ヤマシタトモコのレビュー一覧

  • ひばりの朝 (2)

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    ネタバレ


    これは…… なるほど……
    きのう、まだ2023年だった頃に作者の最新作『違国日記』を最後まで読み終えて、その翌日に、10年前、2021-2013年に連載・発行されたこの全2巻の作品を読んだのだけれど、そのあまりのギャップに驚くとともに、最終的には、なるほど確かにこの『ひばりの朝』の延長上に(『さんかく窓の外側は夜』や『花井沢町公民館便り』などを挟んで)、『違国日記』が位置するのだと、そのひとりの作家の経歴の連続性に納得させられた。

    Wiiリモコンとかガラケーとか、2010年前後の時代特有のものが色々と登場して、その ”古さ” に慄いた。富子がひばりに対して内心でしようとした、windows

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    2024年01月01日
  • 違国日記(10)

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    基本的人権。
    誰もが生まれながらに持つ権利。

    ちがう国の女王の王座のかたすみで眠る、という言葉好き。

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    2023年12月31日
  • 違国日記(9)【電子限定特典付】

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    才能とは。
    自分にない、欲しかったものとは。
    考えてもわからないかもしれないけれど、考え続けていきたい。
    この本はその答えを一緒に考えてくれる。

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    2023年12月31日
  • 違国日記(11)

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    ネタバレ

    終盤に向かうにつれ、ふたりの感情がよくわからなくなってしまった。言葉が美しすぎるわりに表情がポーカーフェイスだから、素直に染み入るよりも、本当にそう思ってた?と違和感のほうが優ってしまった。
    たくさんの人に影響を与える作品だと思うし、総じて良い作品だということは揺るがないのだけど、個人的に絵がハマりきれなかったのだと思う。

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    2023年12月31日
  • 違国日記(6)【電子限定特典付】

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    女子会の会話のテンポってこうだよねーーー。

    だれもが違う国のことばで生きている感覚
    高校生当時はあんまり分からなかったけど
    いまとなってはよくわかる。

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    2023年12月30日
  • 違国日記(5)【電子限定特典付】

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    これまで出てこなかった、お母さんのことが少し見えてくる巻。と同時に朝ちゃんが両親がいなくなったこととぶつかる巻。

    わたしはマキオちゃんとほぼ同い年。
    自分にも高校生の頃があったし、その頃はいろんなことわかった気になりながらも戸惑うこともたくさんあったはずだけど、それでもマキオからみた高校生というものが異次元のものに見えるのはそりゃそうだよなあと思う。

    「まず対話することを忘れないで。」
    大事な姿勢だ。

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    2023年12月29日
  • 違国日記(8)【電子限定特典付】

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    長らく触れられなかった朝の父親の存在の話になってきた。
    知ろうとする朝のまっすぐさが危ういような、それでいて強さも感じられて応援したくなる。
    自分のルーツが危ういというのは、朝が言うようにぐらぐらするだろうなと思う。
    それについては、実の母親がそばにいた時より、槙生さんと一緒に暮らしている今の方が安心な気がする。
    これについての追及はもしかしたらこれで終わりかもしれないけど、それもいいと思う。

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    2023年12月29日
  • 違国日記(7)【電子限定特典付】

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    表に出ている部分と裏に抱えている問題、どうして丁寧にここまで描けるのだろう…。
    槙生の相手を尊重する在り方がいい。
    朝の感情の変化も。
    何回も読み返して考えたい。

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    2023年12月29日
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

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    物語をまったく必要としないひとがいること、
    考えればまあそうかもなと思うけど
    こうして救われてきた側からすると不思議な気がする

    ---

    笠町くんはすなおでいいなあ。きゅん。

    ---

    自分のものさしを「ふつう」にしてしまうと
    コミニュケーションはうまくいかなくなっちゃうんだよね。それぞれの「ふつう」があるから。

    「ふつう」で殴ってきたこと、殴られてきたこと
    もっと若い頃はたくさんあったなあと思う。

    0
    2023年12月28日
  • HER

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    試し読みだと……

    最初の話くらいしか読めませんでした。世界中の男からモテたい、は自意識過剰っぽいです。なんかこじらせているというか。もう少し素直でも良いのに、と感じます。

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    2023年12月27日
  • ミラーボール・フラッシング・マジック

    無料版購入済み

    女性の性(さが)が……

    短編集の冒頭幾つかを読んだだけなので判断しづらいですが、出てくる女性陣の悩み、伴侶や彼氏なら受け止めるべきでしょう。何れも簡単ではなさそうでした。

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    2023年12月27日
  • 違国日記(6)【電子限定特典付】

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    巻数が進むほど浮き出てくる、それぞれの孤独感たるや、他の作品にはない凄みだと思う。
    それぞれの感覚の違い、傷つきやすいのに無神経だったり、人を傷つけることに鈍感だったりする、少しずつの違和感がリアルすぎて辛い。
    でもみんな一緒に生きていく。
    目が離せない。

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    2023年12月26日
  • 違国日記(3)【電子限定特典付】

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    15歳の頃、たしかに孤独のかたちはそれぞれ違っていて、誰もがわたしだけが、と思っていたのかもしれないなあと思い出して当時の自分をそっと抱きしめたくなった。

    いまでも孤独のかたちはそれぞれ違うけれど、違うことを知っているし、それぞれに孤独があることを知っているからほんとうの意味では孤独じゃないなという肯定感がある。それは、これまで出会ってきたひとたちによって支えられたものだと思う。

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    2023年12月17日
  • 違国日記(1)

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    完結したというので読み直し。
    日記が「いつか悲しくなったときの灯台になる」というのは自分自身も身に覚えがあることだったので、ほんとうにそうだよな〜と思う。
    ほんとうのことを書く必要がない、というのも。

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    2023年12月17日
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

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    わたしも親の考えてることが全くわからない子だったから朝のほんとうかどうかわからないじゃん!
    という台詞はすごい共感した

    でも直接話しても今でもわたしはわからない

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    2023年11月27日
  • WHITE NOTE PAD(1)

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    入れ替わった後も続く人生

    17歳の女子高校生の小田薪葉菜と38歳の自動車工場で働く中年男性の木根正吾はある日突然お互いの体が入れ替わってしまう。
    正吾の体に入ってしまった葉菜は記憶喪失ということにされてしまい日常生活もままならない状況を過ごしていた。
    一方葉菜の体に入った正吾は混乱したのちその状態を強くてニューゲームといってきれいな女子高校生としていろいろなことを吸収してついにはモデルになった。
    一年経ってお互いが入れ替わったことを確信した二人はようやく会うことができたがきれいで自信に満ち溢れたかつての自分の体に対して葉菜は混乱していた。
    お互い助け合おうということで正吾はモデルをしている出版社に掛け合い仕事もままなら

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    2023年08月21日
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    四巻目

    田汲朝は中学卒業を迎える間近に両親を事故で亡くしてしまう。
    その葬儀のなかで親戚が自分をたらいまわしにしているのをぼんやりと感じていると母方のおばである高代槙生に引き取られることになる。
    人好きの朝に対して槙生は人とのかかわり方や普通の生活といわれるものがうまくできないこともあって共同生活はギクシャクすることもあるが、それでもお互い他者を尊重するということをなんとか続けていた。
    軽音部に入った朝はおおむね楽しい部活生活を送っていたが一人あたりが強い先輩がいることが心にシミを作っている状態だった。
    しかしちゃんと言い返すことができて少し気が晴れるのだった。
    一方槙生は亡き姉の私物の一部を朝に返す

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    2023年08月21日
  • 違国日記(4)【電子限定特典付】

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    相手に対して愛情がどんなにたくさんあったとしても、別の人間だからどうしてもわからないことわかりあえないことはあるよなあやっぱり。基本的に人はすべて違国と思った方がいいのかもしれない。
    良かれと思ってやったことが相手を傷つけるって普通によくあることだから、人間関係って難しい。大切なほど臆病になったりするのも当然だと思う。大切なものは壊したくないもんね。
    関わりかたを間違えた時、相手が言葉や態度ではっきり拒否してくれたらわかりやすいけど、優しさその他の理由ではっきり拒否しない・できないことは多くて、受け手自身も自分で拒否したいことに気づいてないようなこともあるし、難しい。間違えることがあるのは違う

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    2023年08月19日
  • 違国日記(8)【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    小説書けるなんて尊い。
    当の本人たちは働きたくないって笑い合っていて。

    歌詞 エコーという単語から槙生さんが出す言葉がとても綺麗。
    それを参考にして朝ちゃんが考えていく中で
    気がついて広がっていく言葉もとても美しい。

    笠町さんが朝ちゃんにちゃんと敬語だし、
    丁寧に言葉を選んで話していて、
    「おれはたぶん父から愛されていない」
    「でもべつにあの人に愛されなくてもおれが価値のない人間ではない」
    と本心を真摯に吐露するシーンも素敵だった。

    原稿が終わったから怖いものなしという理由で
    狼の遠吠えをする槙生さん。
    犬が呼応して遠吠えするのを三人で笑い合う。
    家族というか、群れとでも言えばいいのか。

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    2023年08月12日
  • スニップ,スネイル&ドッグテイル

    匿名

    購入済み

    時系列が思ったより短いスパンでバラバラなので、何回も見返しました。
    雰囲気は好みでしたが、もうちょいまとまって読みたかったような…。
    書き下ろしのオレガノレシピの勢いもけっこう好き。

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    2023年05月20日