【感想・ネタバレ】BUTTER!!!(6)のレビュー

いまやすっかり人気マンガ家、ヤマシタトモコの名を一躍世間に知らしめた作品。
絡まる人間関係、毎日の中に息づくトラウマ、空回るプライド。楽しいことだけじゃない、かゆかったり苦しかったりを繰り返す「青春」を、痛々しいほどリアルに描く。
高校生活が始まり、憧れのヒップホップデビューに胸を躍らせダンス部に入部した主人公・夏。しかしふたをあけてみるとそこは「社交ダンス部」だった…。筋トレ、合宿、文化祭、コンクール…「本気」とは何かを考えながら日々奮闘するダンス部。コミュ障男子、ヅカオタ男子、無気力女子、メガネを取ると実は美少女などなど、一癖ある部員たちのやりとりがじんわり沁みる。特にマジメ部長高岡のもどかしい恋の行方は必見!
男性・女性問わず、社交ダンスを知らない人にも楽しい。バターになりそうなほどぐるぐる踊りながら成長していく、夏たちの成長ストーリー。今一番映像化してほしいマンガ!

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Posted by ブクログ

この学校、生徒も先生もまともですごいや。他人を妬む奴って自分がどんなに惨めか、わからないのかなあ? 「寝たら忘れるから私が殴る」センパイ素敵♪(´ε` ) 「可愛い後輩たちが泣いてるから」一生ついてきますセンパイ(((o(*゚▽゚*)o))) 一生懸命何かやるのって、多分気持ちいいよ。やったことないけど! ヤマシタトモコの中でこの話が一番好きだな、やっぱり(^○^) あと、おまけの設定集が楽しかった〜同人誌みたいで。

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2017年11月03日

Posted by ブクログ

6巻まとめて。


高校生が、部活がんばる漫画。
いやーー全部言葉にするんだもんな!熱い。
年末、停滞した気持ちだったときに読んだから、とても読めてよかった。

もっとやれるだろ! もっとやれるだろ! もっとやれるだろ!
っていうところが熱い。

あと総代の谷渡さんも素敵。

一番好きなシーンは、5巻の大会終了後に
1年女子が三人でキャーもだもだ とするところです。

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2014年01月10日

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高校生活、青春の1年を切り取ったような話でした。
これからもっとたくさんの楽しいことが彼らにはあるんだろうなー。

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2013年11月22日

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2013/08/12
【好き】新歓のステージをノーミスで踊りきって完結。 
卒業まで読みたかったなぁ…。 
面白かっただけに残念…消化不良…。

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2013年08月20日

Posted by ブクログ

「ボールルームへようこそ」よりずっとおもしろいっていうか好きだけどな 終わってしまって残念 またこういうの描いてほしい

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2013年06月16日

Posted by ブクログ

よくあるラブコメみたいにすっきりはしないんだけど、かえってそれが青春のもどかしい感じをよく表してる気がする。新歓のダンスでのみんなの表情がとてもよい。最初は単行本揃えなくてもいいかなとも思ったけど、ここまで買ってよかった。

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2013年06月03日

Posted by ブクログ

素晴らしいビルドゥングスまんがでありました。完結惜しいが、この終わり方がベストでもあったでしょう。
他者と関わるということをテーマにした作品だとして見ると、ちゃんと終わらせてくれたなと思い。最終巻最後の最後のオチが村谷だったとこに特にそう感じるじゃないですか。

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2013年05月26日

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すっきりした終わり方だったけど、…もっと読みたい~! 続編もスピンオフも存分に作れるネタ満載と見た!! ぜひ!!

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2013年05月25日

Posted by ブクログ

完結!
等身大等身大!リアルな等身大!!
ダンス始めた高校生たちがプロ目指して大会に出場…とかじゃなく、学校の新歓でステージ発表が目標とか。 200人の前で目立ちたいとか。 【自意識と自尊心と見栄と羞恥心のせめぎ合い】みたいな、最初から最後まで本当にふつ〜の高校生らしい等身大な作品だった。

動画の件で、夏パパの言ってる事に共感したなぁ。 もうパパ世代に近い歳だからわかるのかもだけど、でも同じ事に出くわしたらやっぱり傷付くよ。 パパだって歳くったから傷付かないんじゃなくて、付いた傷の癒し方を覚えて来たんだよね。
鬼田先生も、良い先生だなぁ。 ちょっとダメな感じが人間くさくて好き(笑)

端場くんはカッコよくなったねぇ…(*´▽`) 夏ちゃんに対しては冷たいというより、カッコつけたかったんだなーって。 他の誰より、夏ちゃんに惨めなトコ見せたくないし、慰められたくなくて平気なフリをしたいのに、夏ちゃんスルーさせてくれないし(笑)
自分を飾るためのカッコつけじゃなくて、強くなりたいから形から入るカッコつけ…青春だよー、男の子だねっ!

本編終わってオマケの描きおろし読んで、小冊子付を買わなかった事を後悔(´;ω;`) 本屋3件回って無かったから通常版買ったら、4件目以降はあるでやんの! 明日買っちゃうかな(笑)
もぅ少しだけ、彼らと居たいな〜って思う。 また1巻から読み直して、何度でも彼らに会いに行こう。

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2013年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻……でした!


唐突に終わってしまったような気がして、あとがきで目ん玉飛び出ましたが、最終巻です。
タイム・トゥー・ゴー。最終話、英語なんてわからないけど、夏とか端場くん、げっつに掛井くん、引退しちゃったけど二宮先輩と高岡先輩がはじめてくれた明彗学院高等学校のダンス部の幕開け。
物語はこれからも続くんだろうなあと思わせる終わり方でした。
一巻一巻の題材がそれぞれあまりにも些細なリアルさと訴えかける鋭さをもった最終話みたいな深い話だったから、驚いてしまったけれど、あの卑屈系男子の端場君があんなにかっこよくなって、同じ卑屈系としては大変腹立たしくて悔しいところでした。なんだよ!お前成長したな!かっけーよイケメンだなちくしょう!って感じです。

戯言はさておき。
ヤマシタさん初めての続刊連載ということもあって、もう終わっちゃったのかと少し寂しい気持ちでしたが、胸の奥のずくずく響いた素敵な作品でした。
夏の晴れやかなまでにあけすけな言動と気持ちだとか、げっつの自尊心塗れの震える勇気とか、掛井君のどうにもならないことへの苛立ちとか優しさじゃない遠慮だとか、端場くんの劣等感と情けない自分への吹っ切れだとか、書きたいけど書ききれないくらいその他脇役の人もきらきら光っている群像劇でした。

二宮先輩の頑張る・頑張らないの話もそうだけど、最後のシーンの新歓ステージで「楽しく!」って夏と端場くんが言い合っていたことも、結局楽しいことなんて一瞬で、それのためだけに頑張れるんだよなあと考えさせられました。
なりたい理想の自分に成るためでもなく、誰かに指図されて他の人がそう言っているからでもなく、自分がやりたいとかそれで楽しいって思える気持ちが頑張れるっていう原動力になるのかもしれない。

実際社会人の方からすれば仕事だとかも楽しくなんかないって思う方もいらっしゃるかもしれないけれど、結局その楽しいを見つけたり、自分が当たり前にただこなしていた仕事でも「よくできた」「良かった」って思えることを見つけていくからこそ、必死になったり、気持ちぶつけたりできる。
二宮先輩みたいに必死になる・努力することは報われない可能性があることは怖いし無駄になったりそれを否定されたらとても傷つくのは当たり前で、でも誰かの悪い評価とかもあるからといって、それが今まで必死になったり努力したりした自分の否定ではない。
それでこそBUTTERになるほど蕩けて溶けてしまいそうな自分の肌で感じた感動はそんなもので差し引きできるものじゃない。
最近勝手な言い分ですがそう思います。思っていることを形にするために言葉や口があるけれど、それにしないからって形にならなくて無駄っていうものあまりにも味気ないし、その気持ちや想いや思考が存在しないとは絶対に言い切れない。

上手くまとまりません。ここまで徒然書いていると、また信者かよ、だとか、腐女子乙とか思われるかもしれないけれど、そんな偏見なしに見てほしい作品です。もったいない。
脱線しますが、個人的な意見としては、腐女子だからっていうわけじゃないけど、そういう人が描く女ってすごく醜いけど最高に素敵だったり、男は情けなかったりどんな人でもイケメンにしちゃえるからすごいと思うし大好きです。ヤマシタさんの作品ならHERはリアルな女性の本音を切り取ったあの作品は有名ですしね。

三巻の帯にもあった「青春はうまくできない。だから、とびきりいとおしい」っていうは本当に秀逸だと思います。誰が考えたんだこれ天才だろ、と世界の隅っこで感動してました。
とびっきりの、いとおしい青春、きっとヤマシタさんも憧れたのかなあとか思ったり、誰もが憧れてるよなあと思ったり、もちろん私だってこんな青春送りたかったなあとか思ったり。
いつだって青い春への羨望は人間の心に棲みつくものですね。未成熟だからなおのことあけっぴろげの感情と態度や、ままならないながらももがく若々しさとか。きっと自分にも少なからずあったはずなのに、隣の青い芝のように遠くから見ると眩さがよく見える。

続刊連載は終わってしまいましたが、久しぶりによい青春モノに出会えた気がします。次の作品も楽しみにしたいな。

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2013年05月23日

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ヤマシタトモコの、男女間のビミョ〜な感覚の違いとか捉えるのがうまいなあって思うんです。
男の子たちの気持ちもわかるし、女の子たちの気持ちもわかるし‥!!

主人公たちの、話すときどもったり、どうやってうまく伝えよう‥って考えていることがセリフ1つとっても感じられて、ハタから見てると違う違う!この子はそういうこと言いたいんじゃないよね?って思ったりして、結局いざこざになって、でも和解してよかったねえ‥と思う。

こんなに真面目に向き合ってくれる人がいることってどれだけ素敵なことなんでしょう。
大人になって読んでみて初めて思いました。
社交ダンスに関しては、まったく知識はないですが、熱血スポ根モノでもないし、六巻で終わるし、読みやすくて好きです◎
そんでもって掛井くんがめちゃくちゃタイプです。

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2018年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大事なものが詰まっている。必死でやれば、しんどい。でも、一瞬楽しい。それでいいじゃない。みっともないから頑張らないなんてない。カッコつけたい。ダサくても、自分が納得いかない自分のままではいられない。評価するのは、大事なのは、自分。

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2018年03月20日

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そして未来へ。最後までよかった! それにしてもムカつくわ村谷。どっかの段階でとんでもない目に遭っててほしい(笑)。

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2018年02月16日

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最終巻忘れてた。
やーー、おもしろかったね。
私たちの人生はこれからだっ。

村谷はほんとにくずだが、本人が何年か後に後悔するのか、もしくは何も変わらずそのまま人生を送るのか。
すっきりできる問題じゃないし、たぶん解決なんて、という話でもあるけど、それは読んでるこっち側が引き取って、夏の「性格の悪さ」の問題と同じく、振りを見て直せるようにならなきゃなのだろうねー。
1巻で「あっけねー」と、そして体育祭でもいなすことができるようになってた端場君が、「部活に」その目が向けられてることに起こるところとかかっこよかったです。

食品のバターはそんなに好きじゃないけど、面白かったです。

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2015年09月22日

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5巻で終わる手もあったと思ったのだけれど、この6巻。微妙に蛇足だったような、でも、きれいな「お話」として終わらせない、等身大の彼ら、彼女らを成立させるためには、必要なエピソードだったような…。
とにかく、6冊の間、楽しませていただきました。

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2014年09月15日

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大会に出て勝ち進んだりとかそういう展開はヤマシタさんではありえないとは思ってたからまぁやっぱり?って感じだけどこういうとこがいいですよね。

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2013年07月08日

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早くも完結か!
もう少し続きが読みたかった感じですがここでスッキリと?
締めるのもまた良いのかも♪

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2013年06月07日

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夏ちゃんの涙でスイッチはいる端場くんの男らしさにきゅんとした。一巻から、彼の革命を見届けてきた者としては、「大きくなって……!」という親のような気分。新歓のシーンは、ふるえるような喜びと、それと同じくらいの切なさがたくさんの大ゴマからびしびし伝わってきた。あと端場くんの目から見た夏ちゃんがすっごいきらきら。恋だね!! かわいいなあ!!

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2013年06月01日

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それぞれの成長が読んでいて爽快。端場くんは良い男になるんだろうなあ。仲間がいて、同じ目標に向かう姿は羨ましくなる。

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2013年05月29日

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 自分が何を思い、何をしたいか。思春期真っ盛りの高校生たち、部活青春マンガ完結。

 世界を楽しむために。最終巻では1巻に立ち戻った描写が多くありました。序盤のなにも事情を知らなかった頃に言えた夏の端場を変えた気軽な一言。しかし、夏は頑張っている今の端場を知っているわけです。今回の騒動でそんな端場を否定するような言葉を発することに夏は恐怖し、端場は自分を変えてくれた夏にそんな遠慮をさせてしまったことに怒りを覚えました。2巻でこのコンビは持ちつ持たれつのフラットな関係になったようで、まだ根強く溝があったのがなんとも現実的な人間関係を表していて良かった。完全に凸凹が埋まるわけがないのが人間関係ですが、それでも自分達が一体感で感じた楽しいをもっとずっと楽しいままでいさせるように頑張った姿が見れたのは胸がすく思いでした。世界を楽しむために楽しいを感じる、いい青春マンガだったと思います。

 今作品はリアルに抱えてしまいガチな悩みをしっかり描ききっていた作品でした。大人になってもクソみたいに陥ってしまう悩みはたくさんあるもので、そういった悩みを解決したいときにこういった作品を見ると自分の悩みの原点に戻れるようでとても助かりました。自分も世界を楽しめるようにもっとなにかをやってみたくなる熱さを持ちたくなる面白い作品でした。

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2013年06月07日

Posted by ブクログ

みんな成長したなー。
悩みながらも確実に一歩を踏み出している。
自分を変えたければ、思いあぐねるより行動あるのみ!
そう感じさせる物語でした。
もう少しもがいているところを見てみたいので、完結は少しさみしい。

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2013年05月26日

Posted by ブクログ

連載終わったとか全然知らなくて、店頭で最終巻って見てびっくり。

ううん、せーしゅん。
コンプレックスや、自分の思い描く自分と実際の自分とのギャップ、コミュニケーションのむずかしさや人の悪意など、思春期ならではの(しかし大人になっても続く)悩みの描かれ方も、簡単には解決しないけど自分なりに少しずつ消化していこうという姿勢が良かったなと思う 。

ラストは綺麗に終わったなー。

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2013年09月12日

Posted by ブクログ

とうとう終わってしまった。ダンスと青春。ダンスにかけた青春じゃなくって、ダンスで駆けていく青春な。今、やりたいことを見つけた彼ら彼女たち。先導者だと思っていた先輩たちは、なんてこと無い、同じく戦い続ける者たちで、やっぱり立ち上がって走り続けないとイカンと言うことを再認識して終幕。良い終わり、良いボーイミーツガール、ガールミーツボーイでした。

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2013年05月25日

Posted by ブクログ

6巻完結。5巻の圧倒的なピーク感に比べるとずいぶんおとなしいのと、少々駆け足ぎみなのとで6巻はすこし消化不良。でもとてもいい作品だった。安易な解決策は決して提示しないし、だからこそ生じる後味の悪さも避けない。そういうところヤマシタトモコはほんと素晴らしい。

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2013年05月25日

Posted by ブクログ

おわ!って!しまっ!た!!!急!!!
ブワアアアアって走って最後にキラキラッとして去っていった印象。すごい青春。グズグズもしたしキャイキャイもしたしグウッてなったけど、あ~全部たのしかったなぁ!!そっかぁこれが青春か!!って。
彼らと過ごした時間、とても楽しかったです。良かった!

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2013年05月23日

Posted by ブクログ

帯の完結の文字を見て「えっ、終わりなん?」てなりましたけど、最後のきらきらした感じ、よかったです。身近な、手の届きそうな青春って感じでした。

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2013年05月23日

Posted by ブクログ

社交ダンスのマンガ、最近すごく増えてますね。少年マンガほど熱血ではなく、少女マンガほどキラキラしてないけど…青春!アツいなぁ、眩しいなぁ。そしてちょっとむず痒い。こういう青春したかった!っていう願望ぽい感じがね。主人公と同じ年頃の子が読んでもたぶんそこまで共感できないんじゃないかな。その時代を、そこそこな感じで通りすぎちゃった大人が読むと、ちょうどいい塩梅に染みてくるというか。だいたい、このタイトルに心動かされるのはある程度年齢層上の世代よ。ぐるぐる回ってバターになっちゃうなんて、若い子はこの面白さ分からないよね。久々にあの絵本が読みたくなったな

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2017年06月10日

Posted by ブクログ

だらだらと連載を続けられる訳はないと、初めから分かってて読んでいたけど、実際終わってしまうと消化不良。
でも、このままいろんな問題を乗り越えてただの青春漫画になってしまうと、それはヤマシタトモコさんには描けないんだろうなって感じがします。

いち読者のわたしの希望を云えば、ただの青春漫画を描くよりもっといろんなお話を描いていって欲しいと思うので、正直終わってくれてよかった。

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2013年11月09日

Posted by ブクログ

あぁ、終わってしまった。
楽しいことをしてるときに水を差す嫌な人ってどこにでもいるわけで。
そして現実はそういう人とは永遠にわかり合えないわけで……大団円めでたしめでたし、で終わらないところがヤマシタさんらしいな、とww 
この先を想像させてくれる楽しみを残してくれる、というのかな。

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2013年09月18日

Posted by ブクログ

ついに完結。
これからってところで終わってしまったので、もっと読みたかったな~ていうのが正直なところ。

あと、「ドント・クライ・ガール」のようなぶっ飛んだ作風が割りと好きだったので、この作品は全体的にお上品だったなっていう感じ。
もうちょっとアクが強くても良かった気がする。

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2013年05月27日

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