えすとえむのレビュー一覧

  • はたらけ、ケンタウロス!

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    ケンタウロス好きな作家さんですよね?他のケンタウロスも読んだ記憶があります。現代社会に生きるケンタウロスはいろいろ苦労もあったりで…あぁ面白い!外で読んでたけど笑いが抑えきれずに何度も吹き出してしまった。ほんのり、見ようによってはBLな所もまた良かった。

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    2016年11月21日
  • 作品ナンバー20

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    絵画の修復士。絵から抜け出てきたイヴが美しい。表題はファンタジー。全体的に大人向け作品。色気が半端ない。同時収録は、ダメ馬に願掛け、フラメンコダンサー、公園のベンチに毎日通う老人。

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    2016年09月28日
  • IPPO 4

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    やっぱり、えすとえむ先生の引き出し、全開には程遠かった
    (1)から(3)まで読んで、十分な面白さに満足し、これを維持して欲しいもんだ、と思っていた己が恥ずかしい。漫画読みってのは、調子に乗っちゃ御終い。こうやって、時たま、高くなった鼻を漫画にヘシ折ってもらわないとな
    私を戦慄させたモノ、それは、この『IPPO』の主人公・一条歩にライバルが出現した点
    『食戟のソーマ』や『すしいち!』、『隠密包丁~本日も憂いなし~』などの料理人が主役を努める料理系の作品と同じく、一流の職人が客の要望と向き合い、自分の限界に挑み、昨日までの己を超えていく作品には、好敵手の存在は必要不可欠なのだが、この(4)を読むま

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    2016年04月20日
  • IPPO 4

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    「物と人をつなげるだけやなく 人と人をつなげる仕事をしていけたら これ(注文靴)ってそれの一番ゼイタクな形やんなあ?」
    もう、この台詞に集約されてます。
    ライバル登場からの、仕事への美学についての悩みも、これまで悟ってる感のあった一条くんの新しい一面が見えて良かったです。

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    2016年02月23日
  • IPPO 3

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    ストーリーが面白い、のもあるが、人生勉強になるから読んでいるんだな、と自分で思う
    『ストレッチ』(アキリ)や『まかない君』(西川魯介)のように実用性が高い訳じゃない。さすがに、靴は自分の手じゃ作れない
    何と言ったら、正確に伝わるのか・・・・・・本気で働く、結果を出す、自分を磨く、ってこういうことか、そう漠然と、この『IPPO』を読んでいて思う
    確かに、今、私はちゃんとした仕事に就いて、毎日、働いている
    現在の仕事の、就業時間や給料、同僚との関係などをひっくるめた環境には、特に不満はない
    しかし、たまに、自分の今、している仕事は誰かのためになっているのか、と考えてしまう時がある
    他人に「頑張って

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    2015年06月24日
  • うどんの女

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    ネタバレ

    35歳、バツイチ、学食の「うどんのおばちゃん」。
    21歳、油絵専攻、うどんしか食べない「気弱な男子」。
    普段は顔も見ずにうどんを受け渡してすれ違うはず二人に、ふとした疑問が生まれたところからはじまるストーリー。
    よく知らない人と向かい合った時は、情報が少ない分、あれこれと相手のことを想像してしまう。
    その想像が行き過ぎてしまい、ある所で自分ツッコミを入れるようになるのは、だいたい何歳くらいからなんでしょう。食堂で交わされる想像(妄想)と、実際の行動のギャップがシュールでもどかしくておもしろい。
    そして、こういうやりとりがかわいいと思えるのは、どんな瞬間なのだろう。

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    2015年06月24日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    しゃばけのイメージが壊れたら嫌だなと思って二の足を踏んでいたのだが、思い切って読んでみて正解だった。

    それぞれの作家さんの個性を出しつつ、しゃばけの世界観もそのままに、心に沁みる良品ばかりである。

    しゃばけファンなら一読の価値あり。

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    2015年05月02日
  • IPPO 1

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    若い注文靴職人が自分の店を構えたところからスタートするお話。
    芯のある職人を描くからか、話の筋が変に笑いに走ったり、ラブストーリーが入ったりせず、真っ直ぐにお客さんへの靴作りに向かっている。
    職人の心意気と生きる姿勢が感じられる漫画。
    普段はもっぱらスニーカー派ですが、久しぶりに革靴で出かけよう。ちゃんと磨いて手入れもしよう。

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    2015年04月10日
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 5

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    伝わるか、伝えられるか、今イチ自信がないのだが、素直に書いてみよう、自分の気持ちに
    この『Golondrina-ゴロンドリーナ-』(5)を読み終わって感じたのは、突き抜けた、ってコト
    自分の中の漫画に対する評価の尺度である、「面白い」や「好き」を突き抜けたって意味も含んでいるんだが、何と言うのか、えすとえむ先生自身が、漫画家としての殻、一人の人間としての限界を越えた、そんな風に感じられる内容だった
    1巻から4巻まで読んで、何度も心が打たれてきたが、「ぶわっ」、そんな男が聞こえたと錯覚するほど、一気にコミックスを持つ手から腕が粟立ったのは、この漫画では初めてだし、芸術そのもの、それに関わる人間の

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    2015年04月06日
  • erotica【イラスト入り】

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    最後の書生の話がお気に入り。
    他のはちょっと早急かな、と思うものも在ったけれど、最後の話はとても良かった。これがあっただけでも、読んでよかったと思うものが在る。
    「先生」の気持ちが明かされないように、明記しないで、読み手がなんとなく察する程度がもどかしくてとても良い。

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    2015年03月30日
  • equus

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    ケンタウロス短編集、耽美な世界やほろ苦い恋が詰まってます。
    個人的にはとてもストライクな作品でしたが、
    楽しむためにはBLとケモナー二つの素養が求められるので、
    普通のBLには飽きた方、四足の生き物に魅力を感じる方じゃないと難しいかも知れません(笑)
    この手のジャンルに興味があるけど、全く読んだことの無い方は、
    同じくえすとえむ先生の『はたらけケンタウロス!』から読まれた方が失敗が少ないかもです!!

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    2015年02月28日
  • その男、甘党につき

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    友たちにおすすめの本。チョコ大好きだから、ちょっと興味があった。えすとえむ先生の本、去年一回見て、すぐ気にあった。

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    2015年02月21日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    佐助の巻を作家名に釣られて購入後、仁吉の巻も購入。原作未読のままだが、どの作品読んでも坊ちゃんの可愛らしいこと。えすとえむさんはBLで読んでいるわけだが、鳴家が一番可愛らしく生き生きと描かれていて、どちらかと言うとデッサン力の高い絵を描かれる作家さんなので、仰天するほど驚いた鳴家だった…デザイン化されやすい鳴家なのに、えすとえむさんのタッチのまんま描かれているのに一番可愛らしいとは…驚きだよ、本当に。絵が上手い人は底が知れないと言う驚愕。

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    2015年01月16日
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 1

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    実際にスペインに頻繁に足を運んでいて、闘牛士に魅せられている作家さんの作品。
    主人公のチカは女の子に裏切られて死のうとしたことをきっかけに闘牛士を目指すんだけれど、死ぬ価値もないと言われ、葛藤して自分のあり方を探っていく。
    「度胸と勇気は違う」、「お前と俺の勇気は違う」といった台詞が印象的でした。生きていくことってすべてにおいて、チカが探しているような勇気が大事なんじゃないかと思う。

    題材も描き方も割と重いと思うんですが、えぐさはなくて淡々としている。でも深い。それがえすとえむさんの好きなところ。

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    2015年03月13日
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 5

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    物語の殆どで、チカの目は死んだようになっている。
    ヴィセンテの“事故”を受け、闘牛が思い通りにならないもの、死よりも怪我により目的を見失って生きる可能性があることに恐怖するチカ。
    反闘牛活動家シンガー・ジョラとの関係は、マリアのそれと似て、まるで物語の始まる前に回帰、或いはそれよりも悪化した「死」に近い状態だった。

    スペインにおける闘牛批判にも踏み込んだ巻。
    それに対するチカ(えすとえむ氏)の闘牛観は彼女だからこそ言える、自分の存在を叫ぶものだった。
    生と死の遊戯、牛を殺す事だけが目的ではない闘牛。
    闘牛の本質に切り込み、肯定も否定も踏まえた上での達観に感嘆した。

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    2015年03月03日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    2014.12.7

    高橋留美子 「屏風のなか」
    みもり 「仁吉の思い人」
    えすとえむ 「月に妖」
    紗久楽さわ 「きみめぐり」
    鈴木志保 「ドリフのゆうれい」
    吉川景都 「星のこんぺいとう」
    岩岡ヒサエ 「はるがくるよ」

    高橋留美子先生、凄く良い屏風のぞきを描いてくれてありがとう (感涙)
    仁吉の思い人×みもりさんは、もう完璧 涙
    ドリフのゆうれい にはちょっと…びっくり(ー ー;)
    アナログ電波のつくも神とは…新しいな〜冷蔵庫はさすがに無理だと思います。

    楽しかった

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    2014年12月07日
  • IPPO 2

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    えすとえむ さん、やっぱりいい!!!!!
    本屋さんで見つけて二巻購入。
    家に帰ったら子供たちも喜んだ。
    (息子は既読済み)
    オーダーの靴づくりを通した人間模様。良質の短編集のよう。
    これからも買い続けます!
    (「繕う人」より私はこっちの方が好きだわ~)
    息子はこれを読んでいつか靴をオーダーしてみたいと言っておりました。それだけの人物になっておくれよ!頼むよ!

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    2014年07月11日
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 4

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    ホントに、この先生の画、線には背筋がゾクッとさせるものがある
    怨念っつーと語弊があるかも知れないが、キャラが何かに対して執着してるからこそ、強く発せられる生気が、線から薄く立ち昇っているように思える
    そんな画に加え、ストーリーがまた、リアル
    闘牛士、その職業を丁寧に紹介しているだけでなく、生きている一つの生物を傷つけるべく正対している一人の人間の心理を、必要以上に浮き彫りにしている
    少しでも気が沈んでいるタイミングで読むと、自分が闘牛士でなく、刃を向けられている牛であるかのような錯覚に囚われ、頭の奥に鈍い痛みを感じてしまうだろう
    えすとえむ先生は、確実に、私達、読み手の心臓に切っ先を突きつけて

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    2014年05月10日
  • IPPO 1

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    と、いうことは彼はイタリアーノとハーフなわけで。何も予習せず、思いがけずイタリアの香りがする素敵漫画を手にすることができて嬉しいな。
    革靴のどこかストイックなイメージをとっぱらう、ゆるっとキチッと。お客様との関わりで学び知る、柔軟に謙遜に。可愛い主人公だなと思います。イタリアーノマンセー

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    2014年03月01日
  • Golondrina-ゴロンドリーナ- 4

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    相変わらずの繊細な感情描写と闘牛を通しての人生観、新鮮で面白い。
    覚悟はしていたのですがヴィセンテが…。父親とのやりとりで思わず涙。とても気になるところで終わってしまったので次巻も楽しみです。

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    2014年02月28日