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Posted by ブクログ 2020年03月10日
▼あらすじ
あふれんばかりのチョコレート。氾濫するロマンティック。――チョコレート好き紳士をめぐる、ある愛の物語。
パリに暮らすやり手の弁護士、ジャン=ルイ。彼が世界で一番愛するは――チョコレート。彼の向かうところ、いつも悩める人々が待ち受ける。果たしてジャン=ルイは、チョコレートで人々を救うことが...続きを読むできるのか?そして、彼の秘められた過去とは……?
えすとえむが描く、スウィート&ビターな大人の寓話。
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ぽこぽこでWeb連載してた時から追っかけてました。
やっぱりこうして本になると嬉しいです。
チョコレートを包むシートのような手触りの表紙に金の帯、本を開ければチョコレート色のインクで様々なお話が描かれています。
ここまで装丁に拘っている漫画も珍しい。
是非お手に取ってその美しさをご自分の目で確かめていただきたいです。
内容はショコラを愛する紳士、ジャン=ルイとそれを取り巻く人達のスイート&ビターなお話です。
一つ一つのお話自体は短めですがオチはきちんと纏まっています。
現実と妄想が入り乱れているので読んでいて楽しい(笑)
とりあえず、ジャン=ルイがショコラを食べるシーンがとってもセクシーなので必見です。
Posted by ブクログ 2013年08月13日
ショコラが大好きな弁護士ジャン=ルイと、ショコラとその周りの人々の連作短編集。
かつては媚薬として用いられていたショコラをテーマとした漫画だからだろうか、官能的なシーンもちらほらある。
私はまだ外国のチョコレートを食べる機会が少なく、美味しい外国製チョコレートをほとんど知らないのだが、これを読むと...続きを読むフランスで食べ歩きをしたくなる。
Posted by ブクログ 2013年07月26日
チョコ好き&オッサン好き必読!
第1話のエロインパクトから、ラスト二篇への構成が見事。
表紙デザインも、チョコ色のインクで印刷された中身も素晴らしかった!
Posted by ブクログ 2021年05月29日
作画や表紙のデザイン等がとてもお洒落。
内容も大人向け。フランスへショコラ探索旅行に出かけたくなるようなお話。
個人的に好きな作品。ただし、少しだがBL要素が存在する。
Posted by ブクログ 2019年05月31日
えすとえむさんの作品は、いつも不思議な重厚感がある。
しなやかさと無骨さを併せ持ったキレイな線で描かれる物語の、
コマ運びやレイアウト、いろんなところに見え隠れする「深み」。
ショコラをこよなく愛する男ジャン=ルイ。
彼の背景はあまり多くは語られないけれど、彼との関わりは、
人を「見えなかった自分」...続きを読むへと導きます(´ω`)。
Posted by ブクログ 2015年01月28日
2015/01/24
【やや好き】一応BLではない?。 ショコラが好物のジャン・ルイが甘いものを食べる姿を見てギリギリするお菓子テロ漫画( ̄∇ ̄) 遠い所にある美味しいものよりスーパーで売ってるもので事足りてしまう自分としては、心動かないで欲しかったがやはりそうはいかないよね。 もうショコラが食べた...続きを読むくて仕方ない…。 ジャン・ルイは素敵だけど自分の美学を持つ男ってちょっと面倒臭い、だがそれがいい。
Posted by ブクログ 2014年12月21日
ページをめくるとチョコレートの箱を開けるようなつくりになっていておしゃれだなと思った。
チョコレートを食べる描写が色気があって良かったです。
チョコレートを食べながら読んでみたい。
Posted by ブクログ 2014年03月10日
ショコラを愛する甘党男、ジャン=ルイ・ボーモン。
ショコラと彼と彼を取り巻く人々の話。
男も女も、甘いもの好きも嫌いもミステリアスなジャン=ルイの人間性に惹かれるのか。
酔っ払いの夢幻ではあるけど男同士のキスシーンもあるので苦手な方は注意(笑)
Posted by ブクログ 2014年02月22日
ショコラ好きな男と、その周りの人にまつわるオムニバス。パールチョコの話が好き( ´ ▽ ` )
甘党すぎて虫歯になる話も好き ( ´艸`)
絵柄は全然違うけれど、雰囲気がオノ・ナツメさんぽい、気がする。
Posted by ブクログ 2013年09月11日
パリジャンなショコラ紳士ジャン=ルイのおはなし。
本文もチョコレート色でとてもお洒落です♪
えすとえむさんの短編の名手ぷりのよくわかる作品。
手作りのショコラみたいにひとつひとつのエピソードが重ねられていきます・・・。
甘党紳士の口の中をショコラが充たしたり、歯医者さんがつついたり
妙にセクシュアル...続きを読むな、いけない気持ちになる一冊でしたー。
Posted by ブクログ 2013年07月30日
表紙に惹かれ、タイトルに惹かれ、
『とある紳士とチョコレート』というテーマに惹かれ…
半ば直感で購入しましたが、当たりでした。
**
読み始めは「んーオノナツメさんに影響されすぎ?」
と一歩引き気味でしたが、
すぐに物語に惹きこまれていきました。
「ものを食べる」はよくセクシーだと言われますが...続きを読む
チョコレートは特に、ですね。
どきりとするシーンがたくさんありました。
装丁がキレイなのも、すごく好印象。
チョコレート色の印刷に、薄紙の表紙・金色の帯なんて
この本自体がギフト用のチョコレートみたい。
何話目かの
見知らぬ少女とのお話が大好きでした。
Posted by ブクログ 2019年08月10日
『その男、甘党につき』読んだ。
この装丁は紙書籍でしか味わえない。透けてるカバーとの組み合わせ…デザイナーてらこ…
チョコ(や他の甘味)を媒介とし、人の交流を描いてる。例え話に「見かけはスイート」とかオシャレでクセ強いし、えすとえむ節がすげえ。個人的には3話のクロカンの話がお見事。
Posted by ブクログ 2013年08月04日
ショコラを愛するフランス紳士の日常。
本そのものの装丁も含め、全体に漂う雰囲気がとてもきれいです。
あとジャン=ルイは本当においしそうにショコラを食べるよね。
読みながら、bassoさんのイタリア男シリーズを思い出したりして。