ひばりの朝 (2)
  • 完結
  • 最新刊

ひばりの朝 (2)

少女・女性マンガ
660円 (税込)

3pt

怪作にして真骨頂、完結。少女の最も気持ち悪い噂。「息を止めていたので平気でした」

「『おなじ女』ってあたしとあのこが?」“父親からの性的虐待”。学校中に広まった噂に日波里(ひばり)は完全に居場所をなくすが、彼女に恋する同級生・相川(あいかわ)はその手をとろうとする。また一方で、日波里の闇を知った富子(とみこ)は、女としての劣等感を抱えながら恋人・完(かん)との7年の歪みに対峙する瞬間を迎えていた。男は、女は、少年は、家族は、毒の渦中にたたずむ少女に何をもたらすのか──?人の心の光と泥濘(でいねい)を深く怜悧(れいり)に切り取ったヤマシタトモコの新たなる金字塔、ここに完結!

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  • カテゴリ
    :
    少女・女性マンガ
  • ジャンル
    :
    女性マンガ
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    FEEL COMICS
  • タイトル
    :
    ひばりの朝
  • タイトルID
    :
    214277
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    53MB

閲覧環境

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ひばりの朝 の一覧

全2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ひばりの朝 (1)
    完結
    660円 (税込)
    [HER]を超える怪作、誕生。 少女の正体は魔性か、凡庸か。「あたしがわるいんです」 「値段のついてる『おんなのこ』……あたしとは違ういきもの」手島日波里(てしまひばり)、14歳。同い年の子どもより、肉感的な身体つき。彼女を知れば、男はたいがい性的な感情を抱き、女はたいがい悪意の弾をこめる。彼女に劣情を抱いている男や、片想いをしている少年、劣等感を抱く女、そして彼女をおとしめたい少女が、ひっそりと、かつエゴイスティックに語り出す。彼女にまつわる心理展覧図はどこまでも繁(しげ)るが、真実の正体は誰が知るのか──。
  • ひばりの朝 (2)
    完結
    660円 (税込)
    怪作にして真骨頂、完結。少女の最も気持ち悪い噂。「息を止めていたので平気でした」 「『おなじ女』ってあたしとあのこが?」“父親からの性的虐待”。学校中に広まった噂に日波里(ひばり)は完全に居場所をなくすが、彼女に恋する同級生・相川(あいかわ)はその手をとろうとする。また一方で、日波里の闇を知った富子(とみこ)は、女としての劣等感を抱えながら恋人・完(かん)との7年の歪みに対峙する瞬間を迎えていた。男は、女は、少年は、家族は、毒の渦中にたたずむ少女に何をもたらすのか──?人の心の光と泥濘(でいねい)を深く怜悧(れいり)に切り取ったヤマシタトモコの新たなる金字塔、ここに完結!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美知花の「子育て、失敗、残念でした。」
    が、私の中で一番ヒットしました。
    分かるんだよな…親の子育ての何が悪かったのか。当の親は分かってないけど。

    誰かが感じた事のある、何らかの怒り、逃れる事が出来ない呪いなんかが分かりやすく描いてありましたねー。

    ヤマシタ先生のおっしゃる「怒り」は、私の今感じている世の中への「恨み」にとても似ていて、代弁してくれたみたいで、仲間を見付けたようで、すっごい共感。
    というか、ヤマシタ先生…ナチュラルに病んでるな…。うん、それが深いところまで根が張っていて、病院に通う程じゃないんだけど、常にちょっと暗いところから世の中を見てるというか。

    さて皆さんが予想してるひばりの朝ですが、私は朝は来たと思ってます。
    卒業するまで息を止めてやり過ごしたんだから、それなりの目標があったんだと思います。
    例えば家出とか。
    学校は卒業しないと就職も出来ないですからね。
    計画的に、確実に、逃げる為の算段をしていたのではないでしょうか。
    卒業式を一日ずらして母親に教えたってのも、一緒に卒業式に出て一緒に家へ帰るというシチュエーションを作らない為。
    それまでは目を閉じて、息を止めて、口を閉ざす。
    自分の小さい世界の全てを裏切る為に。
    それは、ひばりの復讐で、解放なんだと思う。

    私には出来なかった。
    多分、ヤマシタ先生も出来なかったんじゃないだろうか。
    もっと早くに気付いて、もっと早くに逃げ出せれば良かった。

    静かな怒りを形にして復讐を遂げたひばりに、希望のようなものを感じる。

    「私がわるい」と言っていたひばりが、「私はわるくない!」と叫んだ時に、彼女の世界の全てのものと決別したのだと思う。
    心からの叫び。本当は自分ではなく、他の誰か、力ある誰か、ここから助け出してくれる誰かに言って欲しかった。並木がちょっと言ってたけど手は差し伸べてもらえなかったしね。
    全部の拒絶。一人で生きていく決意。もう誰にも期待しない。死と同等の別れ。世界との別れ。そんなものがあの一言にあると思う。


    良いラストだった。
    私も世界を裏切る準備を始めたいと思う。

    2
    2013年07月29日

    Posted by ブクログ

    およそ、およそ生死とは関係ないような、ごくごくごくごく普通の風景が。
    少しずつ少しずつ少しずつ少しずつ命を削り取っていって、
    決定的な、致命的な、
    そんな一撃は、何気なく、世界に溢れた、ほんの一言、
    一人の行動、
    一つの考え、
    それの積み重ね。
    人生はクロースショットではハッピーエンドだがロングショットではバッドエンドしかないのかぁ。

    あー、この、ヤマシタさんの不安定な、フワフワとした緊張感が、とても刺激的で、面白い。
    怒りか。
    あー、何が出来るんだろう。

    0
    2015年08月02日

    Posted by ブクログ

    “I must be gone and live, or stay and die.”

    これがすべてなんでしょう。
    日本語訳よりも、原文のほうがわかりやすい。

    最後だけは、息を止める目的が違ったんだろう。
    自分の心をごまかすためでなく、他人を欺くために使った、と。

    その先なにが待つのかはわからないけど。幸せでいてほしいなんて無責任に思うのは、この作品に出てくる大人達と一緒かもしれないし。

    0
    2013年11月24日

    Posted by ブクログ

    人がイメージする自分と私が思う自分は違う。その狭間に転がり落ちてしまうと本人は息をすることすら出来ない。ヤマシタトモコは『HER』でもその姿を描いたが、場所を中学校に移したことでますます大人たちの不条理さ、若さゆえの残酷さが主人公を追い詰めていった。
    大人びた、という言葉は冷たいと思う。性格に対してにしろ肉体に対してにしろ、幼ければ許される余地を殺してしまう。身勝手に無自覚的にそれを行い、善意ぶる人々の姿を鏡に写して見せるそんな漫画だと思う。

    0
    2013年10月14日

    Posted by ブクログ

    久々にトラウマのように残りそうな漫画。色んな場面で思い出してしまいそう。

    ひばりも、ひばりの周りの一人ひとりも、すべての人の気持ちがわかってしまう、から、嫌な気持ちになる作品だった。すごい作品だった。

    0
    2013年09月16日

    Posted by ブクログ

    やったね、やりきったね。もう傑作すぎる!
    1巻で示されたささやかな悪意と醜い善意とが絡み合い物語は事態 は進行するが、何ひとつ状況は変わらず、何ひとつ解決しない。事態を展開させる可能性はことごとく芽のうちに摘まれる。この無力感この救いのなさ。
    今年のベストはもうこれに決まりかなあ。

    0
    2013年09月14日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに、「読むべきじゃなかった」と思わされた一冊。しかも、つまらない、のでなく、漫画としてレベルが高いのだからお手上げである
    鳥肌が立った、悪寒に襲われた、とかレベルじゃなく、単純に吐き気を催してしまうほど、人間のおぞましい一面が、これ以上に無いほど、濃厚かつ高密度で描ききられてしまっている
    ヤマシタ先生の繊細に見えて、読み手の心を抉れる暴力性も滲む画が、緻密なストーリーに拍車をかけている
    これは下手をすると差別発言になってしまうかもしれないんだが・・・女ってのは、とんでもなく汚らしいモノを、あんなに柔らかくて触り心地の良い肌の下に隠してるんですねぇ。容貌とか性格抜きで、怖い女は怖い、と思い知りました
    第一巻であれだけ怖い目に遭ったのに、どうして懲りずに、第2巻を買い、読んでしまったのか、私。どうやら、既にヤマシタ先生の甘くて苦い毒を舐め続けなければならぬ体質になってしまっていたようだ・・・・・・ホントに、恐ろしい漫画家です、ヤマシタトモコ先生
    心が脆い読み手が読んだら、一発で人間不信に陥っちゃうレベル。しかも、逆に、現時点で人間不信の気がある読み手なら、「世の中、こんな人間ばかりじゃない」と人間信に反転させちゃうだろう
    『ひばりの朝』、とことん、極めて救いの無い、いえ、誰も救われず、救わない、恐ろしい漫画です、だから、皆、読んでください・・・この震えを誰かに伝染さない事には、嫌悪感で喉が詰まりそうなんで

    0
    2013年08月21日

    Posted by ブクログ

    「私の感じていたいろいろな怒りを詰め込んだ」

    1巻で読むのをやめなくてよかったと思う。
    ラストは、消化不良という声もわかるけれど、そもそも「消化」とはなんなんだろう。
    無意識にフィクションに求めているもの、現実に存在しない「オチ」、色々なことがよぎる。

    「あたしかひばりか ・・・カガイシャか・・・ヒガイシャ?
    ・・・どっちか死んだら超ドラマチックで あんたたち 皆
    超スッキリするよね そうなんでしょ?」

    0
    2013年07月23日

    Posted by ブクログ

    とても素晴らしい作品に出会えた。
    自分で選んだ訳ではないのに、
    見た目で判断されることの理不尽さ。
    誰もひばりのことを見ていない。

    目立った行動をする子でないし、
    教室では孤立している。
    彼女は身体的特徴だけで
    性的に消費され、嫌われている。 

    怒ったっていいはずだ。
    でも彼女は怒らない。1日、1日をただ無難に、静かに過ごす。
    自分が悪いんだと思いながら。

    悲しくなり、腹がたった。


    0
    2021年10月31日

    Posted by ブクログ

     二巻完結。ラストは読者の自由な解釈に委ねられていると思うけれど、私はアンハッピーエンドととらえた。
     肉感的な身体をもったことで孤立していくひばりちゃんのことをちゃんと理解している人がいなくて、周りには嫉妬、憎しみ、性欲、無神経さがひしめいていて読んでいて辛かったけど、人が心のどこかで少しは持ち合わせている感情だと思った。それを思いきり突き付けられた気がしたから辛かったのかも。とにかくずっしりと重たい作品でしたが、心に残る作品。それにしても、ひばりちゃんを救える人はいなかったのかなぁ…。

    0
    2015年12月08日

ひばりの朝 (2) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    少女・女性マンガ
  • ジャンル
    :
    女性マンガ
  • 出版社
    :
    祥伝社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    FEEL COMICS
  • タイトル
    :
    ひばりの朝
  • タイトルID
    :
    214277
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    53MB

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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