細谷功のレビュー一覧
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ネタバレV=Volatility(変動性)
U=Uncertainty(不確実性)
C=Complexity(複雑性)
A=Ambiguity(曖昧性)
先の読めない“VUCA“の時代に必要とされる『問題発見力』について書かれた本。これまで重要視され、日本の教育の中で育まれてきた『与えられた問題』を解く『問題解決力』はAIの得意分野。複雑多様化し答えがない時代では『そもそも何が問題なのか』『どこに問題が潜んでいるのか』を突き詰める力が求められる。
常識を取り払うこと
“なぜ”の姿勢を常に持つこと
世の中は知らないことばかりであることを認識すること
問題とは『新しい変数を考える』こと
問題とは『ありたい姿(もしくは改善すべき姿)と平時のギャップ』であること
問題を正確に捉えられれば解決したもの同然であること
などなど、『問題』の捉え方や『問題発見型』人間になるためのヒントなどが、コンパクトにまとまっています。
コロナに振り回される昨今、次から次へと予測のできない、これまでに対応したことのない事態に立ち向かわなければならない事が多いように思います。問題を的確に捉え、1つ1つ、丁寧且つスピーディに解決していくことが今後も求められていくのでしょうか。
まずは『ネガティブなシーンをポジティブに』捉えられるようになろうと思いました。
問題発見の入門編的な位置付けかと思うので、サッと読めるところがグッドです。
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ネタバレアーキテクト思考とはどんなものかの説明としては大変良くできているし、必要性もわかった。どうやって考えるかは、わからんものだということも、わかった。さて困った。
一日ひとつ定期的にアウトプットすることでそっちの方向に行くというんだが、、、。レベルが違いすぎる。
ベトナムのTHミルクはわかりやすかった。
何もないところに場をつくる。ゼロから自主的に始める。特定の目的をもって全体構想をゼロベースで作りあげる。勘所を構造的に読み解くためのフレームワーク。仮に目的を立てる。軸を設定する。集約によってコストの共有化削減ができるかどうかという設定。
ボトルネックを見つけることで本質的な打ち手を見つけることができる。
ASISとTOBEで問題と解決策のセットを同じプロセスと資源の2軸上で表現。時間経過を3軸目に。
サンプル事象の抽出、サンプル事象からの属性の抽出、軸の抽出の3段階。 -
Posted by ブクログ
具体と抽象の世界をもっとわかりやすい「考える」という言葉で表現して、解説してあります。
「考えていない」側の人間になっているな…と自分に置き換えて考えながら読みました。自分が無知であることを知っていようと思った。
仕事に生かすには常に何をやるかではなく、なぜやるのか(why思考)考えたいと思った。
アナロジー思想=類推のこと。これが上手な人としてオードリー若林さんとR指定さんが浮かびました。若林さんは抽象化して抽象のまま話ができるし、川下の人間にも伝わる表現をできる人。Rさんは、抽象化して共通点を見つけて全く別のことに置き換えて話をするのが上手い。そんなことを考えてました。 -
Posted by ブクログ
慶應義塾大学丸の内キャンパスで行われた授業を編集、書籍化したもの。テレビやベストセラー書籍などで名前を聞いたことのある方々が各章を担当しているため説得力があります。ただし専門書としてではなくあくまで入門書としてカジュアルに読むもの。浅く広く説明している本です。
私は地頭を鍛えたいと思って手に取ったので、刺さったポイントを紹介します。
1.地頭力とは「結論から」「全体から」「単純に」考える力のこと。(細谷功氏)
2.仮説思考のポイントは「結論から逆算する」(内田和成氏)
3.脳に良い生活習慣の一つは、12時までに寝ること(築山節氏)
特に細谷さん、内田さんは著名なコンサルタントでもあるので他の著作を読んでみたいと思えました。
本書を読んで、今日からのアクションプラン
・12時に寝る→7時に起きる
・タスク締め切りをカレンダーに入力
・毎日1分でも読書することを継続する
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ネタバレ・戦略的思考で、「行列のできるラーメン屋のラーメンをどうしても食べたいとしたら、どうする?」
ー愚直に並ぶが、スマホゲームしたり音楽を聞く
→ 最も戦略的志向から遠い。
ー早朝を狙う、人が並ばないタイミングを狙う、他の過疎地域の支店に並ぶ
→ 比較的まっとうだが、「いかに並ばないか」を考えるべき
ー店の関係者と個人的な知り合いになって、休憩時間のまかない飯としてもらう
ー取材という形で特別枠に入れてもらう
→ このあたり。
ー店ごと買収する。料理人を引き抜く。
→ かなり戦略的で経営者視点。
・仮説思考力とは、「結論から考える」こと。
・あるプロジェクトのリーダーに指名されて考えるべきは、明日からのアクションではなく、「最終報告」を考える。「最終的に誰にどんなメッセージが伝わればよいか」
・20点型の仮説思考をする。
【20点型】
・まずラフに全体像を
・何度も直して良い
・資料はラフに
・「問い」のための答え
・「何がわからないのか?」
【80点型】
・一つずつ着実に進む
・「ファイナルアンサー」
・資料はきれいに
・「答え」のための答え
・「何がわかっているのか?」
・人が頭を使って考えるという行為は、ほとんど何らかの形で「具体化と抽象化」の往復をしていること。
・それは何故か、を突き詰める。(Why型思考)4Wは点だが、Whyだけが線。
・例えば、「日本人は時間を守ることへの意識が高いと言われていますが、それはなぜかを考えてみましょう」を、Whyを用いて深堀りする。どこまで掘れるか。
・「川上の直感、川下の論理」企画/検討段階では直感を信じるべき、構築等の下流工程では論理建てて実施すべき。
・論理と感情。必ずしも論理が良いとは言えない。感情の世界はビジネスでは扱いにくそうに感じるかもしれないが、行動は想像以上に感情に支配されている。「あの人の言うことならやってやるか」というのは仕事をすすめる上で強烈なモチベーションになるのは誰でも多かれ少なかれ経験があるだろう。
・20世紀後半は「日本の繁栄の時代」だった。成長の背景には日本人の得意分野が見事に川下側にハマっていた。「ある程度、原型が出来上がっているものの品質や完成度を上げて大量生産する」という日本が得意としていたビジネスモデルと時代が合致していた。
・21世紀になり、構図がものの見事に崩れ、時代のニーズは「川上側」にシフトした結果、強みであったものが弱みとなった。「ルールを遵守し、他人に同調して一斉に同じことをする」という特性。
・川上側で「自ら考える」人は少数派で、周りから理解されにくい。
・ほぼ例外なく変革やイノベーションが課題となっている日本企業は、こうした少数派を疎外せず、「尖った個人の発想」を活かす環境を作る必要がある。
・ロジカルシンキングの話になると必ず出てくる「MECE」(漏れなく、ダブりなく)を意識する。
・地頭力の中心は「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力。
「結論から」考えるのが仮説思考力
「全体から」考えるのがフレームワーク思考力
「単純に」考えるのが抽象化思考力
・思考回路を起動するのに必須な基本的姿勢は「いかに自分が知らないか」を自覚すること。「無知の知」があるからこそ何事も鵜呑みにせずに疑ってかかり、常識にとらわれない発想をする。
・常識や既成概念にとらわれている人の最大の課題は「とらわれている自覚がない」こと。何かの違和感を覚えたときに自分の気づいていない何かがあるのではないか、と「疑う」ことによって思考回路が起動する。
・「自分の頭で考える」とは、「すぐには信じない」という姿勢を貫くこと。例えば権威ある専門家の言うことや先輩/上司の言うことを信じない。自分の意見を持つためには、何かの主張に加えてその根拠が必要になる。根拠こそ自分で考える必要がある。○○さんが言っていたから、や、業界の常識だから、は根拠にはならない。
考えるとは、何かの結論や主張に「自分なりの見解」を付け加えること。
・顧客の要望を疑ってかかる。T型フォードを普及させて自動車産業の礎を築いたヘンリー・フォードの名言「もし顧客に何がほしいのかを尋ねたら、『もっと速い馬がほしい』と答えただろう」 -
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アナロジー思考
◯アナロジー思考とは構造的類似性を見つけて、自分の理解、他人への説明、新しい発想を可能にするものである。
・表面的類似性は見た目、具体的な類似性。構造的類似性は構造、抽象的な類似性。
◯例えば予算管理とバック
・予算管理を細かくやることを、収納が多いバックのメリットデメリットから考えてみることが、アナロジー思考。
・面倒な反面、細かく分類するとそれぞれの進捗の見える化、リソース配分再整理などができるようになるメリットがある。
◯抽象化が得意な人の思考パターン
・図解してシンプルに表現する
・極論して二項対立で考える
→どちらも枝葉を落として本質を炙り出す
曖昧さ回避する
・格言好きである
・例え話が的確である
・似顔絵やあだ名が得意
→抽象と具体を行き来するのが得意
◯アナロジー思考実践のポイントはつなげる力。
・体験したこと、見聞きしたこと、学んだ事を抽象化して自分の事象につなげる
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◯アナロジー思考はあくまで精度のいい仮説をたてる行為。次のステップで検証が必要
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ネタバレ 購入済み
人材育成が下手な上司に読めと言われた。
要するに、育てるのがめんどくさいから
地頭とやらを鍛えて自分で自分を育てろってことらしい。
それができりゃ誰も苦労しねーよw
漫画なので読みやすいが
現実にはこんなにうまくいくわけない。当たり前だが。
ある程度周りの指導力だって必要だ。当たり前だが。
何でもかんでも地頭とやらで片付くほど世の中甘くない。
上司に強制されたのではなく
自らの意思で読んだのなら楽しめたかも。
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問題発見の重要性と問題発見力を高めるための思考法について述べた本。著者はコンサルタントで、「地頭力を鍛える」をはじめとした思考法に関する著書を多数執筆している。
問題を与えられたとき、解くべき問題を見極めることは言わずもがな重要。でもwhyを繰り返してたどり着く程度の話は、問題発見というより問題定義くらいのレベルかな。常識を疑ったり見えない不満を見つける問題発見は尊い。問題発見を抽象化して定義したところは参考になったが、肝心の問題発見力を高めるための思考法については浅いように感じられた。それだけ問題発見が一朝一夕ではできない難しいことだから価値があるのかもしれないが。
以下、備忘録。
■問題発見とは
・問題発見は新たな変数を探す取組み
・あるべき姿を想像し、現状とのギャップを問題として定義する
・偏在も問題と定義できる
・アナロジー思考による問題発見
■問題を発見するには
・常識を疑う、多数派を疑う、経験に頼らない
・具体と抽象、主観と客観、感情と論理といった対極のものを行き来しながらギャップを認識することが問題の認識・解決に繋がる
■その他
・常識はある環境や条件下において成立している場合が多く、未来永劫変わらないとは限らない
・常識とは自分は正しいと以前から信じているが、実はその理由を説明できない状況を説明する言葉