなんでも一緒にいたいと思っているだろうし。

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    2019年11月04日
  • 【電子限定おまけ付き】 ラプンツェル王子の通い妻 【イラスト付き】

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    読んでいくうちに昭良が可哀相で、昭良の愛情に胡座をかいている克己に腹が立ってきた。才能はあるのかも知れないけれど、ここまで人の気持ちを考えられないって一体...。と。自分のこと、絵のことしか考えていないように見えるし。
    そんな克己が昭良を失わないように必死になっているところを見ると、早くそうすれば良かったのに。と思えてしまう。今後は相手のこともちゃんと考えられるようになって、「一緒に」幸せになって欲しい。

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    2019年10月20日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

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    時代は古いですが面白く読めます

    この本(上下2巻組み)は、表紙絵、登場人物紹介絵、挿絵があるバージョンです。絵が無くても構わないなら、同じ角川でも角川文庫のバージョンの方が、1巻完結なので安いです。
    ちなみに、挿絵は上巻が7枚、下巻が8枚です。

    また、コミカライズされている「シュルレアリスムの午後」ですが、漫画家さんご自身もコメントされているとおり、小説版ではアリスと火村先生の組み合わせではないので、「あの漫画の原作小説を読みたい」と思って読むとビックリするかもしれません。

    内容は、書かれた時代が携帯電話が無い平成初期(読んでいると、むしろ昭和な感じすらします)なので、その辺りの違和感を無視できるなら、本格推理

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    2019年10月13日
  • 臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎

    xfh

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    この絵柄の方が好きです

    この本以外の作家アリスシリーズのコミカライズは、表紙と中身で描いた時期がかなり異なります。
    個人的には、この漫画家さんの昔の絵は結構クセが強いと感じるので、他のコミカライズも買おうと思っていて絵にこだわりがある方は、表紙買いせず試し読みで当時の絵柄を確認した方が良いかなと思います。

    小説のコミカライズは大抵色んな描写を端折っていて、この本もそうなのですが、アリスの一人称での描写をがんばって漫画で再現してくださっています。
    漫画で初めて作家アリスシリーズに触れた方は、ぜひ原作の小説も読んでみてください。倍以上楽しめると思います。


    英国庭園の謎…
    大阪府警なので森下刑事が登場

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    2019年10月10日
  • 寮生諸君!【SS付き電子限定版】

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    雑誌掲載時から好きだったお話。かなり良かったです。
    時代ものという枠はあるけど、キャラクターたちが至極まっとうに学生生活を送っているのが、読んでいるこちらにも素直に伝わって、その上で友情と恋愛の間をいったりきたりする気持ちにドキドキした。
    派手さはないけどこういうの好き!と同嗜好の人に思ってもらえるだろう作品。挿絵も美麗でおいしゅうございました。

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    2019年10月05日
  • あまやかな指先

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    日本酒を作る春哉とワインを作る葛城の話。ワイン嫌いを公言している春哉だけど、葛城が大切にしているものは必死に守ろうとする。自分にとっては「価値のないもの」と言えるのに...。春哉のそんな素直でまっすぐなところに惹かれたのかな。と思う。自分の好きなものであるワインをなんとか好きになって貰おう!と頑張る葛城も見ていて楽しかった。そのやり取りそのものを2人が楽しんでいるのがよく分かったし。

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    2019年08月30日
  • 【電子限定おまけ付き】 御曹司の身代わり恋人始めます 【イラスト付き】

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    自分探しのために仕事を辞めてバイト中。そう聞くと、夢見勝ち?とか、世間知らず?とか思えてしまうけど、嗣巳にそういう印象は全くない。前の仕事もきっと目一杯頑張って、必死になりすぎたのかな。という感じに見える。そんな嗣巳が出会う御堂は最初、自分勝手で強引に見える。お互い、第一印象はよくなかったけど、一緒に過ごすうちにどんどん楽しくなってくるのがよく分かる。全く違っても、違いを受け入れて一緒にいる2人は見ていて幸せな気分にさせてくれた。

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    2019年08月18日
  • 【電子限定おまけ付き】 ラプンツェル王子の通い妻 【イラスト付き】

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    ネタバレ

    生活力ゼロの売れっ子画家×もはや通い妻の新米リーマン。
    ラブコメなのかな?と思って読み始めたら、意外にもシビアで深刻で、とても考えさせられるお話でした。

    二人のなれそめからして、ちょっと暗雲かかってたよね…
    不安がよぎるってやつです。
    克己は見た目とはギャップがあり過ぎな男でしたね。アーティストっていうクリエイティブな職業の克己と、オフィスワーカーの昭良では、そもそも価値観が大きく異なっていて当然かもしれません。
    それでも、不満を一切もらさずに惚れた男のためにせっせとその家に通い、掃除洗濯食事まできちんと家事をこなして尽くす昭良の恋心に感動しました。
    …自分なら絶対無理(笑)
    アーティストが

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    2019年05月31日
  • 【電子限定おまけ付き】 ラプンツェル王子の通い妻 【イラスト付き】

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    小中さんにしては珍しく、ほのぼののないお話。
    受がとにかく無理をしていて、読んでいて辛かったな。
    受自身も、攻が絵を描くことしかできない人だってわかっているから何も言えず。プラス付き合ってもらっているという引け目が追いうちをかけていて、苦しさばかりが募った。
    一方的に、攻が悪いだけじゃないのが妙にリアルというか…。
    後半、攻ザマァの要素もあったけど、ここまでしないと復縁できなかったのかと思うと気の毒な気も。複雑な心境になったお話でした。

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    2019年05月19日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

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    ダリの繭(上)
    宝石店社長でダリっぽいおとこが殺害される。三角関係のもつれや異母兄弟との遺産分配などが疑われる。


    C0193

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    2019年03月25日
  • 色悪作家と校正者の不貞

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    俺様な作家攻め、美人な校正者受け。
    麻々原さんのイラストがとても合ってるな。
    行きつけの居酒屋のご飯が美味しそうです。

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    2019年02月07日
  • 月への吠えかた教えます

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    ネタバレ

    人間になれる犬種の保安官×新しく町に越してきた青年。
    パートナーを持つよりも仕事第一の攻め。しかし犬としての本能が受けの前では解放されて自由にくつろいだり遊んだりして悦びを感じでいるのが丁寧に伝わってきてこちらも幸せな気分になりました。
    ただ、正体と嘘がいつバレるのかドキドキでしたが…そこが面白さのひとつでもあるんですが。
    恋人としてよりも犬と飼い主の関係がより共感してしまいほろっときました…

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    2019年01月03日