えすとえむのレビュー一覧
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学名のEquusならウマ属
みなさん装丁の美しさをおっしゃっていますが、電子だと表紙の箔押しがわからないのですよ。。これは本当に残念。とはいえ、カリグラフィーの美しさや絵そのものの美しさに十分に圧倒されます。神話のような厳かさ、神秘と耽美、禁忌や背徳感にゾクゾクします。
どの短編も高い完成度で甲乙つけがたいのですが、大学生の話が好みです。明るいのに切ない。
はじめのカラーが羊皮紙に書いたような中世の雰囲気で、ヴォイニッチ手稿を連想しました。そこにある骨格スケッチを飽きもせず眺めています。人体と馬体の肋骨それぞれに肺があるのかな、とか想像がとまらないです。 -
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とても
いろんな先生たちの短編漫画で、とても楽しく読ませていただきました。ウルっときたり、考えさせられるお話しであったりと。
やはり動物はかわくて、愛しくて、家族ですね。 -
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どうやったら元の世界に戻れるか
現代にタイムスリップ?してきた光源氏と頭中将がどうやったら元の世界に戻れるか試行錯誤するのですが、二人のまったりと危機感のない言動に世話を焼いているヒロインがやきもきしていて面白かったです。
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ツッコミが追いつかない
光源氏の友人で恋や仕事のライバルまでタイムスリップしてきて、二人の平安貴族相手にヒロインのツッコミが追いつかない展開に。二人の和歌の詠み合わせや、おっとりと風流なやり取りに、癒される以上に突っ込まずにはいられません。
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思った以上に、いとをかし
過去の人物が現代にタイムスリップをして、そのギャップに四苦八苦するというありがちな内容かなと思ったのだけれど、源氏物語の中の平安貴族の恋愛感覚が光源氏の行動を通して面白おかしく描かれていて楽しかったです。息をするように、日々の驚いたこと、感動したことなどを和歌にして読むところが、最初笑ってしまいましたが、よく読んでみると、漫画用の適当に作って詠んだ歌ではなく、なかなか良い歌で素敵でした。わたしのおすすめの歌は、チョコレートフォンデュを詠んだ歌です。
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さまざまなエロスが詰まっています。どのお話もかなり濃厚でエロいです。特にお気に入りの話は痛い靴。足フェチの癖がある上司が強烈なキャラでした。またラストの書生の戀。ラストにふさわしい素晴らしい作品だと思います。とても切なく泣かされました。全話とても満足できる作品でした。またさまざまな作家さんが描かれたイラストも良かったです。
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おもしろい
よくあるタイムスリップ?今更光源氏?と思っていましたが、なんと面白い!
SNSを活用するなど笑っちゃいました
結末が気になります -
源氏物語…
源氏物語といったら、日本が誇る不朽に名作!
その主人公をここまでイジりたおすとは…
面白過ぎです!大爆笑!
でも、ここまでイジりたおされても、光源氏の品位が失われていない!
この作家さんの感性が過ぎすぎる!
よい作品を読ませていただきました。
絶対に読まないと損をしますよ!
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Posted by ブクログ
言う事なし、満場一致で殿堂入り
主人公・歩が真摯な誠意を籠めて制作している靴に劣らぬほど、美しさが洗練されていた
(1)~(4)までも最高だったけど、この完結巻はレベルが違う
どこが違うってのは説明しづらい。ただ、こういう感覚に響く違いってのは、ある種の正しさが宿っている気がする
格、と言うべきなのか。ちょっとオカルトめいた物言いをするなら、コミックから立ち上るオーラの圧が、(1)~(4)と、この(5)が段違い
(1)~(4)でも、相当な圧力だったのに、こんな強くできるのか、と嬉しさ半分怖さ半分だ。えすとえむ先生も、穂積先生やペトス先生と同じく、「天才」って表現じゃ収めきれない、凄い漫画家だ
職人を主人公とした漫画は、今、ジワジワと増えてきている。私の読んでいる作品の中でも、別格だな、と感じるのは、この『IPPO』と、かまたきみこ先生の『KATANA』だ
今後、靴職人を主役に据えた青年漫画が出てくる可能性は0じゃない。ただ、私のように『IPPO』の良さに参ってしまった漫画読みは、その漫画を面白い、と感じても、つい、『IPPO』と比較してしまうだろう
そういう意味では、才能や努力、運でも絶対に越えられない壁へ、果敢に挑む勇気のある漫画家が出てくる事を楽しみにできる
しかし、えすとえむ先生の、靴職人ってテーマに対する取り組み方は尋常じゃなかった。だからこそ、ここまでの作品が世に生まれ、見事な完結を迎えられた。えすとえむ先生を超えるとなりゃ、自分の限界の一つ二つは突破しなきゃ難しそうだ。寿命をペンに捧げる覚悟も必要になってくるのかも・・・
靴、その身近なアイテムを通し、お客様の人生に関わると同時に、自分の知らない自分と向き合い、もどかしさを感じながら、着実に明日に向かって歩んでいく。言葉にすると簡単に聞こえるかもしれないけど、これが実に難しい
自分のペースで歩いていても、疲れてきてしまう事がある。人に引っ張られ、ペースが乱されれば猶更だ
時には休んだっていいし、振り返って、自分が道に付けてきた足跡を確認する事も必要だ
大事なのは、自分の道を自分で拓いてきたって自信を持ち、昨日までの自分を明日の自分は上回っていると信じる事だろう
歩が仕事やライバルとの切磋琢磨で、職人として成長するだけでなく、人間としての幸せも掴むってのが、この『IPPO』のストーリーの良さだろう
驚く事じゃないけど、歩と足立さんが恋仲と成るとは予想外だった。ただ、お似合いなのは事実だ。互いに、自分が足りてない事を自覚しつつ、自分を見失わない強さと、人の手を借りられる素直さも持っている。お互いの信念を尊重し合い、二人は、これから己の道を重ね、新しい道を作っていくんだろう、一足ごとに最高に近づいていく、永遠に未完成な靴を履いて
どの回も良く、最終回はホント、胸が嬉しさで張り裂けそうだった。その中でも、えすとえむ先生らしさを勝手に感じたのは、とあるカップルの一世一代の求婚を歩の靴が彩った、Episodio.26だった。愛の形はそれぞれ、一般的な「普通」で物事を判断せず、自分の出来る最上の仕事を行い、お客様とそのパートナーを幸福にする、それは職人冥利に尽きるだろう
この台詞を引用に選んだのは、やっぱ、歩の同志であり、ライバルであり、越えるべき壁は、この人こそだなぁ、と感じたので。自信と傲慢は違う。自分のセンスや作品に不安を持っている職人には、仕事を任せたくない。ただ、自信ってのは、そう簡単に持てるもんじゃない。多くの仕事をこなして、ちょっとずつ、心の中に出来上がっていくもんだ