いまやすっかり人気マンガ家、ヤマシタトモコの名を一躍世間に知らしめた作品。
絡まる人間関係、毎日の中に息づくトラウマ、空回るプライド。楽しいことだけじゃない、かゆかったり苦しかったりを繰り返す「青春」を、痛々しいほどリアルに描く。
高校生活が始まり、憧れのヒップホップデビューに胸を躍らせダンス部に入部した主人公・夏。しかしふたをあけてみるとそこは「社交ダンス部」だった…。筋トレ、合宿、文化祭、コンクール…「本気」とは何かを考えながら日々奮闘するダンス部。コミュ障男子、ヅカオタ男子、無気力女子、メガネを取ると実は美少女などなど、一癖ある部員たちのやりとりがじんわり沁みる。特にマジメ部長高岡のもどかしい恋の行方は必見!
男性・女性問わず、社交ダンスを知らない人にも楽しい。バターになりそうなほどぐるぐる踊りながら成長していく、夏たちの成長ストーリー。今一番映像化してほしいマンガ!
感情タグBEST3
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やばい。おもしろいわ、これ。
端場くんが急速に熱血化しているところが微笑ましいですなあ。よく気が付いて助け船を出そうとするあたり、ちょっと八幡(俺ガイル)に通じるものがある、なんて思ってしまいました。
誰でも何かしら思い悩む何かを持っている、というのはこの作品の裏テーマ?
あと、個人的にツボにはまったのが谷渡さん。今までそんな風に思ったことはないんだけど、もしかするとこういうタイプに尻に敷かれたいという性向があるのではないかと、新たな疑念が…(・ω・;)
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グサッ……っと胸に刺さるような。そういうセリフが特徴的。それは励ましの言葉だったり、戒めの言葉だったり、悪口だったり、良い意味でも悪い意味でも「強い」言葉がたくさん出てくる。そういう言葉って口に出すと一瞬世界が止まったみたいな感覚になる。それと同じ感じをこの漫画からは感じる
他にも端場君が話す時微妙に目線を逸していたり、荻野目さんの話し言葉だったり、細かい仕草や描写がとてもリアル。それでいて、ついもっかい部活やりたくなっちゃうような、そういう楽しさもある
色々詰め込まれていて楽しめる作品
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渡谷さん良い。
きちんと努力して自分に正直な人。
そういう人の言葉は時々正しすぎて受け止めきれない時もあるけど夏ちゃんはちゃんと受け止めて理解することができて偉いなぁと思いました。
端場くんもナイスアシストですよね。
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やっぱりリアル!
体育祭で、命かける人とやる気あるのに恥ずかしくて出来ない人と死ぬほどやりたくない人とがいるかんじとか、
柘ちゃんの悩みはすごく自分とかぶった
わたしもプールがすごく嫌だった、男子がすごく嫌だった、懐かしいな
「ブスは死ねと同じ」か
まったく本当にそうだよな笑
ははは←
あと端場くんの「しゃるうぃだんす」すごく素敵!
谷渡さんいいキャラすぎる
そして掛井くんと付き合いたい
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失敗するのは誰でも怖いし、はじめから完璧にこなせる人なんていない。
当たり前のことなんだけど、改めて気付かされる。
悩みながら乗り越えて、変わろう、成長しようって思えること。
泥臭い青春って恰好いいじゃないか!
大好き。
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まあまあまあまあまあまあまあ今日はまあまあまあまあ解散つうことでまあまあまあまあまあまあまあ
結果はどうあれとかは詭弁かもしんないけど でもさ 「失敗するから」とか「恥かくかも」「怖い」で100出さないとか踏み出さないのは論外 クソつまんない
…それ!…100出して楽しくないわけないし楽しかったら悪いわけないし楽しくなくちゃダメ… …てのを 言いたかった…です!
ブスって言われてシャレになることなんて絶対ないもん!!さっ…3回ブスって言わ‥っれたら あたしもうブ…ブスだもん
知ってる? 「ブス」って「死ね」と同じくらいなの
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登場人物の深みが増す巻!!荻野目さんと端場君が逆転してる。でも荻野目さんの気持ちがよく分かる…。そして柘さんにも事件が。今気にしてることが気にならなくなる、ってHERにもあった台詞。あの頃の自分に言ってあげたい。今の自分にも言えるんだろうか。
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正直申しますと、登場キャラが等身大すぎて満足のいく学生生活では無かったわたしには記憶を呼び醒まして辛い勢いだったのですが、女史の作品を読み逃したくない一心で購入。
(以下ネタバレ)
ゲッツ、、やりました。やられました。涙腺崩壊。
プールで泳ぎたくない。男子が嫌。女子高に行けばよかった。
わたしとおんなじ思考でした。
冗談が通じると相手は軽く思って暴言を吐く。それに彼女は傷ついていた。
ゲッツの猫背とコンプレックスの苦しさに過去が重なって涙腺崩壊。
「いまがつらいことが……」「ブスって言われてシャレにことなんてないもん」
げっつ、がんばれ。
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あ、やっぱりこの話好きです。
なんで、この年代の、この時期の、恥ずかしさもプライドも勇気もどきどきも覚えてるのかな?
「あたし超勉強してる 超してる まじ超」
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なっちゃんの話も勿論いいけど、星5つにしなくちゃいけないのは、やはりげっつの話が最高だから。ジョシ!ジョシへのときめきがとまらない。
「秦くん大っ嫌い」の前後のげっつのぐちゃぐちゃっぷり。
それに対する大人の反応。
そのリアルが、ジョシへのたまらない愛だと思います。
いつもヤマシタ先生のジョシを見ると、ジョシで良かったと思う。
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待てずにすぐ続きを購入しました。
前巻とはまた別の雰囲気だね、
端場くんのキャラがまた一段と好きになりましたよ!
そして総代の真面目さ、好きだなー。
端場くんと掛井くんが一緒に踊ったところ、あの、
くるっと回ったシーンがすごく好き。
掛井くんの夢物語には^^って感じ
次巻はげっつに注目かな?
げっつのキャラも好き。そして美人である。
夏と端場くんのダンスがまた見たいです。
結局あのあと「しゃる うぃ だんす」したのかどうか・・・。
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身内のせいで社交ダンスにあんまりいい思い出が無いのですが、読んでて人の気持ちとか、考え方とかにうーん、と思わされる話です。面白いです。ゲッツの気持ちがなんかわかってしまう…笑
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2巻まで読みましたが、2巻分以上のボリューム!1ページ1ページが無駄なく面白い漫画です。ダンス部メンバーの心情変化がいちいち、「わかる!」って納得出来る。青春部活まんがだけど、ある意味リアルで何回読んでも飽きません。
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ヤマシタトモコ絶賛大流行中!
「BUTTER!!!」は友達のうちで1巻を読んだんだけど、2巻が出たときに気になってけっきょく両方買ってしまった。
2巻の前半、夏のきもちすごくわかる。
もどかしさが伝わって胸がきゅーっとなった。
あと委員長かわいい!
すごくすごくタイプ!
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リビングのテーブルにあったので早速読みました。
私も主人公の気持ち寄りだったので、読んでいて中高生の時の部活を思い出しました。とても若かった、ということで。
失敗を意識した時から100の力って出ないのかな。
本番で100出せるように、普段は120とか200頑張るとかあるけど。
100でも200でも、自分の力の限界が出せたら良いよね。
出せなきゃ損だよね。楽しくなくても、損。
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一体感、達成感、気持ちいい。何かができそうな、何かがうまくいきそうな気がする。そのための努力。努力は嘘つかない。キャラクターたちの「弱さ」「強さ」がにじみ出してきた2巻。
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合宿で言葉が足りないコンビが、ガシンガシンとハマる感じとか、気持ちいいじゃないですか。
「失敗するのが怖いから足踏みする」なんて今でも日常茶飯事だけど、そこを乗り超えられるのは、学校とか部活とかの枠組みがあって逃れられないから、って言うのもあるのかなー。オトナになっちゃえば逃げる手段はいくらでもあるし、でも、そこで逃げるようになっちゃったら、やっぱり青春じゃないんだなぁ。
秦君はホントキツイですわ。死ねばいいのに。
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気持ちがダンス部へ真っ直ぐに向かっている。
夏はいつだって元気だけど、やっぱり普通の人で失敗すれば怖いし恥ずかしい。
端場君の方がその点は潔いかな。
どうしても一歩引いちゃう気持ちわかる。
がんばると決めたんだから、がんばるだろう!
谷渡さんすごい!かっこいい!
なんでも出来るけど、なんでも出来るように努力してる。
自分に恥じないように。
あそこまではなかなかできないね。
村谷君に不穏な空気が・・・。
そしてやっぱり化けた柘さん。
化けたというより、隠していた美しさが現れた。
すごくすごく苦しんでいて可哀想だ。
本当に素直じゃないちびはダメだなー。
次巻も楽しみだ☆
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この辺からおもしろくなりつつある。
って、実際はここまで人間関係がめんどくさいやつらが登場するとあれなんだが、まあマンガだし。
この作者、人間関係を同時進行で進める気はあまりないようで、単純化がすすみ読みやすいんだが物足りなさもある。
できればもうちょっと複雑がいいな。
かといってドロドロはやめてって書こうとおもったが、それはないか(笑)
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オタク嫌いなので端場くんにイラッとくるかと危惧しつつも
少女マンガレベルで、必要以上にオタを描いてない点が
上手いわぁと関心しながら楽しんでたんですが!
当時の葛藤がど~だったか今は昔過ぎて覚えてない上に
少女マンガ慣れしてない私は、
人には言って自分はやれんのか~!と
なんだその自分に甘いダケの逃げ口上は~!!と
荻野目さんにイラっときて、
続きを買うのをどうしようか~って位イラッでしたが、
「イケてる女子」達に助けられました。
あぁスッキリした。
当時口だけは達者なこ~いうヤツが居て
常にイライラモヤモヤさせられたんだ…と
微妙に掘り起こされました(笑)
ゲッツのエピソードとか、
今は「自分の人生に今後絶対関係も影響も与えね~よ
こんなヤツ。」
みたいなのに何言われても
クソゲス野郎がなんか言ってるわ~で終りだけど、
「あぁ。うん。そうね。そうそう。」と
腑に落ちるというか。
納得出来るというか。
少女マンガって本当に女性側の思考なんだわ~と
妙に納得しました。
面白いっす。
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青春してますね。
物語が動き出して、最初の目標、文化祭へ向けての動きが出てきましたが、それぞれの部員の背景も出てきて、物語に深みが出てきました。
プロの先輩がちょっと?な感じ。少女マンガっぽい。
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痛くて熱い青春…。ってなんか帯のあっちゃんの感想と変わんないじゃんって感じですが、実際そんなマンガですな。
柘ちゃん!ってなとこで終わってて気になります。
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個人個人の性格とか悩みとかがはっきりしてきたな~。
はつらつ少女と思ってた荻野目さんが意外に失敗に弱い子だったりとか…。
柘さん周辺が気になる。
「あなたが今悩んでるようなことは いずれどうでもよくなるよ」
ならないこともあるんですよーとか思ったり。。
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1巻に引き続き2巻もアツイ! なんか問題なさげかと思っていた人もやっぱり問題を抱えているわけで。ぶつかり合いがすごく熱い。実際こんな理想的な青春は送っていませんでしたが。引いちゃうタイプだったもの。
谷渡さんがまじかっけー。
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なんか不思議。ゆるふわぐだぐだなのに、なーんか読んじゃう。すっぱい青春だなぁ。(恋愛メインじゃないから甘ずっぱくはナイ)
まだまだ起承転結の起の段階だからなんともいえないけど、端場くんがどんな風に成長してゆくのか楽しみ。オタクの定義・性質って時代に沿って変わってきているから、この漫画が受け入れられる、共感してもらえるのは「今!」しかない気がする。ipodで音楽をかける・・・なんて3年くらいしたら古くなってしまってるんだろうな。
Posted by ブクログ
2巻はダンスよりも人物描写メイン。
引きこもり型根暗思考オタクの主人公端場くんは少し前向きになり頼もしく。
活動型激情派手思考の主人公荻野目さんは今回周りに対して張っていた虚勢が崩れ見栄っぱりな部分を端場くんに指摘され逆切れ。
自分に近いキャラはやっぱり荻野目だろうなぁ。
周りに自分をよく見せたい思いが強くて失敗を恐れる。好きなものをめいいっぱい表現したいけど自分に自信がないからそれすらも恐い。うん、普通だ。
荻野目見てるとあー分かるーって何度も共感する。
逆に柘さんは想像通り強かったねー。
そして眼鏡キャラの醍醐味、素顔は宝塚のオスカル様かよ!ってくらいのキリっとした美少女でこれまた柘さん可愛い!
わりとストーリーは、ダンスの回に入るとわざとらしいぐらいの「俺ら青春してます!」モードで、ぶっちゃけおおきく振りかぶってにクソ似てる。やはりヤマシタトモコは健全な青春ものよりも誰もが抱えるコンプレックスを描く方が生き生きしとるな。