ヤマシタトモコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3巻は、げっつと掛井君が自分自身と向きあって成長した内容だと思うのです。二人がメインだと思うのです。表紙のげっつの笑顔がすごくかわいかった!
・・・が!鬼田先生と端場君の名わき役っぷりに感激です。私の中ではこの二人に全部もっていかれてしまったと言っても過言ではないです。
あと最後のほうで女の先生が掛井君に言っていた言葉が割りとどんぴしゃに私自身にあてはまっていて読んでいて正直「きつい・・」と思いましたが、なんとかしなくては。
BUTTERを読むと自分の未熟なところをつつかれてへこむ時もあるけれど、成長していく登場人物をみて自分もなんとかしてみようという気持ちになります。読んでよかったって -
Posted by ブクログ
主要キャラの背景も描ききっていよいよ社交ダンス大会に出場、中盤のクライマックス。
1巻からあらためて読みなおしたのだけど、セリフがほんとに素晴らしい。決して印象的なフレーズが登場するわけではない。どちらかといえば文節ごとにブツブツ切れる歯切れの悪いセリフの連続だがそこがいい。人物たちが言葉に対してとことん真摯。彼らにとって、言葉はだれかとコミュニケーションを取るための手段だけでなく、自らを、そして自らを取り巻く世界を認識する手段でもある。ひとつひとつ言語化し、行きつ戻りつ取り消しと修正を経て、徐々に世界を構築していく。どんなに大きな出来事があっても、それがそのまま人物たちに影響するわけではない -
Posted by ブクログ
ネタバレ私、もう、このマンガ、大好きだ。
自分に言われているかのようなセリフにぐさっときたり、うなずいたり。
この物語のみんなの頑張りに嬉しくなったり、泣いたり。
高岡先輩がかっこよくてどきどきした。
二宮先輩の笑顔がかわいい。
後ろで女子組(米ちゃん含む)がもだもだしてたのを見て、手をつないでいることに数コマ後分かり、キャー!となった。
「ケド やる?」のあのシーンで、二宮先輩が高岡先輩に歩み寄っていくあのシーンが、すごく好き。
あと高岡先輩が「…そうだよ バカ!」って言った時も!
ひぃー、たまらない。
びっくりしたのは二宮先輩の父親が「普通のオッサン」だったこと。
勝手に、父親も社交ダンス