えすとえむのレビュー一覧
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ネタバレ左右対称ではなくペアのデザインという発想がなくて、
折角注文して自分の思うデザインにできるのだから
そういう方向性のオリジナリティを出すのはとても良い。
そんなことできるのか、と問われて
「もちろんできます。お客様の希望があって
僕がやると決めたことならどんなことでも」
と答えるのがたまらなく恰好良い。
作った誰かが見えることは、現代日本では少ない。
だからこそ、そうした”贅沢”は素敵だと思うし、
バイヤーは自分では作れないけれど
物と人、人と人をつなげる仕事をしていくのが一番の贅沢、という考え方も共感した。
刺青を革にするという発想もとてもおもしろい。
ライバルも登場し、比較的淡々と冷 -
Posted by ブクログ
ネタバレ靴擦れして疲れていて、テレビでふと見たのが靴職人で
というのがわかる感じ。
陽子さんが仕事に点数つけて欲しがるのも
良くないことだろうけれど気持ちはわかる。
100点の靴と言っても、人によって違うから答えはひとつではない。
”完璧な靴”ならマシンメイドでいいというのも納得した。
ほかほかの履き心地という形容が好き。
ハンドソーンマッケイ製法というのを知らなかったが
手が小さい方が有利で、だから男性で手が小さい方で
欠点に数えられがちかもしれないところが利点になる
というのが良い。
技術はいい靴のための手段で
技術のための靴であってはいけない。
技術を残すのは職人だけではできない、
靴を愛す -
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ネタバレ「君のセンスと実力を見たい」と言って、詳細のリクエストをしてくれない客。
実際いたら迷惑この上ない。
自分の好みを言わない癖に、好みじゃないものが仕上がってきたらあの靴屋は駄目だ、と言いそうな
上から目線の客である。
黙って持ち帰ってレントゲンまで撮って
ステッチが多いという意味のわからないクレームを
つけにくるところが気持ち悪い。
理由を聞かせろというだけだからクレームのつもりは
なかった可能性もあるが、それにしても
医者だからと言って靴のレントゲンを撮るのは
私的利用ではないのだろうか。
基本的に履かないつもりで頼まれて、
仕事中に履いてもらえるようにローファーを作るところが良い。
「 -
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広告で
なんとなくよんでみたら意外と面白かった。日常生活でありそうな展開でこの二人の勘違いてきな考えも面白い。お互いに徐々に興味を持ち始めこの先名前もゲットできれば😏
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異国情緒
登場人物はもちろん会話に使われる言葉ややり取り、建物や街の描写、なにもかも異国情緒にあふれていて、雰囲気が楽しめる作品。人物の個性も一人一人たっていて、読みごたえがありました。
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ケンタウルスのいる日常
他の方も書かれてますが、ケンタウルスってなんだ?!と思いつつ、作者さん買い。
ほのぼのした日常、友情やBL要素もあって楽しく読みました。
ケンタウルスのケンタロウはじめ、登場人物が皆好い人なんだよね。世界が優しい。
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名前
『はたらけ、ケンタウロス!』を読んでからこちらを購入。
読んでおいて良かった。
彼らの名前の持つ重み、意味をわかった上で読むととても切ない。
他のケンタウロスたちの物語も読んでみたい。 -
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現代を満喫する主人公たち
現代のレジャーに挑戦していく光源氏と頭中将。やはり二人ともスッペクが高くて何気にうまくこなしながら、感動したことを歌にして詠むところがいつのもパターンですが面白かったです。後半は、二人がどうして物語の世界から現実の現代に来たのかの謎に触れます。光源氏たちは元に戻れるのでしょうか。気になります。
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Posted by ブクログ
「しゃばけ」という人気小説を原作とした、漫画アンソロジー。
色々な漫画家が書いているのに、作品世界がブレない。
私は読んだことがないが、原作が確固たる世界を持っているのでしょう。
マンガ家達が実力者揃い。
皆この小説のことを愛しているのだろう。どの人も楽しんで書いているのが伝わってくる。
(そして、鳴家という小さい鬼たちは、どの漫画家が描いても、かわいい。)
話としては、「仁吉の思い人」(みもり)が面白かった。
人情時代劇、輪廻転生の千年ドラマ、満たされない想い満載の恋愛、と、とにかくロマンチック要素抜群で、ぐいぐい引き込まれた。
「ドリフのゆうれい」(鈴木志保)のクールな絵。素晴らし