ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • さんかく窓の外側は夜 6

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    ネタバレ

    逆木との出会いを知ってちょっと納得いくものがあった。
    両親にも裏切られている、はその通りではあるのだが
    母親はまだしもだったのにこうなるしかなかっただろうか。
    母親の立場なら、ヤクザや怪しげな先生まででてきて
    相手は夫だけではない訳だからどう立ち向かえばいいのか
    誰に助けを求めていいのかもわからないだろうから
    同情はする。
    裏切られた、訳ではないのだが、三角が疑われるのはきついな。

    半澤さんはまともな人で安心する。
    あれだけの事件から一応立ち直ったのだから
    確かに上出来ではなくても中出来ではある。
    エリカのことを無理に聞き出そうともせず
    どんなに心を砕いても救えないことはざらにある、
    さしの

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    2025年07月04日
  • HER

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    おもしろかった。
    「ふうん。貧しい友達だね」が一番好き。
    魚喃キリコとかも好きだったけど、漫画ってセリフの少ない、ぐさりと来る映画のような表現もできるから、いいよなぁ。
    小説だとセリフのやり取りの良し悪しが左右しやすくて、演劇に近いのかな?もちろんセリフのない演劇もあるけど、劇作家に上手い小説の書き手が多いのは、セリフ量か?
    …本作に関係ないが、5に近い4

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    2025年06月29日
  • HER

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    ネタバレ

    HER

    「この漫画がすごい!」の 女性部門で一位ということで怖いもの見たさで読んでみました。
    ”女って怖い。女って面倒・・・”鋭いナイフのような具体例を6編。
    全編にあふれるのは、生きること、女であることの不安による、突っ張った痛い生き方でしょうか。
    そんな痛さを通じて不安を共有することによって、多くの女性が共感しているのかな?と想像します。
    あくまでも想像。
    最近の若い人の”空気よめねー”的な部分も多く感じられ、年寄りの竹蔵ですが、今若かったらとても困るだろうななどと余計なことを考えました。
    痛いのが嫌いな竹蔵は男で良かったとホットしています。

    竹蔵

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    2025年04月23日
  • ほんとうのことは誰にも言いたくない

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    偉国日記にハマって、本作も気になり購入。
    他の作品も読みたくなった。
    こーゆーふうに考えて描いてたんだーとか、作者の意図とは違うふうに読んでたなーとか色々感じれて面白かった。

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    2025年02月21日
  • 花井沢町公民館便り(3)

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    将来的に消滅する町。
    残るのは絶望だけ。

    一瞬見えた希望も、絶望がより深くなるだけだった。

    自由に行動でき、人と触れることができることに感謝。

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    2024年11月13日
  • 花井沢町公民館便り(2)

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    隔離された町内。
    本当にどうにかならならいものなのか…

    パンづくり、小説家の話はグッとくる。
    自分が同じ立場なら、ここまで生きがいを持てないかもしれない。

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    2024年11月13日
  • 花井沢町公民館便り(1)

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    ほのぼの町内会マンガだと思っていたら、外界から隔離された町の話だった。

    当たり前にある外の世界。
    そこに飛び出すことができないなんて、耐えられない。

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    2024年11月11日
  • 違国日記(8)【電子限定特典付】

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    今回は朝メインの感じ。朝の境遇と年齢を考えるとこういう心情になるのは分かる気がする。というか、分かる気がするように読めるこの作品がすごいんだが。

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    2024年08月31日
  • 違国日記(7)【電子限定特典付】

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    だんだん槙生と朝の会話が複雑というか、朝の成長に伴って会話も難しくなっていく感じがする。
    あと、父親とか、男性パートも増えてきていて、面白いんだけど難しいというか考える作品。

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    2024年08月22日
  • 違国日記(6)【電子限定特典付】

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    新キャラ登場。この6巻を読んで、少し違国日記に違う印象を持つようになって、それが朝の物語なんだなって。大人に囲まれての感覚がリアルあるなと。
    リアルで言うと、エミリが朝の両親の事故のことを聞いたときの「友達やめられない」は、なんか強烈なリアリティを感じました。

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    2024年08月13日
  • 違国日記(5)【電子限定特典付】

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    これ、今更ながら読んで良かったなって思う。槙生の違和感ってのは大切なんだけど、朝や朝のお母さん、周りのいわゆる「普通」ってのも俺は必要だと思うタイプ。
    なのでどちらにも共感をしつつ自分の形の落とし所も見つける作品だと思った。

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    2024年08月13日
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

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    フライド・グリーン・トマトを作りたくなったが、一般のスーパーには売っていないよなぁ。
    弁護士さんとのやり取りも面白かったなぁ。物語を必要としないっていうのは、相当新鮮だと思う。
    槙生と朝のやり取りは、まいど色々と発見がある。

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    2024年08月13日
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

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    個人的には目立ちたがりやかどうかの話で、槙生が小説家は妄想を書き連ねて世に出しているっていうのはいいセリフだと思った。
    言われてみればそうなんだけど、確かに朝の感覚と同じで、目立ちたい職業だとは思わないかもな。

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    2024年08月13日
  • 違国日記(2)【電子限定特典付】

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    2巻読んで確認しました。映画版とは違うなと。
    この巻では卒業式しかり、槙生の周りの人たちが登場してきて友人、元彼登場。それぞれのキャラクターがだいぶ出てきますね。
    大人側は、今どきの考えの感じが中心。

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    2024年08月13日
  • 違国日記(1)

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    映画化したので読み始めてみた。
    結構、槇生と朝の会話劇なんだなぁと。なので、面白そうだったのでどう実写化するのかな?って思って、急遽見に行きました。

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    2024年08月13日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    ネタバレ


    愚かな生き方のせいで、家も家族もなくしてしまった百田。生きていても仕方がないと自棄になりかけた時、偶然通りかかった警官に制止される。生真面目な正論に腹を立て、その警官・浜渦に「抱かせろ」と無理難題をふっかけるが、彼はすべてをなげうち、百田を救ってくれた―。彼のために生きることを誓う百田だったが...。ひたむきな恋がすべてを変えていく。大人気のモモ×ロンちゃんシリーズ!書き下ろしショートつき。



    この百田(モモちゃん)
    木原先生曰く、『箱の中』に登場する柿崎というキャラクターの話だそうです…
    それを知っての再読なのですけどね♪
    柿崎と言えばあのクソヤロ〜ですね…
    木原先生何がどうなったらこ

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    2024年08月05日
  • 恋の話がしたい

    ネタバレ

    全部表題で読みたかった。

    言葉ではなく、表情の表現で理解させる技をお持ちの素晴らしい先生。特に上手かったのは、表題の主人公がセフレと電話してるシーン。相手の声は聞こえないのに、こちらの話だけで何を話しているのか想像させる。すごい。正解はないけど、想像はできる。そういうのが散りばめられている。

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    2024年08月04日
  • WHITE NOTE PAD(2)

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    謎。二人が入れ替わったのはどんなきっかけだったんやろう。ケータイの番号を交換していたということは、それこそどんなタイミングで?
    自分の体は自分のものではなく、心だけは自分のものだと思っていたのが、体や周囲の人間関係でその心さえ変わっていく。自分とは何?

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    2024年07月14日
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

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    「朝」はもしかしたら両親が生きていたとしても、孤独を感じていたかもしれない。そのほうが残酷だったりもする。

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    2024年06月14日
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

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    どんなに近い関係であっても、自分と他者は別の人間。母親から自立しきれなかった朝が、槙生と暮らすことで自分の感情が自分だけのもので、他者の感情が他者のものだけであると理解する。
    でも、分かり合えないからこそ歩み寄ろうとすることが、相手に依存するのではなく寄り添うことだと思った。

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    2024年06月10日