ヤマシタトモコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30代の明楽さんの戸惑い、20代の鳥原くんの熱情の駆け引きに参った…。風呂の中でふと考える。ヤマシタ先生はBL畑に戻ってくるんだろうかねぇ。未だに「くいもの処」の牧さんのスピンアウト描いて欲しい、って願ってんだけど。『おれ、牧祐介は今、若い男に尻を追いかけ回されている」とか言うモノローグで始まってくれんかなあ、と。
年下「攻」の鳥原くんが
恋する相手の、三十路越え・あほの明楽さんに欲情する
その息遣いまでが、発情するエネルギーまでが紙面から
感じられる漫画だった。
付随して、バイト先と言う狭い日常の世界の中で、毎日の様に見る「身近な人間」に恋する様が、リアルなのだ。その部分では、BL作品の枠内 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『違国日記』(ヤマシタトモコ)から何故か次に手に取った『ほんとうのことは誰にも言いたくない』。
ただ、今までの作品について語られる本であまりにも読まなさ過ぎたため「ある程度作品読んでからもっかい読もう!」と長い間積読状態になっていた一冊です笑
「何が書いてあるか」を読まずしていきなり手に取っちゃうくせがあるとこうなります。
そして読後の感想としては、
「漫画家の頭の中は【これ描いてみたい!!】で溢れててすごいな」という事。
私も小学生の頃にチビチビ描いてた時があったけど、ストーリー展開に悩んでやめましたもんね…。
ただ、「自分が経験した事じゃないと描けない」と思ってたけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ全部壊れたら良い。
そう思う程の衝撃。
ヤクザが怖いと思う程の人殺しが
自分の父親だと気が付いたらなら
どれ程気持ちが落ちることか。
退避しないとまずいと思う状況で
今出たら駄目だと言う英莉可も、
ならどうにかしようとすぐ切り換える逆木さんも恰好良い。
「誰だって死とは繋がってるから必ず繋がる」。
非常に腹落ちした。
英莉可の気迫も半澤さんの安心感も凄い。
ゼロか百じゃない、と迎くんが言ってくれるのも良い。
追い詰められたかに見えて、三角くんが
「おまえとは血しか繋がってない」
と返せるところに痺れた。
「おれのほんの一部だ全てじゃない。
そんなモンよりもっと強いものをおれは持ってる」。
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ネタバレ逆木さんが料理教室に通わされているのには笑ったが、
会社を起こして自分たちで食い扶持を稼いでいるのは強いなと思う。
再会できたと思いきや呪いとは。
しかも呪いの予防接種という発想が面白い。
そういう理由があっても人を呪うことが嫌だという
系多くんはやっぱり良い人だ。
コミュ強と社会不適合のチーム分けに笑ってしまう。
そして怪談ではなく事故や事件、から
半澤さんに繋がる展開も見事。
さくっと廃墟に乗り込んでくれるところも好きだ。
なんにもしてないのに、という人の呪いが
強く残るというのはなんだかよくわかる。
こうやって同業としてゆるっと関係が続いていって、
学校へ行ってみたり何か前向きな -
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ネタバレひばりの朝 1
上手な絵にきれいな表紙。それにだまされて集まって来るものを刺すとても悪意に満ちた恐いマンガです。
ひばりという14歳の少女を巡る、そのまわりのひとたちの思惑と、少女の痛いまでの孤独。
親戚の男、恋人、友人、同級生、先生、そして父と母。
小説家で言うと吉田修一が近いかもしれません。みんなが少しずつ苛ついていて、それでいてクールで、悪意に満ちている。
ひばりはただの引っ込み思案の少女なのか?それとも、見た目通りの淫乱な娘なのか?
答えは明確には描かれませんが、どちらにしてもひばりの痛さだけはひしひしと伝わって来ます。
竹蔵 -
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ネタバレ迎くんの判断や言動は比較的一般に近くて
自分にも理解しやすいからほっとしてしまう。
力があると言っても人それぞれ特性があるのが
面白いしリアリティがある。
逆木さん、直感で死に自分から立ち向かうところが
危うすぎるが恰好良い。
冷川さんがあっち側にもしいるのなら
考えなければいけないことがある。
そう言えるのも正しいし、間髪入れず
「確かめてからだぞ」と言えるのも優しい。
確かに死ぬかもしれない、戻ってこないかもしれない
となった時に、自分が覚悟できるかもそうだし
それを周りの人に伝えるのは実際は難しい気がする。
特殊清掃の会社としての実務も三角くんがしなければならないのか。
当然と言