あらすじ
今日も今日とて行きつけの「鳥八(とりはち)」で酒を味わい、本の話と旨い肴に舌鼓をうつ大吾(だいご)と正祐(まさすけ)。――人気の時代小説作家とその校正者だった。思いがけず恋に落ち、口喧嘩を繰り返しながらも誰よりも互いを理解し強く惹かれ合うようになった二人だったが、そんな彼らの前に宇宙人のような新人作家が現れる。しかもそいつは、正祐を専属に囲いたいと言い出して……!? 書き下ろし「色悪作家と校正者の弟」も収録!!
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今回は新人作家に振り回されて困りはてる正祐と恋知らずだった彼が大吾に対する気持ちがちょっとねじれが生じた今回。大吾さんの担当の女性に対しても嫉妬心メラメラ。このシリーズで弟が出て来ますが今回はスキャンダルで謹慎してましたね。初めて見るお兄ちゃんの姿。複雑だったろうけど彼もまた成長したなとう巻でした。
一言で言うなら成長かな
今回は成長の回かなと思いました
正祐・宙人・光希が自分を認めることだったり、知識を身につける努力をしたり、人の痛みや人を思いやる事に気づいたり…
大吾もまた、正祐の幼さと関わる事で葛藤して成長してるんでしょうね
それにしても、正祐は性に対してもっと奥手なのかと思ってました
その割に最初から「殺されるよりはマシ」と言って、まあ確かに殺されるわけにはいかないだろうけど、割合簡単に抱かれたなと思ってましたが、人に対しての興味の無さなんですかね?何をされても他人事というか…
それが自分の感情に気付いてそれを理解できずにパニック状態で行為の状況をストレートに言葉にするとか、大吾ですらちょっと引いてるのが笑えました