ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • くうのむところにたべるとこ

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    「食」と「2人組」をテーマに綴られる群像劇。
    様々な登場人物が時には緩く絡むまったりしたムードや、いつものヤマシタ作品の3割増しのギャグなど好き勝手作った印象。だけどそれが物凄く面白い。バカップルの電車内での会話にムカつくエピソードと、テラスで巨乳に惹かれてビールとソーセージを食べだす読書家女子のエピソードが特に好きです。

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    2014年03月19日
  • くうのむところにたべるとこ

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    この先生ほど、一本の線、それだけをエロく描ける漫画家は、私は『うどんの女』のえすとえむ先生以外には知らない
    しかも、えすとえむ先生はストーリーにもよるが、ヤマシタ先生の漫画は、内容にエロの欠片がなくても、画をエロく感じてしまう時があるのだから、冗談にならない
    その上、ストーリーにまで咀嚼のし甲斐があるのだから、好きにならない理由がない
    食欲と性欲が同時に湧き上がらない、と考えている人は、これを読んだら、そんな考えなんて呆気なく噛み砕かれる
    肉を噛む様、魚の骨を抜く箸使い、野菜を丸齧りする瞬間、ビールを一気飲みする様子、「食べる」行為全てに、エロは宿るのだ。極端な言い方をすれば、料理も前戯だ、とすら解釈できてしまう
    ぶっちゃけ、腹が減っては戦(セックス)なんて出来ない!! 腹が満ちているからこそ、欲情できるし、作られた血液が股間にも向かえるのだ。しかし、逆に腹が減っている時に、異性もしくは同性に対して、食指が動く時もある。そう言う意味では、やはり、食欲と性欲は同時に成り立つ、と断言できる
    食事は好きな人と食べる方が美味しい、それは正しい。だが、ムラムラするくらいに好きな人と食べる方が美味しいし、好きな人も美味しくいただける、と言い替えられる
    実際問題、あるでしょう、気になっている人が凄い美人で性格も良くて憧れだったけど、食事を一緒にした途端、自分の中の『何か』が一気に冷める瞬間。素人でも一目瞭然のマナー違反を犯している訳でもなく、味の好みが合わない訳でもない。なのに、理由なく、恋愛感情が消失するんです。多分、それは食欲と性欲が両立しなかったからなんです
    食事作法をエロい、と感じる相手とは体の相性もイイ、そんな自論をブチ上げたくなりました、これを読んで
    ストーリーは、そんな深くありません。いや、悪い意味じゃなくて、小難しくなくて、「このシーンでは、こういう事を伝えたいんだろうな」とかゴチャゴチャ考えずに読めます。身も蓋もない言い方をすると、好印象のあるアホ丸出しのストーリーで、ヤマシタイズム炸裂
    最初に、一本の線からしてエロい、と絶賛したものの、個人的には、ヤマシタ先生の一番の武器は、この深くないのに、踏み込む過ぎると抜け出しなくなりそうな底のないストーリーだ、と固く信じている。あと、先生の妙にブラックな一面が垣間見える、っつーか、わざと見せてません?! ヤマシタ先生、とツッコミを入れたくなるトコも好きだ
    どの話もグッと来て、ケラケラと笑いたくなり、「はへぇ~」と感嘆したくなるような肉厚なものばかりだったが、あえて一番を決めるのなら、『dish10』
    恋に落とすキッカケってのは、何になるか、それは誰にも判らない
    最後まで迷ったのが、『dish5』と『dish6』
    質の高いオマケ漫画で、本編で感じられたモノが壊れないってのも、「さすが」と思える
    あと、他の人のレビューを読むまで気付かなかったのだが、帯がベーコンってのも斬新し良い。ベーコンを帯に使ってる事より、そのベーコンの帯で表紙の一部を隠しているトコを私は勝手に高く評価している
    あー、美味い肉を、嫁さんと一緒に食いたくなったぞ!! そんで、腹が一杯になったら、大急ぎで家に帰って、寝室に突入する!! で、思う存分、食ってもらう!!

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    2014年03月18日
  • くうのむところにたべるとこ

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    オムニバス形式だったとは知らなかった。
    やっぱりヤマシタさんは短編で魅せるのがお上手です。
    メインの女性カップルが非常にかわいかったし、バーで飲む老夫婦の話もよかったな。
    ソーセージの話はロマンチックで少女漫画ちっく。すてき。あの人、ろくでもないけれど!(笑)

    ベーコン風の帯ほしさに書店に走った。
    食と性を結びつけても下品な感じにならず、食欲が湧く作品は個人的に初めて。生きてる楽しさや幸せが感じられる、素敵な本でした。

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    2014年03月05日
  • くうのむところにたべるとこ

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    ベーコンの帯最高~b
    ヤマシタトモコ女子にありがちなドロドロ感が少なくて逆に良かった。
    それが好きな人には物足りないかも。

    たまに読んだらすごくおもしろい。良いバランスの短編集。

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    2014年09月28日
  • くうのむところにたべるとこ

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    ぎゃあもうトモコ好き。
    超おもしろかった。キャラかわいいし。絵もほんと好きだし、会話のテンポも大好き。
    すごく良かったです。描きたいことだけ描いたんだろうなーとも思えるけど、大満足だったし個人的に超おもしろかったので幸せ。

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    2014年03月03日
  • くうのむところにたべるとこ

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    漫画小説テレビラジオ、どんな媒体にも30分に一度は食事シーンが出てきているといっても、過言ではない、と思われる。三大欲求の一つという肩書は伊達ではないのだから。

    まあ美味しいものが五感を刺激するわけです。
    でも「食べ物」の美味しさではなくて、ちょっと違うもの。

    「共に食事をする人間関係というものはたまらなく魅力的」な 見知っている「食べ物+人間」の描写とはちょっと斜め上にずれたあり方につきました。ドストライクです。ありがとうございます。お腹は満たされないけれど別の部分が満たされた。


    初回限定帯に食欲反応しきりです。

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    2014年03月03日
  • さんかく窓の外側は夜 1

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    BLじゃないと思って読んだけれど…確かにこれからの展開は非BLっぽいけれど…
    1巻の時点では、BL的楽しさが主。ていうか、エロ過ぎんでこれ。
    一応、ホモじゃないけれど、いや、ホモだよね??
    もっと噛んだり舐めたり、色々やってください。

    眼鏡に萌えました。
    2人とも好みなので、続きがすごく楽しみ!

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    2014年08月03日
  • HER

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    ヤマシタさんは女子萌えがそんなに強い人ではなく、それがゆえに生々しくなるのだと思う。CASE5が私の百合の理想。自分と正反対な彼女が羨ましくて妬ましいから大嫌い、だけど本当は、そうなりたいと思ってるから、惹かれて仕方が無い。好きと嫌いの絶妙なバランス。ヤマシタさんはもうこれさえあれば女子を描かなくていいと思う。

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    2014年01月19日
  • サタニック・スイート(1)

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    ヤマシタトモコの短編集大好き!個人的にはねこぜの夜明け前が良かったな〜でもMUDもこの先忘れられない漫画になりそう。(良い意味で)

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    2014年01月17日
  • HER

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    なっまなましい…これはえぐい…全部の話が全部不快かつ全部共感を誘った。私自身は彼女らの誰にも似てないけど。
    個人的には美容師さんの女の子が可愛くて好き。
    あとCASE3とCASE5の女の子の打つメール文のおぞましさに身震いした…ああいうのはない…ホントない…ないないないない…。

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    2014年01月03日
  • BUTTER!!!(6)

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    6巻まとめて。


    高校生が、部活がんばる漫画。
    いやーー全部言葉にするんだもんな!熱い。
    年末、停滞した気持ちだったときに読んだから、とても読めてよかった。

    もっとやれるだろ! もっとやれるだろ! もっとやれるだろ!
    っていうところが熱い。

    あと総代の谷渡さんも素敵。

    一番好きなシーンは、5巻の大会終了後に
    1年女子が三人でキャーもだもだ とするところです。

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    2014年01月10日
  • BUTTER!!!(2)

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    やばい。おもしろいわ、これ。

    端場くんが急速に熱血化しているところが微笑ましいですなあ。よく気が付いて助け船を出そうとするあたり、ちょっと八幡(俺ガイル)に通じるものがある、なんて思ってしまいました。

    誰でも何かしら思い悩む何かを持っている、というのはこの作品の裏テーマ?

    あと、個人的にツボにはまったのが谷渡さん。今までそんな風に思ったことはないんだけど、もしかするとこういうタイプに尻に敷かれたいという性向があるのではないかと、新たな疑念が…(・ω・;)

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    2013年12月12日
  • ひばりの朝 (2)

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    “I must be gone and live, or stay and die.”

    これがすべてなんでしょう。
    日本語訳よりも、原文のほうがわかりやすい。

    最後だけは、息を止める目的が違ったんだろう。
    自分の心をごまかすためでなく、他人を欺くために使った、と。

    その先なにが待つのかはわからないけど。幸せでいてほしいなんて無責任に思うのは、この作品に出てくる大人達と一緒かもしれないし。

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    2013年11月24日
  • BUTTER!!!(6)

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    高校生活、青春の1年を切り取ったような話でした。
    これからもっとたくさんの楽しいことが彼らにはあるんだろうなー。

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    2013年11月22日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    ヤマシタトモコ節、苛烈に炸裂って内容でした、えぇ
    ただ、冗談ブッコ抜きで、読んでいて頭の中で糸が絡まった。一回目は正直、疲れた
    でも、その“ややこしさ”がストーリーに深みを与えてて、峰と安城の普通じゃない純愛を際立たせている、そんな風に私には思えた
    ヤマシタ先生の画ってのは、線一本それ自体にエロさが宿っているからか、男の登場人物がやけに、男目線で見てると色っぽく感じる。特に、手? 骨が太くて無骨な造りなんだけど、その部位で起こす動作が、色事に通じるモノじゃなくても、いや、モノじゃないからこそ、一層にエロく感じる
    何っつーのか、人間の性欲?が体を刺激して発生するフェロモンを本能的に知ってるのかな、と読んでいてドキドキした
    男が読めて、「つ、使えちゃう」と思わせるライトBL漫画を描いてくれる、ヤマシタトモコ先生は半端ねぇ
    本編もしみじみと感じ入れたが、書き下ろしの『the recipe』は勢いがあって、つい笑えてしまう

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    2013年11月20日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    日記形式だが時系列はバラバラなため、1周目は正直なかなかすっきりしない。しかし、2周3周と読むたび、断片的な記憶が繋がりひとつのストーリーになる。話の内容が変哲もない日常を描いていることもあり、ふたりの人間が恋に落ちていく姿をリアルな感覚で追うことができる。それがなんとも心地よい。おすすめです。

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    2013年11月13日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    何気ない出会いで、なんとなく気が合って、一緒にいたらとても居心地よくて、何気ない一言がずっと心に残って。少しずつ心の中を占める割合が多くなって、それが何なのか認めてしまったら怖くて、自分をごまかして、でもごまかせない。そういうのあるなあと思いながら読みました。

    ヤマシタせんせはいつも、そういう異性とか同性とか関係なく、人を好きになることについてのリアリティを追及されていて、とても好きです。

    友愛だろうがなんだろうが、人を好きになることはいつだってシンプル。そこに線引きは存在しなくて、相手に興味を持った時点でいろんな可能性が生まれる。

    ゆっくりと近づいていく二人の過程が時系列がぐっちゃりしているおかげで、より鮮明にわかって面白かったです。

    でも、1ページ読むたびに何回も前のページを読み返して、あ、そういうことか!ってまるで推理小説を読んでいるような気持ちになりました。笑

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    2013年11月10日
  • Love,Hate,Love.

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    ネタバレ

    ―心はいつも忙しい。出だしが大好き。 『たまにスキで よくキライになって ときどき大嫌い でも本当は死ぬほどスキ でも バレエは私を愛してくれなかった』ここの表現の仕方に完全に落ちた。悲しくて愛しい。

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    2013年11月07日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    噂の時系列入り乱れ漫画(笑) 面白かったよ大好きだよ(≧∇≦)!!

    一冊まるまる表題作。 まじめ男と彼女持ち。 2人が半同棲関係になるまでの、8ヶ月の日記−
    出会いから急激に仲良くなって安城の彼女が去り、峰とセックスをして寝食を共にするまでの8ヶ月が、映画の場面転換のようにリズミカルに入れ替わる。 最初はホント読みづらいし必要以上に短いスパンでシャッフルされてる気がするけど(笑)
    読み終わった後、ところどころに散りばめられていた気恥ずかしいような愛おしさがグワッと一気に襲ってくる。 なんだこの新しい萌え…( ̄∀ ̄*)

    相変わらず雰囲気で読ませるコマ運びや台詞回しにたゆたっていると、時に確信を突かれてハッとなる。 その揺さぶられる感じがヤマシタBLの醍醐味だと思う。
    あそこで谷川俊太郎の詩は良いチョイスだなぁ。 素敵過ぎて腹が立った(笑) 一見マッタリ穏やか日常淡々系にみえて、いろんな意味で感情を掻き立てられる作品。 「運命」を漫画で表すとこんな感じになるね!

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    2013年11月04日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

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    時系列に並んでいないと、最初に結論言われてその答え合わせ、みたいで面白かった。
    何でこの人こんなことすんの?と疑問に思う。順を追って説明されていたらスンナリ受け入れちゃうところだが、バラバラなせいで、際立ちますね。

    それだけで終わるのかと思いきや、ちゅうくらいの魚の話…良かったです。
    女の子が男前やなあと思いました。

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    2013年10月26日