えすとえむのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
▼あらすじ
母親の死をきっかけに舞台に立てなくなったダンサーのテオ。気分転換にとすすめられた映画出演で若手人気スターのダレンと出逢う。冗談でしたはずのキスでコシップ誌は大騒ぎに。
華やかなハリウッドスターの恋と人生の物語から、京都祇園を舞台にした和の世界まで、あらゆるシチュエーションを芸術的タッチで描く著者待望の書き下ろし初コミックス!
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本当に外国人を描くのが上手い。
白と黒のタッチでここまで力強さを表現出来る人もそういないと思う。
何処か洋画を思わせるような台詞回しやストーリーも素敵。
BLハマり立ての頃に買った作品だけど改めて読み直してみたら萌える部分が沢山あった(笑) -
Posted by ブクログ
“ラ・ゴロンドリーナ”の見習い闘牛士としてのデビュー。しかし散々な結果に終わる。
感覚を掴めずにいるチカだったが、興行中に見たフラメンコで、老女の踊り手が作り出す空気に、活路を得る――
闘牛と同じくスペインの代名詞である、フラメンコの描写が遂に現れた。
闘牛とフラメンコ、この二つは多くの共通項を持ち、切っても切り離せない。
特にフラメンコの踊り手が表現する“重い空気”――周りを惹き込み、一体感を得ることを、暗く重い画面が良く表現していた。
それは終盤の闘牛場のシーンで、牛の動きさえもコントロールできた“重い空気”に繋がる。
ムレタを派手に翻す動きだけが闘牛ではない。そうした静けささえ、よく表現 -
Posted by ブクログ
表紙に惹かれ、タイトルに惹かれ、
『とある紳士とチョコレート』というテーマに惹かれ…
半ば直感で購入しましたが、当たりでした。
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読み始めは「んーオノナツメさんに影響されすぎ?」
と一歩引き気味でしたが、
すぐに物語に惹きこまれていきました。
「ものを食べる」はよくセクシーだと言われますが
チョコレートは特に、ですね。
どきりとするシーンがたくさんありました。
装丁がキレイなのも、すごく好印象。
チョコレート色の印刷に、薄紙の表紙・金色の帯なんて
この本自体がギフト用のチョコレートみたい。
何話目かの
見知らぬ少女とのお話が大好きでした。 -
Posted by ブクログ
▼あらすじ
【ケンタウロスと友好的な関係を築くための注意】
(1)「馬臭い」と蔑むこと。人間のイジメも「お前臭い」の一言から始まります。
(2)お尻や股間をジロジロ見ること。丸出しですが好きで出しているのではありません。
(3)ラッシュの電車の中で「オマエは走れよ!」と言うこと。公共機関は仲良く使いましょう。
(4)馬刺しを食べるケンタウロスを見て「共食い!?」と騒ぐこと。彼らは厳密には馬ではありません。
(5)競走馬で調子のいい馬を聞き出そうとしないこと。彼らにアタリ馬券はわかりません。
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同じケンタウロスをメインにした漫画なら『equus』の方が好みですが此方も好きです。お話の殆 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集。各作品の表紙にのみ挿絵で絵師さんがそれぞれ違う。作品の内容にあった絵師さんのチョイスが良かった。
装丁も素敵。
『痛い靴』ー絵:えすとえむ
苦手な上司に無体なことをされる受けの話。
無理やりすね毛を剃られ小さなハイヒールを履かせられて御遣いに行かせられた末に犯される、、、みたいな?
痛かったけどそこが萌え。
『ストロベリー』ー絵:腰乃
得意先のノンケが好きで恋人同士になったものの結婚するとうわさを聞き、最後に攻めのバックをとって終わりにしようという受けの話。でも視点は攻めからも書かれるので攻めの気持ちも分かる。
リバ。純情で好き。気持ちがまっすぐで。
『10×3』ー絵:円陣 -