ヤマシタトモコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この先生ほど、一本の線、それだけをエロく描ける漫画家は、私は『うどんの女』のえすとえむ先生以外には知らない
しかも、えすとえむ先生はストーリーにもよるが、ヤマシタ先生の漫画は、内容にエロの欠片がなくても、画をエロく感じてしまう時があるのだから、冗談にならない
その上、ストーリーにまで咀嚼のし甲斐があるのだから、好きにならない理由がない
食欲と性欲が同時に湧き上がらない、と考えている人は、これを読んだら、そんな考えなんて呆気なく噛み砕かれる
肉を噛む様、魚の骨を抜く箸使い、野菜を丸齧りする瞬間、ビールを一気飲みする様子、「食べる」行為全てに、エロは宿るのだ。極端な言い方をすれば、料理も前戯だ、と -
Posted by ブクログ
ヤマシタトモコ節、苛烈に炸裂って内容でした、えぇ
ただ、冗談ブッコ抜きで、読んでいて頭の中で糸が絡まった。一回目は正直、疲れた
でも、その“ややこしさ”がストーリーに深みを与えてて、峰と安城の普通じゃない純愛を際立たせている、そんな風に私には思えた
ヤマシタ先生の画ってのは、線一本それ自体にエロさが宿っているからか、男の登場人物がやけに、男目線で見てると色っぽく感じる。特に、手? 骨が太くて無骨な造りなんだけど、その部位で起こす動作が、色事に通じるモノじゃなくても、いや、モノじゃないからこそ、一層にエロく感じる
何っつーのか、人間の性欲?が体を刺激して発生するフェロモンを本能的に知ってるのかな -
Posted by ブクログ
何気ない出会いで、なんとなく気が合って、一緒にいたらとても居心地よくて、何気ない一言がずっと心に残って。少しずつ心の中を占める割合が多くなって、それが何なのか認めてしまったら怖くて、自分をごまかして、でもごまかせない。そういうのあるなあと思いながら読みました。
ヤマシタせんせはいつも、そういう異性とか同性とか関係なく、人を好きになることについてのリアリティを追及されていて、とても好きです。
友愛だろうがなんだろうが、人を好きになることはいつだってシンプル。そこに線引きは存在しなくて、相手に興味を持った時点でいろんな可能性が生まれる。
ゆっくりと近づいていく二人の過程が時系列がぐっちゃりし -
Posted by ブクログ
噂の時系列入り乱れ漫画(笑) 面白かったよ大好きだよ(≧∇≦)!!
一冊まるまる表題作。 まじめ男と彼女持ち。 2人が半同棲関係になるまでの、8ヶ月の日記−
出会いから急激に仲良くなって安城の彼女が去り、峰とセックスをして寝食を共にするまでの8ヶ月が、映画の場面転換のようにリズミカルに入れ替わる。 最初はホント読みづらいし必要以上に短いスパンでシャッフルされてる気がするけど(笑)
読み終わった後、ところどころに散りばめられていた気恥ずかしいような愛おしさがグワッと一気に襲ってくる。 なんだこの新しい萌え…( ̄∀ ̄*)
相変わらず雰囲気で読ませるコマ運びや台詞回しにたゆたっていると、時に確信