ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • BUTTER!!!(6)

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    高校生活、青春の1年を切り取ったような話でした。
    これからもっとたくさんの楽しいことが彼らにはあるんだろうなー。

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    2013年11月22日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    ヤマシタトモコ節、苛烈に炸裂って内容でした、えぇ
    ただ、冗談ブッコ抜きで、読んでいて頭の中で糸が絡まった。一回目は正直、疲れた
    でも、その“ややこしさ”がストーリーに深みを与えてて、峰と安城の普通じゃない純愛を際立たせている、そんな風に私には思えた
    ヤマシタ先生の画ってのは、線一本それ自体にエロさが宿っているからか、男の登場人物がやけに、男目線で見てると色っぽく感じる。特に、手? 骨が太くて無骨な造りなんだけど、その部位で起こす動作が、色事に通じるモノじゃなくても、いや、モノじゃないからこそ、一層にエロく感じる
    何っつーのか、人間の性欲?が体を刺激して発生するフェロモンを本能的に知ってるのかな

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    2013年11月20日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    日記形式だが時系列はバラバラなため、1周目は正直なかなかすっきりしない。しかし、2周3周と読むたび、断片的な記憶が繋がりひとつのストーリーになる。話の内容が変哲もない日常を描いていることもあり、ふたりの人間が恋に落ちていく姿をリアルな感覚で追うことができる。それがなんとも心地よい。おすすめです。

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    2013年11月13日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    何気ない出会いで、なんとなく気が合って、一緒にいたらとても居心地よくて、何気ない一言がずっと心に残って。少しずつ心の中を占める割合が多くなって、それが何なのか認めてしまったら怖くて、自分をごまかして、でもごまかせない。そういうのあるなあと思いながら読みました。

    ヤマシタせんせはいつも、そういう異性とか同性とか関係なく、人を好きになることについてのリアリティを追及されていて、とても好きです。

    友愛だろうがなんだろうが、人を好きになることはいつだってシンプル。そこに線引きは存在しなくて、相手に興味を持った時点でいろんな可能性が生まれる。

    ゆっくりと近づいていく二人の過程が時系列がぐっちゃりし

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    2013年11月10日
  • Love,Hate,Love.

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    ネタバレ

    ―心はいつも忙しい。出だしが大好き。 『たまにスキで よくキライになって ときどき大嫌い でも本当は死ぬほどスキ でも バレエは私を愛してくれなかった』ここの表現の仕方に完全に落ちた。悲しくて愛しい。

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    2013年11月07日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    噂の時系列入り乱れ漫画(笑) 面白かったよ大好きだよ(≧∇≦)!!

    一冊まるまる表題作。 まじめ男と彼女持ち。 2人が半同棲関係になるまでの、8ヶ月の日記−
    出会いから急激に仲良くなって安城の彼女が去り、峰とセックスをして寝食を共にするまでの8ヶ月が、映画の場面転換のようにリズミカルに入れ替わる。 最初はホント読みづらいし必要以上に短いスパンでシャッフルされてる気がするけど(笑)
    読み終わった後、ところどころに散りばめられていた気恥ずかしいような愛おしさがグワッと一気に襲ってくる。 なんだこの新しい萌え…( ̄∀ ̄*)

    相変わらず雰囲気で読ませるコマ運びや台詞回しにたゆたっていると、時に確信

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    2013年11月04日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    時系列に並んでいないと、最初に結論言われてその答え合わせ、みたいで面白かった。
    何でこの人こんなことすんの?と疑問に思う。順を追って説明されていたらスンナリ受け入れちゃうところだが、バラバラなせいで、際立ちますね。

    それだけで終わるのかと思いきや、ちゅうくらいの魚の話…良かったです。
    女の子が男前やなあと思いました。

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    2013年10月26日
  • ひばりの朝 (2)

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    人がイメージする自分と私が思う自分は違う。その狭間に転がり落ちてしまうと本人は息をすることすら出来ない。ヤマシタトモコは『HER』でもその姿を描いたが、場所を中学校に移したことでますます大人たちの不条理さ、若さゆえの残酷さが主人公を追い詰めていった。
    大人びた、という言葉は冷たいと思う。性格に対してにしろ肉体に対してにしろ、幼ければ許される余地を殺してしまう。身勝手に無自覚的にそれを行い、善意ぶる人々の姿を鏡に写して見せるそんな漫画だと思う。

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    2013年10月14日
  • Love,Hate,Love.

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    ヤマシタさんの漫画で一番好きです。「あなたと私の好きと嫌いのあいだをうめていく」と「楽しくてずっととまっていたいでしょ!」が一番胸にきました。恋愛の始まりを丁寧に書いた話だと思います。

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    2013年10月13日
  • HER

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    ヤマシタさんの短編はストーリーの軽さと裏腹に、人物が妙にじっとりとした生々しさを持っていて、そのアンバランスさが面白いです。
    中でもこの作品に出てくる女性たちからは、デジャヴのように過去の自分や知っている誰かが浮かんできて、居心地悪いやら懐かしいやら恥ずかしいやら可笑しいやら。手放しに素敵!好き!と言うよりは、苦笑いしながら、自己嫌悪に陥りながら、つい何度も読んでしまうのでした。

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    2013年10月05日
  • ひばりの朝 (2)

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    久々にトラウマのように残りそうな漫画。色んな場面で思い出してしまいそう。

    ひばりも、ひばりの周りの一人ひとりも、すべての人の気持ちがわかってしまう、から、嫌な気持ちになる作品だった。すごい作品だった。

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    2013年09月16日
  • ひばりの朝 (2)

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    やったね、やりきったね。もう傑作すぎる!
    1巻で示されたささやかな悪意と醜い善意とが絡み合い物語は事態 は進行するが、何ひとつ状況は変わらず、何ひとつ解決しない。事態を展開させる可能性はことごとく芽のうちに摘まれる。この無力感この救いのなさ。
    今年のベストはもうこれに決まりかなあ。

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    2013年09月14日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    前科者でシャブ中でムショ帰り…ダメダメな人生を歩いてきて自暴自棄になっていたモモの前に現れたのが警官のロンちゃん。
    その日からモモは全てロンちゃんの為に生きるようになり、危険を承知で再び危ない道に足を踏み入れてしまいます。読んでるこっちだって分かるくらい簡単な罠…でもロンちゃんの役に立ちたいが為にボロボロになりながら自らを犠牲にするモモ。馬鹿で情けなくてどうしようもないほど愛おしい…。
    大好きなロンちゃんに愛されてると分かって何度も涙を流すシーンにこちらも幸せ過ぎて胸が熱くなりました。そんな一途なモモの思いを全身で受け止め不器用ながら応えていくロンちゃんも本当可愛いくて…。初めての恋愛に戸惑い

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    2013年09月12日
  • ひばりの朝 (2)

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    久しぶりに、「読むべきじゃなかった」と思わされた一冊。しかも、つまらない、のでなく、漫画としてレベルが高いのだからお手上げである
    鳥肌が立った、悪寒に襲われた、とかレベルじゃなく、単純に吐き気を催してしまうほど、人間のおぞましい一面が、これ以上に無いほど、濃厚かつ高密度で描ききられてしまっている
    ヤマシタ先生の繊細に見えて、読み手の心を抉れる暴力性も滲む画が、緻密なストーリーに拍車をかけている
    これは下手をすると差別発言になってしまうかもしれないんだが・・・女ってのは、とんでもなく汚らしいモノを、あんなに柔らかくて触り心地の良い肌の下に隠してるんですねぇ。容貌とか性格抜きで、怖い女は怖い、と思

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    2013年08月21日
  • BUTTER!!!(6)

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    2013/08/12
    【好き】新歓のステージをノーミスで踊りきって完結。 
    卒業まで読みたかったなぁ…。 
    面白かっただけに残念…消化不良…。

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    2013年08月20日
  • ドントクライ、ガール

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    バカな親の不手際により
    父の知人宅に居候することになった
    処女で清純な女子高生たえ子。

    しかし知人宅の升田なるイケメン(31歳)は
    なんと裸族だったのです…
    (勿論家の中限定!)


    いやぁ〜
    下ネタのオンパレードのこんな変態漫画に
    まさか…
    まさか泣かされるとは…(笑)
    (特に後半の二人が異性を意識する怒涛の展開には
    萌えに萌えさせてもらいました笑)



    罵りによって興奮し
    処女に萌える変態野郎だけど(笑)
    どうにも憎めない謎の男、升田と、

    その友人で
    ロン毛でイケメンパティシエ(巨根信奉者)の陣内。

    そんなアホウな大人たちに弄ばれ
    毎回深く絶望しながらも
    健気に耐え抜く
    ウブな

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    2013年08月18日
  • HER

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    あ〜、女だなぁ。どうしようもなく。
    いくつになっても女は女。ドロドロしていて醜くて狡くて無邪気で可愛くて。

    自分の方があの子より美人なはず、お洒落なはず、なのに選ばれない、とか、

    歳をとることが怖くてたまらなかったり、

    自分にはないものを持ってる相手を羨んで歪んだり、

    学校の中で浮かないようフツウの子を演じたり、

    色々な「彼女」たちのお話。
    男ウケと女ウケの違いとか、浮気男の言い分とか、うまいなー。写真家かっこ良すぎ。

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    2013年08月18日
  • HER

    Posted by 読むコレ

    確かに靴っ男女て限らずその人の生き方を表してるなあと思います。
    ぐちゃぐちゃ悩んで、ふっと自分なりの答え(もちろん全部は解決しないけど)が出る瞬間の心地よさをうまく捉えている作品。
    女という概念を十把一絡げにしている男性陣にぜひ読んでいただきたい。

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    2013年08月12日
  • くいもの処 明楽

    Posted by 読むコレ

    何年経ってもヤマシタさんの作品で一番好きです。
    ノンケ×ノンケのもどかしい感じがたまりません。
    おっさん受けなのもかなりツボ。

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    2013年08月12日
  • YES IT’S ME

    Posted by 読むコレ

    表題作の突き抜けたイケメンナルシストっぷりの主人公がかなりきてます、ギャグ要素がかなり強いです。
    一番最初に収録されている美大生の話もすごく好きです。

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    2013年08月12日