えすとえむのレビュー一覧

  • IPPO 1
    若い注文靴職人が自分の店を構えたところからスタートするお話。
    芯のある職人を描くからか、話の筋が変に笑いに走ったり、ラブストーリーが入ったりせず、真っ直ぐにお客さんへの靴作りに向かっている。
    職人の心意気と生きる姿勢が感じられる漫画。
    普段はもっぱらスニーカー派ですが、久しぶりに革靴で出かけよう。ち...続きを読む
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 5
    伝わるか、伝えられるか、今イチ自信がないのだが、素直に書いてみよう、自分の気持ちに
    この『Golondrina-ゴロンドリーナ-』(5)を読み終わって感じたのは、突き抜けた、ってコト
    自分の中の漫画に対する評価の尺度である、「面白い」や「好き」を突き抜けたって意味も含んでいるんだが、何と言うのか、え...続きを読む
  • erotica【イラスト入り】
    最後の書生の話がお気に入り。
    他のはちょっと早急かな、と思うものも在ったけれど、最後の話はとても良かった。これがあっただけでも、読んでよかったと思うものが在る。
    「先生」の気持ちが明かされないように、明記しないで、読み手がなんとなく察する程度がもどかしくてとても良い。
  • equus
    ケンタウロス短編集、耽美な世界やほろ苦い恋が詰まってます。
    個人的にはとてもストライクな作品でしたが、
    楽しむためにはBLとケモナー二つの素養が求められるので、
    普通のBLには飽きた方、四足の生き物に魅力を感じる方じゃないと難しいかも知れません(笑)
    この手のジャンルに興味があるけど、全く読んだこと...続きを読む
  • その男、甘党につき
    友たちにおすすめの本。チョコ大好きだから、ちょっと興味があった。えすとえむ先生の本、去年一回見て、すぐ気にあった。
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    佐助の巻を作家名に釣られて購入後、仁吉の巻も購入。原作未読のままだが、どの作品読んでも坊ちゃんの可愛らしいこと。えすとえむさんはBLで読んでいるわけだが、鳴家が一番可愛らしく生き生きと描かれていて、どちらかと言うとデッサン力の高い絵を描かれる作家さんなので、仰天するほど驚いた鳴家だった…デザイン化さ...続きを読む
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 1
    実際にスペインに頻繁に足を運んでいて、闘牛士に魅せられている作家さんの作品。
    主人公のチカは女の子に裏切られて死のうとしたことをきっかけに闘牛士を目指すんだけれど、死ぬ価値もないと言われ、葛藤して自分のあり方を探っていく。
    「度胸と勇気は違う」、「お前と俺の勇気は違う」といった台詞が印象的でした。生...続きを読む
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 5
    物語の殆どで、チカの目は死んだようになっている。
    ヴィセンテの“事故”を受け、闘牛が思い通りにならないもの、死よりも怪我により目的を見失って生きる可能性があることに恐怖するチカ。
    反闘牛活動家シンガー・ジョラとの関係は、マリアのそれと似て、まるで物語の始まる前に回帰、或いはそれよりも悪化した「死」に...続きを読む
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    2014.12.7

    高橋留美子 「屏風のなか」
    みもり 「仁吉の思い人」
    えすとえむ 「月に妖」
    紗久楽さわ 「きみめぐり」
    鈴木志保 「ドリフのゆうれい」
    吉川景都 「星のこんぺいとう」
    岩岡ヒサエ 「はるがくるよ」

    高橋留美子先生、凄く良い屏風のぞきを描いてくれ...続きを読む
  • IPPO 2
    えすとえむ さん、やっぱりいい!!!!!
    本屋さんで見つけて二巻購入。
    家に帰ったら子供たちも喜んだ。
    (息子は既読済み)
    オーダーの靴づくりを通した人間模様。良質の短編集のよう。
    これからも買い続けます!
    (「繕う人」より私はこっちの方が好きだわ~)
    息子はこれを読んでいつか靴をオーダーしてみたい...続きを読む
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 4
    ホントに、この先生の画、線には背筋がゾクッとさせるものがある
    怨念っつーと語弊があるかも知れないが、キャラが何かに対して執着してるからこそ、強く発せられる生気が、線から薄く立ち昇っているように思える
    そんな画に加え、ストーリーがまた、リアル
    闘牛士、その職業を丁寧に紹介しているだけでなく、生きている...続きを読む
  • IPPO 1
    と、いうことは彼はイタリアーノとハーフなわけで。何も予習せず、思いがけずイタリアの香りがする素敵漫画を手にすることができて嬉しいな。
    革靴のどこかストイックなイメージをとっぱらう、ゆるっとキチッと。お客様との関わりで学び知る、柔軟に謙遜に。可愛い主人公だなと思います。イタリアーノマンセー
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 4
    相変わらずの繊細な感情描写と闘牛を通しての人生観、新鮮で面白い。
    覚悟はしていたのですがヴィセンテが…。父親とのやりとりで思わず涙。とても気になるところで終わってしまったので次巻も楽しみです。
  • はたらけ、ケンタウロス!
    設定が抜群です。大笑いする漫画ではないですが、おもわずニヤニヤ笑ってしまいます。
    電車のなかで読むのは危険ですね
  • アフタヌーン 2014年1月号 [2013年11月25日発売]
  • IPPO 2
    リペアの澤邑さんや、
    頻繁に登場するようになった結さんなど、
    キャラクターも多彩になって、
    物語に広がりと安定感が増してきました。
    同時に、「職人」としての歩くんの魅力もアップw。

    靴を作ることへの向き合い方、
    そしてイタリアとの関係がどうなっていくのか、
    また結さんが妙にいい感じなので、何かある...続きを読む
  • IPPO 2
    やっぱり、えすとえむ先生が丹念に描く、この漫画はイイ味がする
    顔に顰めが出てしまうほど青々しすぎず、かと言って、熟れすぎて舌が痺れるほどでもない
    程好い旨みが凝縮されていて、歯応えに気持ちのいい弾力があった。いくら噛んでも、味がボヤけないから、読む度に新しい感銘を受けられた
    一流と賞するよりは、本格...続きを読む
  • IPPO 2
    自分の美学を貫くか、クライアントの要望に従うか。
    これは究極の二択で相反するものだと思っていましたが、主人公が新しい道を見せてくれました。

    物語が深みを増してきているし、次巻のイタリア編も楽しみ!
  • IPPO 1
    靴職人の物語。

    「職人モノ」「ものづくり」が好きな人にはドンピシャだと思います。
    自分もその一人です。
    絵柄も話にあっていて、安っぽくない。
    2巻が発売されるのが待ち遠しいです。
  • erotica【イラスト入り】
    色とりどりな短編集。どのお話もいいエロスでした。しかし最後にこの『書生の戀』がくるのはずるいですね、じわっときました。