細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脳科学者の茂木健一郎、クリエイティブディレクターの箭内道彦などその道のトップランナーが考える力をつけるためのメソッドを紹介している本。
個人的には茂木健一郎が書いた部分がわかりやすく、自分の仕事においてヒントを得ることが多かった。
人は知識、経験だけではダメで、意欲が大事。
反対に意欲だけあっても知識や経験がなければだめ。
この世の中で最も強く賢いのは誰か?
それは意欲を持った高齢者。
高齢者は知識、経験は豊富である。
そこに意欲を伴えば最強!
高齢者ケアに携わる者として、高齢者は弱者ではないということの説明に使える!と思った。
また、意欲を引き出すことの重要さを意味付けしてくれた。
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Posted by ブクログ
抽象と具象がよかったので、同じ著者の同じような話を読みたく。
◯全体も細部も同じ形というフラクタクルの話を、身近なものにもあてはめているのがおもしろかった。フラクタクルというのも初めて知った。
◯頭をやわらかくする考え方がたくさん紹介されてる。まず疑う。ここからがスタートかも。自分中心から離れる→たまに忘れていらいらしちゃうのはこれが要因。相手からみるとどうか?を問うてみよう。長所と短所はどちらにもなりうる→何を目的として動きたいのかが重要。問題がいろいろ複雑になるとどこに向かって進んでるか、メリデメも軸がブレるとぐちゃぐちゃしちゃうけど、ちゃんと向かう方向を見てそこから問題を見るのが大事。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近IT業界に転職したのですが、周りの人の洞察力の高さに慄く日々。
質問する内容の深度が自分とは雲泥の差で、
「なぜその問題に気付けるの?」
「なぜその着眼点が生まれるの?」と、
頭の中で一体どんなこと考えてるのか気になって気になって・・
で、この本をお勧めされたので読んでみました。
正直、耳が痛くなるようなことばかり。
「あぁ、私、そのままくんだ・・」と何度感じたことか。
この本で繰り返し書かれているのは、
"なんで"この人はこう言ったのだろう。
"なぜ"この順番で議事録が書かれているのだろう。
など、「なぜ?」を考えることがとても重要、
という -
Posted by ブクログ
『地頭力を鍛える』で話題になった著者による一冊。
時代の変化にあわせ、「考える」このと大切さを説きます。ここを意識しなければ、AI時代に、しなくてもいいことをやみくもに続け、本来人間がすべきことを見失ってしまいます。
後半は若干同じ内容の繰り返しの感もありましたが、所々に著者からの問題が投げかけられますので、時間があればじっくり噛みしめつつ読みたいところですが、今回は表面上の理解にとどまってしまいました。
▼「考え方」が変わると、すべての言動が変化する
●世界が変わって見える
・相手からの視点で考えてみる→日常的なコミュニケーションに変化が起こる
●「先が読める」ようになる
・知識や経